概要
『ウルトラマンタロウ』の対怪獣組織であるZATの小型特別捜査車両。
車体前部の球体型のレドームに高性能レーダーを搭載しており、主にパトロール用途に使われた。怪獣に対する武装も施され、対怪獣レーザー、バズーカ、放電装置を搭載。また見かけによらず強固な装甲を持つ(しかしガラスは脆い)。
昭和感あふれる奇抜なフォルムから大きいお友達から「昭和の痛車」と揶揄されることも。
さらに名前を直訳して「ウサギクマネコ」といよいよ何なのか分からないと揶揄されることもある。
ベースとなったのはバモスホンダことホンダの初代バモス。『ジャンボーグA』のバモスI世・II世に次ぐ抜擢となった。
小説『ウルトラマンメビウス アンデレス・ホリゾント』の第4話『怪獣使いの遺産』では、メイツ星人に関する調査を行うにあたって調査車両を必要としたハルザキ・カナタの要請でGUYSのアライソ整備長がレストアした同車が登場した。
アライソによると現役時代は子供たちに人気でパトロール中に近寄られて隊員が困ったこともあるらしい。
ヒビノ・ミライからも「かわいい車」と好評だったものの、ポインターやマットビハイクルを期待したカナタは一目見た瞬間に「うっ」と呻き声を発し、言葉を選びながらも抵抗を示し続け「なんというか、ラビットパンダは自分には似合わないのではないか」と搭乗を拒否。アライソが試作したガンブレイバーでの出動となった。