ふしぎなおくりもの
ふしぎなおくりもの
「ふしぎなおくりもの」とは、ポケットモンスターシリーズで通信によって特別なポケモンやアイテムを送る機能の1つ。
概要
公式イベントによって、特別なポケモンや道具を受け取る機能の1つ。
詳しくは世代別に解説するが、現行世代と同様のシステム(Wi-Fi(Wi-Fiコネクション)を利用したシステム)が確立されたのは第4世代からとなる。(ポケモンWikiより引用)
注意事項・余談
※新世代が出る度に仕様が少しずつ変化しているため、シリーズ順に変遷(仕様の変化)を解説する。(一部の文にあるものについてはポケモンWikiにも一応近い感じの切り口での解説があります)
世代別の違い
- 入手手段の形態については多種多様な方法がある。第2世代とそれ以降で機能は大きく異なる。第2世代の場合はソフト同士の通信であるのに対し、第3世代以降は公式イベントや外部機器(実際には【タイトル名】とデータ配布専用とタイトルラベルのシールにROMデータ入りの業務用GBAカートリッジを差したGBA本体にワイヤレスアダプタなどで従業員と通信する)との連動で配布物を受け取る手段になっている。第7世代まではポケモンセンター(当初はフレンドリィショップでの受け取り)などで配達員に話しかけるとポケモンや道具を受け取れた。(本世代まではオートセーブは行われない)シリアルコードとあいことばも本世代からの導入である。公式イベント以外ではポケモンレンジャーとも通信できる本編ソフトも存在する。その他、特別体験版を利用することやアニポケのデータ放送(テレビ東京系列のみ)など入手経路が増えている。
- 第8世代からは『おくりもの』の利用開始前にマイニンテンドーのアカウントと本体のアカウントの連携が必須化となった。同時に剣盾ではダイマックスアドベンチャーを、第9世代のSVではテラレイドバトルといったレイドバトルのイベントデータを受け取れるようになった。
- 厳選(いわゆるリセマラ)に関しては、第8世代以降はオートセーブ機能の実装に伴い不可能になった。しかもオートセーブをオフに設定してもこの機能関連では接続の度に強制的にセーブが行われる。『おくりもの』の受信完了直後に空きがあれば直接手持ちかボックスに、どうぐはバッグ(リュック)へ送られる。
- ニックネーム変更の仕様関連については、第8世代以降はプレイヤー(セーブデータ)とトレーナーIDと親名の組み合わせが一致しない他人からもらったポケモンでも一度だけニックネームをつけることが可能となったが、ここで配布されたポケモンについては一度も変更することが出来ず変更不可になっている。
- 使用済みと未使用コードが『おくりもの』専用の鯖でしっかり管理されており、シリアルコードの仕様によっては、複数かつ、コード(シリアルコードを印字したカードや公式サイトなどの掲示ページなどに表で指定される『おくりもの』が複数種類あり)が提供される事もあるが、『おくりもの』が異なるコードであってもひとつのセーブデータに片方の『おくりもの』しか受け取りする事ができないようになっている場合もある。(そのもう片方の未使用コードを入力確定後に使用済みとして鯖にて弾かれ(受付を拒否)て受け取り済み状態と同じエラーを返す仕組みになっている。この場合は別のユーザー或いは同ユーザーかつ、別バージョンのセーブデータでは受け取り可能である)
- ブロックルーチン(いわゆる色違い弾き)がソフトのゲームデータにて設定されている野生のポケモン色違いがこの『おくりもの』として出る事もある。
余談
- 没になったおくりものも存在する。(詳細は本編シリーズのDPtやBDSPなどの記事へ)
- 新たなシリーズが出るごとに『おくりもの』の受け取りアニメーションの表現が異なる。例えば、LEGENDSアルセウスではプレゼントボックスのデザインが葛籠になっていたりと作品の時代設定を意識しているものになるなど様々な形に変化している。ポケモン以外の場合はプレゼントボックスの中からクラッカー(その効果音)とそのリボンが飛び出すアニメが流れるが、アイテムの受け取り時では中身が空っぽのまま(箱の中が発光するだけ)で、それらが飛び出すようになっている。
- シリアルコードは共通と異なるシリアルコードで配布(公式大会の参加賞等やセブンイレブン等のスタンプラリーといった有料参加条件等のイベントのものも含む)の2種類がある。(共通シリアルコードは配布したものに因んだローマ字にしたキーワード(数字にそっくりな英字【i】→【1】などに置き換えて読む感じ)になっている)※いわゆるそういう小ネタを仕込んでいる。