CV:冨永みーな
概要
バッドエンド王国の幹部の一人。
初登場は第5話。
姿は見ての通りのステレオタイプな魔女。語尾に「~だわさ」とつけるのが特徴。
『おばあちゃん』扱いされることにコンプレックスを抱いている。
努力や善意を否定しあざ笑う陰湿な性格だが、後述の交番の件といい、歳のためか何かと間の抜けた行動が多い。
特に最近ではわざわざ並んでまで買いに行った飴が自分の目の前で売り切れたことでバッドエンド空間にするなど、腹いせとも言える行動が目立つ。
空飛ぶ箒や水晶玉など、いかにも魔女らしいアイテムを所有している。
また、様々な道具を開発する能力を持つ。しかしどれもこれもネーミングが直球なせいで「そのまんま」「センスがない」と言われてしまっている(確認されているだけでもウルフルン、アカオーニ、あかね、なおの4人にツッコまれている)。
そしてそれらは毎回アクシデントで紛失、幸か不幸かプリキュアたちの手に渡り、騒動を起こすことになる。
さらになくした道具のありかをなんと交番でお巡りさんに聞くという、悪の組織の幹部とは思えない行動をとっている。
お巡りさんも割とノリノリで応対しているため、ついにはポリマジョというタグまで出来てしまうことに。
20話現在、開発したものは以下の通り。
登場話 | 概要 | |
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イレカワール | 第8話 | 指にはめたもの同士の人格を入れ替えてしまうペアリング。自力ではずすことは出来ない。アカオーニのクシャミで吹っ飛ばされて、みゆきとキャンディの手に渡った。 |
モトニモドール | 第8話 | イレカワールを外すことが出来る薬。イレカワールに直接振りかけて使う。キュアサニーに奪回される。 |
チイサクナール | 第11話 | 打ち出の小槌をモチーフにしたと思われる小槌。何かにぶつけると光を発し、その光に当てられたものを小さくしてしまう。もう一度光を浴びると元に戻る。アカオーニがハエ叩きに使用し、投げつけてプリキュアの手に渡った。 |
ツマラナクナール | 第17話 | 首輪。付けてしまうと名前の通り、言う事がすべてつまらなくなってしまう。今のところプリキュアの手に渡ってない発明品。 |
ミエナクナール | 第20話 | カメラ。撮影された対象者自身と、対象者がそのとき身に着けていたもの(服やカバン及びその中に入っていたもの)が見えなくなってしまう。透明になったものは透明になった人物だけが見ることができる。もう1度撮影すると元に戻る。予備も含めて2つ存在する。2つともウルフルンに捨てられて、プリキュアの手に渡った。 |
このように三幹部の中で頭脳面では長けている。
また、マジョリーナの呼び出すアカンベェは、分身するもの、タンポポや公園の遊具のように小さいもの、通天閣を媒体にした巨大なもの、二体同時召喚、ミエナクナールで透明化するなど、トリッキーなものが多い。
ただし、戦闘面で巻き込まれることが多く、みゆきに雪玉をぶつけられて倒れたり、サニーの渾身の体当たりをもろに喰らったり、アカンベェが喰らった空き缶にさらに自分自身も喰らうなど散々な目に遭っている。
老婆であるから体力がなさそうだが、その活動は結構活発であり、高い所から飛び降りても平気な位の足腰は持っている。
各話での動き
第10話では開発の最中、空腹に耐えかねたウルフルンを放置せず、乱暴ながらもグルメ雑誌を渡すといった一面が見られた。
第14話ではおやつに飴を食べようとしたのだが飴の入った壺が空だった為、その時偶然テレビで見かけた『納豆餃子飴』を求めて大阪へ出向く事に。しかし、残念ながら購入しようとした直前に売り切れてしまった。
その腹いせにバッドエナジーを吸い取り、通天閣をスキャンしたアカンベェを召喚した。大阪弁で喋るシーンも。
翌第15話でようやく念願の『納豆餃子飴』を購入出来た模様。そのうちの1個をウルフルンにプレゼントしたが、彼には大不評だったらしく罵声を浴びせられたマジョリーナは「もうお前にはプレゼントはやらない」と怒った様子だった。
20話でもキャンディの鼻を惑わすために使用している。
第17話では七色ヶ丘商店街で行われるお笑いコンテストにゲストとして参加するFUJIWARA、特に一兆のギャグを持つと言われている原西を恐れていた(笑顔にされるとバッドエンドにできなくなるため)。
そこで、FUJIWARAがギャグを披露しようとした瞬間に首元へ「ツマラナクナール」を投げつけ、バッドエナジーを採取した。しかし、FUJIWARAの二人には笑顔にしたいという気持ちが強かった為とサニーの励ましによりバッドエンド空間から抜け出され、ツマラナクナールも粉砕されてしまった。
第20話では自身が開発したミエナクナールをウルフルンに捨てられてしまい、探しに行く事に。その際、交番のお巡りさんに会う事もすっかり定番になった。
自分自身にミエナクナールを使ってプリキュア達にいたずらをしたり、召喚したアカンベェにも使用してプリキュア達を窮地に追いつめたがキュアビューティの雪を積もらせる作戦+レインボーヒーリングにより、敗れ去った。その後バッドエンド王国に戻り、ミエナクナールの予備を探していたがそれもウルフルンに捨てられてしまったらしい。
第23話では他の幹部らと共にプリキュアと直接対決。予告ではキュアマーチと戦う姿が映っていたが、あれ、なんだかいつもよりも若々しく見えるような・・・
そして、期待通り若きマジョリーナ様降臨!!→若いマジョリーナ・ビジョリーナ
道具など使わずに、バッドエナジーを吸収・増幅していきなりパワー溢れるあの頃に戻ってしまわれた。その気になれば簡単だったのだろう。
妖しく、しかも巨乳のグラマスな魔女の姿。声も色っぽく若々しく変化。
しかも大量分身という、まさしくマジョリーナ萌えである。*スーパーマジョリーナタイム*と言っている人まで。「踏まれたい」と思った人もいるかも。
結局、キュアマーチのマーチシュート乱れ撃ちにより倒されてしまったが
続く第24話にて他のバッドエンド王国のメンバーと共に生存していたことが明らかに。
元の姿に戻っていたが、またこの姿が見られる事を期待したいところ。
26話では七色ヶ丘商店街のお祭りに参加。プリキュアに対抗意識を燃やして様々な屋台に挑むも、どれもこれも自分の望む結果にならず、腹いせにアカンベェを呼び出した。しかし、射的では一番の大当たりであるグアム旅行を当てており、傍から見ればかなり羨ましい結果を出している(本人はガムと聞き間違えて「ガムより(納豆餃子)キャラメルが欲しいだわさ!」と文句を言っていた)。
初登場シーンでねるねるねるねを思い浮かべた人も多いのではないだろうか・・・とか言ってたら前述のイレカワールとモトニモドールの説明の際、本当にテーレッテレーしてしまった。さらに26話ではりんご飴を食べた際、明らかにこのCMを意識した声のトーンで「うまい!」と言ったりもしている。
中の人ネタ
中の人が磯野カツオなため、「キュアピースのじゃんけんに対するサザエさんからの刺客」とかいうネタもある。
実際、5月6日現在でマジョリーナ出撃回におけるサザエさんの勝敗数は3勝1敗1分であり、ますますサザエさん側のスパイ疑惑が濃厚になっている。→日曜ジャンケン戦争
もう一つ中の人に関して言えば、かつてはスタジオぴえろの魔法少女シリーズの主人公速水ペルシャだった。