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デカレンジャーロボの編集履歴

2023-12-23 17:06:27 バージョン

デカレンジャーロボ

でかれんじゃーろぼ

デカレンジャーロボとは『特捜戦隊デカレンジャー』おける巨大ロボのことである。

スペック(データ)

全高45m
全幅32.5m
胸厚16.7m
重量4600t
最高速度220km/h
出力1500万hp/t
テーマソングビルドアップ! デカレンジャーロボ(歌:高取ヒデアキ)

概要

パトストライカーパトジャイラーパトレーラーパトアーマーパトシグナーの5台のデカマシンが合体することで完成する巨大ロボ。英名は『デルタスクワッドメガゾード』

主に対怪重機&対巨大アリエナイザー用に使用される。

従来の戦隊ロボにおける集合コクピットは存在せず、デカマシンの時と同様単独コクピットを介して操縦する。合体口上は「特捜合体!」、合体した際の口上は「ビルドアップ!デカレンジャーロボ」で、後者は高取ヒデアキの歌うテーマソングの曲名になっている。


合体する際にはパトストライカーがストライカーアームで両サイドのパトアーマーとパトシグナーを掴んで両腕を形成、足のジョイントを展開して起き上がったパトレーラーとパトジャイラーと合体。最後にパトストライカーの後部が展開し、ストライカーアームや各部武装を一旦収納する事で合体完了となる。

なお、足が合体する際にはパトストライカーが垂直に落ちて来たようにしか見えないが、両腕を使ってジャンプしたと考えるのが自然。


武装は元のデカマシンのものが使用可能(武装の項参照)。

勝利すると「Got you!」というセリフと共に親指を立てる

敵の攻撃を横跳びやローリングで回避しながらの銃撃(この場面は流石にCG処理だが、それでも「作品の様式美」であることには変わりない)もお手の物で、デカレンジャーロボを印象付けるシーンといえる。しかも手先もなかなか器用でガンスピンをしながら、シグナルキャノンをパトレーラーの格納庫に収納して見せたことも。

口元にはインカムがあり、これでアリエナイザーへ警告を行う事もある(シグナルキャノンでの威嚇射撃が行われる場合もある)。


地球署のものは第1話にてパトストライカーにジョイントがセットされ、スワンによって調整が行われる予定だったが、4体のデカマシンではファンクラッシャーを相手に戦う事ができず、デカレッドがぶっつけ本番合体を敢行する事ではじめて地球にその雄姿を現した。スワン曰く、もし失敗した場合は何百tものマシンが激突してしまうので大破の恐れがあったとの事。


エージェント・アブレラとの最終決戦では怪重機アブトレックスの攻撃で大破してしまうが、『マジレンジャーVSデカレンジャー』で再登場したことから、修復もしくは新しい機体が配備されたようだ。


武装

シグナルキャノン

信号型の銃で、パトレーラーに収められており、非合体時にはパトレーラーの主砲となる。

エネルギーをフルバーストして5、4、3、2、1のカウントダウン後に『ジャスティスフラッシャー』を撃つことが可能。基本的にカウントダウンはそれぞれの数字に対応したメンバーが行うが、Episode.12では保護対象のオカーナ星人エイミーを危険に晒されて激怒したデカピンクが他のメンバーのカウントまで奪ってしまった(デカマスターがパトシグナーの運転代行をした際には5の部分をデカマスターが読み上げている)。この他、話によってはカウントダウンや技名の読み上げがないことも。

また実弾だけでなく、冷凍波、放水やキャッチロープを射出しての拘束も可能。


ジャッジメントソード

パトアーマーのライトフラッシュ発生装置とパトレーラーに収められている刀身を合体させて完成する。

空中へ飛び上がって急降下切りを決める『フライングクラッシュ』(第2話では宙返りしながら発動)と強化版である『ジャッジメントクラッシュ』が使える。

通常の戦闘でも使用。


ジャイロバルカン

パトジャイラーのプロペラに装備されたバルカン砲。


ジャイロワッパー

パトジャイラーの両翼に装備された巨大手錠。

巨大化したアリエナイザーの捕縛に使用し、空間転送の機能もある。


ライトフラッシュ

パトアーマーに搭載。

青白い閃光で周囲を照らしたり、敵への目くらましなどに使用。


サインボード

パトシグナーに搭載。

アリエナイザーへの警告や交通整理、判決時に使われる。


強化形態

ライディングデカレンジャーロボ

デカバイクにデカレンジャーロボが跨った状態(ただし、足部分はデカバイクに合体する構造となっているが、劇中で足を稼働させるアクションを表現する際には通常のデカレンジャーロボと同じ配置になる)。

高機動の怪重機にも迫るスピードと、優れたライディングテクニックにより、障害物の突破や怪獣機を追跡しながらの銃撃を得意としている。

元々はEpisode.23で、デカレンジャーロボが無理にデカバイクに跨ったことで誕生した形態なのだが、デカバイク側にはハンドルやブレーキなど明らかにデカレンジャーロボが乗ることを想定していたであろうパーツが確認できる。

