データ
全長 | 4.1m |
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全幅 | 1.6m |
重量 | 0.94t |
速度 | 185km/h |
乗員 | 2名 |
概要
MATが主にパトロールに使用する特捜車両。ベース車はマツダ・コスモスポーツ後期型(L10B)。
天井部分に緊急走行用のパトランプがついているほか、30連装ロケットランチャーを装備することで戦闘に参加することも可能。後に坂田健が考案したスタビライザーが装備された。
第32話では迷彩塗装された車両が登場した。
『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』
第25話にてジャックの愛車として登場するが、この世界には防衛組織としてのMATは存在しない(同名の組織は存在する)為、ベース車の「マツダ・コスモスポーツ」名義としての登場となった。
アルカリ体質のホタルンガ用の秘密兵器としてビールを詰め込んだクーラーボックスを事件現場まで輸送した。
余談
本来の英語であれば「マットビークル」となるところだが、スタッフがビークル(Vehicle)をビハイクルと読み間違えてこの名前になったとされる。
第1話とスチール写真に登場するマットヒバイクルのみ車体側面のMATのマークが小さくなっている。この車両のみ前期型(L10A)をベースとしていると解説する資料もあるが、ホイールベースなどの特徴から後期型の初期車両ではないかといわれている。
迷彩塗装は車体全体をダークグリーンに塗装し、上からカーキ色のステッカーを貼っているとされている。
『ウルトラセブン』第40話にもコスモスポーツが登場しているがこちらは放送時期からして前期型であり(後期型が発売されたのは1968年7月で第40話の放送後)マットビハイクルとは別の車両である。
過去にはトミーからマットビハイクルのトミカが発売され、後にベース車を同じくするNERV官用車が販売された。
わざわざコスモスポーツを『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場させたのは庵野秀明監督が『帰ってきたウルトラマン』の大ファンだったからだと思われる。
『ガールズ&パンツァー』のドラマCDでは自動車部がレストアしたコスモスポーツを阪口桂利奈が「帰ってきたウルトラメンのマッドビハイクル」と呼ぶ場面がある。