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檜山の編集履歴

2024-02-04 12:36:27 バージョン

檜山

ひやま

日本の地名、人名。ここでは北海道の振興局について扱います。

概要

日本の人名、地名。実在人物やキャラクター名などは表記揺れ記事である桧山に記述する。


檜山振興局

北海道に14ある支庁(振興局・総合振興局)のうち、面積・人口とも最小の振興局。渡島半島日本海側を管轄する(ただし、北海道最南端の松前町と、元々檜山管内に属していた熊石地域を合併した八雲町は渡島に属する)。


日高振興局と並び、管内に町しかなく市が一つもない振興局。佐賀県よりやや広い地域に約3万人が居住する。2006年の熊石町合併により分断され、北部と南部に分かれた。絶大なネームバリューを誇る函館を擁する渡島と違い観光客も少なく、何かと地味な土地柄であるが、渡島と並び道内ではもっとも早く拓けた地域で、北海道の歴史の中では重要な地域である。


振興局名は江戸時代に"ヒノキ"の産地として名高かったことから。檜山地域を含む北海道にヒノキは産しないが、これはヒノキアスナロ(アスナロの変種)のことである。ヒノキアスナロは青森県が自生の中心で、檜山地域は分布の最北端である。


属する町

北部

  • せたな町

瀬棚、北檜山、大成の3町の合併により誕生。海岸線は奇岩が連なる。町名は合併前の旧瀬棚町に由来するが、役場は北檜山町のものを使っている。


  • 今金町

内陸にある農業の町。男爵いもが有名。冬は降雪量が多い。瀬棚郡に属するが、せたな町は合併の際久遠郡を名乗ったため、瀬棚郡にせたな町は所在しないということになった。


北海道の日本海側で最大の島。北海道南西沖地震で壊滅的被害を受けた。地理的にはせたな町の沖合に位置するので北部に分類しているが、瀬棚港と結ぶフェリーは廃止され、今は江差と結ぶ航路しかない。


南部

  • 乙部町(おとべ)

檜山南部の北にある町。海岸線沿いは「シラフラ」と呼ばれる巨大な白い断崖がそびえ立ち、内陸は丘が連なっている。


  • 江差町

振興局所在地。江戸時代から明治時代にかけて北前船ニシン漁で栄えた港町で、蔵や商家が並んでいた街並みは道路拡幅で面影が薄れたものの、「いにしえ街道」として再整備された。江差追分開陽丸で知られる。


  • 厚沢部町(あっさぶ)

内陸にある農業の町(今金町よりは海に近い)。メークインが有名。冬は降雪量が多い。


  • 上ノ国町

檜山の南端に位置し、中世松前氏の祖先が道内進出の礎を築いた地。アイヌとの抗争と共存の歴史を物語る史跡が残る歴史ロマンの地である。夷王山山頂からは日本海と上ノ国市街を一望できる(メイン画像)。


番外・旧熊石町

アワビやウニが名物の漁師町。八雲町と合併したが、歴史的には檜山地域との関係が深く、江戸時代には松前地(蝦夷島における和人居住地)最北端であった。


関連タグ

石狩 上川 日高 空知 十勝 宗谷 釧路 留萌 オホーツク総合振興局 根室

北海道 道南

東: 渡島

北: 後志

南: 渡島

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