必殺技はデカバイクのパトエネルギーを加えて強化した「ライディングジャスティスフラッシャー」

のちにスーパーヒーロー戦記にも登場した。


ミニプラでも合体が再現可能である他、放送当時にはバンダイからラジコン版が販売された(コントローラーはブレスロットル型)。


スーパーデカレンジャーロボ

デカバイクロボと合体した形態。


デカレンジャーロボフルブラストカスタム

レスリー星のデカマシン・ブラストバギーを武装した形態で、劇場版に登場。右腕には大型の火器・ブラストランチャーを、左腕には先端に刃を装備した盾・ブラストシールドを装備しており、怪重機を複数纏めて殲滅できるほどの火力を誇る。

ちなみに『宇宙統一規格』で設計されているため、合体が可能となっているが、コミカライズではデカウイングロボとは高火力同士のために暴発する危険性も含め合体できない(実際、交戦したキラータンク相手に大半が量産された無人機とは言え1撃で撃破しておりオリジナルも無人機数機を貫通してそのまま吹き飛ばしてしまう程の火力を持っている)。

必殺技はシールドを支柱に回転撃ちを行う「スピニングブラスト」、ブラストシールドとブラストランチャーを組み合わせて放つ「フルブラストランチャー」

ちなみにスーパー戦隊の劇場版ロボでは珍しい「追加戦士まで揃って操縦するタイプの機体」となっている。


余談

199ヒーロー大決戦ではライブロボターボロボ、昭和最後と平成最初の1号ロボとの連携も披露。いずれもデカレンジャーロボに合わせてか剣ではなく、銃を用いている。

射撃を得意とする冥府神サイクロプス相手に往年のようなガンアクションで大立回りを見せた。


特捜戦隊デカレンジャー10years afterではデカブレイクが遠隔操作する形で登場した。遠隔操作としたのは本作におけるデカレッドはファイヤースクワッド仕様ゆえにデカレンジャーロボのコクピットのバンク映像が使えないことゆえの苦肉の策であろう。


スーパー戦隊レジェンドウォーズではデカレッドのレジェンドカードとデカレッド バトライズモードのビクトリーカードのスーパースキルで登場。どちらもメイン必殺技のジャスティスフラッシャー…ではなく、サブ必殺技のジャッジメントクラッシュを使用。ビクトリーはテレビシリーズ最終回でのブルーフィニッシュ、グリーンフィニッシュ、ツインカムシュート、必殺拳ソニックハンマーにデカレッド バトライズモードのバトライズファイヤードライブを加えたものを放った後に繰り出す。


玩具版

緊急車両をモチーフとしたロボットだけあり、ビクトリーロボにさえ搭載されていなかったライトアンドサウンド機能をDXギャラクシーメガ以来久々に取り入れつつも大幅にパワーアップ。機能としてはパトストライカーのパトランプと脚部に音声と電飾を仕込むというもので、振動を感知して合体音、ボタンになっているナンバー部分を押す事でサイレンが鳴るという形式になっている。ただし、残念ながら、仕様上光る部分は本体と脚部のみであり、両腕のサイレンや頭部分のサイレンはギミックがない。

ジャッジメントソード、ジャイロワッパーの合体機能も再現しており、シグナルキャノンも付属している。

また、劇中同様にデカバイクロボやブラストバギーとの合体の他、テレビでは実現しなかったデカウイングロボとの手足の交換も可能である。

てれびくんの懸賞でのみ入手できたDX版の色違いであるブラックバージョンも存在する。


DX品以外ではミニプラ版やガシャポン版として「特捜戦隊デカレンジャー カプセル合体デカレンジャーロボ」も発売された。

ミニプラ版はライト&サウンドギミック以外はDX版同様に武装の展開が可能。足の可動範囲は広いが、現在のミニプラと比べると塗装やシールは控えめ。もちろんDX版のようにデカバイクロボやブラストバギー、デカウイングロボとの連動も可能。


海賊戦隊ゴーカイジャー』放送時にはジョイント合体シリーズから販売された。

ロゴこそDX版の流用だが、増築されたジョイントを用いて単品や他のジョイント合体シリーズとのオリジナル合体ができる完全な別物となっている。


スーパーロボット超合金シリーズからは劇中のプロポーションを完全再現した『スーパーロボット超合金 デカレンジャーロボ』が登場しており、デカゴーカイオー用のパトストライカーも付属。

腕の可動範囲が増えた事でローリング射撃や横っ飛び射撃の再現が可能になった他、パトシグナーのサインボードも劇中通りに垂らすことが可能に。ジャッジメントソードも個別で収録されており、DX版に存在していたパトレーラーの収納ギミック再現用の折りたたみネジを気にする必要がなくなった(ライトフラッシュも付属)。

残念ながら発光とサウンドギミックは無し。アクション/発光/サウンドの両立は難しいようだ。


関連タグ

特捜戦隊デカレンジャー 戦隊ロボ


風のシズカ:強化形態の風のスーパーシズカにはデカレンジャーロボの意匠がある(厳密にはその名残があるといった方が正解)。


パトカイザー:後輩の警察戦隊のロボ


歴代1号ロボ

アバレンオーデカレンジャーロボマジキング

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