漢字でGO!

かんじでごー

「漢字でGO!」は、漢字の読みを答えていくクイズゲームである。

概要

次々と出題される漢字の読みを入力していき、全問正解を目指すことが目的のクイズゲーム。

制作はみせる(Micelle)氏。全体的にクイズ番組「ネプリーグ」のファイブツアーズを強くオマージュした作りとなっている。

2023年05月24日に自作ゲーム公開サイトPLiCyにて公開された。

2023年11月26日にはぬか漬けパリピマン氏の協力の下、念願のアプリ版がリリースされた。

2023年12月には『PLiCyゲームコンテスト2023』カルチャー＆アカデミー部門にて金賞を受賞。

最新バージョンは1.0.8.3e β、Android版は1.0.8β、iOS版は1.0.7β。

(2024年3月17日現在)

「メイン」「カジュアル」「ラッシュ」「エクストラ」の4種類のモードがあり、オプションでステージや残機、ジャンルの封印や入力猶予時間等を変えられる。

本家同様幾つかのステージがあり、現在は「デフォルト」「アクア」「スカイ」の３種類から選べる。尚ステージの違いで出てくる漢字に差は無い。

現在、出題された問題の左下に其々の漢字毎にIDが表示されるようになっているが、ラッシュモードにて実装された新機能と連動する仕組みとなっている。

レベル

出題される漢字の難易度の目安。

時折高いレベルに相当する漢字が低いレベルで出現する事もある。

レベル1…漢検10～6級相当。小学校で習う漢字を中心に出題される。
レベル2…漢検5～3級相当。中学校で習う漢字が中心となる。
レベル3…漢検3～2級相当。高校で習う漢字が中心となる。
レベル4…漢検準1級相当。一般的にひらがなで書かれる物の漢字表記が多くを占める。
レベル5…漢検1級相当。難しい地名の当て字や動詞等、此処から一気に難易度が跳ね上がる。
レベル6…漢検配当外の漢字を中心に出題される。古語や異体字等、日常生活に於いて先ずお目に掛かる事の無い漢字が殆どを占める。
レベル7…漢検配当外漢字は勿論、想像を絶する国字や則天文字、将又チュノムや元素の漢字表記等大凡この世の物とは思えない漢字が出題される。

モード

メイン

漢字でGO!の要となる、最大16問の漢字を解くモード。問題数は7、10、16問の中から選べる。

難易度は「ノーマル」「ハード」「ゲキムズ」「ヘル」の４つから選べる。

ctrlを押すと＋が付き、設問数制限が撤廃され難易度が上昇する。(ヘルを除く)

また、ヘルモードを制覇するとクリア演出が少し変化し、専用のメッセージが表示される。

カジュアル

お題に沿ったテーマで全10問を解くモード。選べるテーマは以下の通り。

・ベーシック

・バラエティ

・鬼・バラエティ

・一文字

・四字熟語

・国・都市の名前

・虫の名前

・水生生物の名前

・植物の名前

ctrlを押すと＋が付き難易度が１段階上昇する。(ベーシックを除く)

ラッシュ

全て同じレベルの漢字を最大16問連続で解くモード。

メイン同様、問題数を7,10,16問から選べる。

1～6ラッシュから選ぶ事ができ、7ラッシュは存在しない…………が…？

・ID確定機能

1.0.8.3a βより実装されたラッシュモード限定の新機能。

漢字毎のID(左下に薄く記載されている)を指定することで出題される漢字を固定する事ができる。指定したIDから連番で指定することも可能。新問の回収や間違えた漢字の御浚等で迚も役立つ機能となっている。

詳細設定からオンオフ切り替え可能。(デフォルトはオフ)

エクストラ

漢字だけに囚われない問題を解くモード。

ジャンルは現在「数字アタック」「英語アタック」「元素記号」の3つから選べる。

メイン同様問題数を7,10,16問から選べるが、問題数選択画面で左右キーを押すことで難易度を変更でき、最初から最終問題レベルの難度でプレイすることも可能になった。

余談だがエクストラを選択すると左上のロゴが『漢字でGO?』に変化する。

・数字アタック

表示された四則混合の計算式を解き、数字を入力して答えるモード。

時折「ロ+88=99」の様に逆算を求められ、ロの中の数字を導き出す問題も出題される。

このモードのみ難易度上昇システムが異なり、問題数が多ければ多いほど難しくなっていく。

また、1.0.8.3a βアップデートにより新難易度Lv7.0(ヘル相当)が追加。

珠算式暗算をマスターしていないとまともに太刀打ちできないレベルの鬼難易度となっている。

・英語アタック

表示された日本語の単語を英訳するモード。

本家に準えると「イングリッシュブレインタワー」に近い。

ほぼ全問に文字数指定と(英熟語を除き)頭文字が指定されており、スペルミス無く入力しなければならない。

・元素記号

表示された元素名の元素記号を答えるモード。

出題範囲は水素からオガネソンまでの全118元素。

レベルを進める毎にポピュラーな元素からマイナーな元素へと移り変わる。

大文字小文字による正誤判定はされないので全部小文字で入力しても構わない。

登場キャラクター

殆どのキャラ名は『漢字でGO!』グッズ公式とローディング画面にて判明。

キャンドリー

デフォルト第1ステージ・菓子峠の世界に住む、飴玉と鳥を掛け合わせたような生き物。Twitterの『漢字でGO!』開発のアイコンにも描かれており、このゲームの顔たる存在。

古典インク

デフォルト第2ステージ・古書館の世界に存在する、魔力が込められたインク瓶と万年筆。ホルスの目らしきものが描かれている。名の元ネタは没食子インクの別名から。

VT-lvk01S

デフォルト第3ステージ・電脳街の世界にて飛来する、2基のサブドローンを携えた円筒状のドローン。デザインは真空管が元ネタで、名称は『漢字でGO!』の問題を入れているフォルダ名に因む。

破損データ

デフォルトFINAL・嵐氣流の世界にて待ち構える、デフォルトステージのボス。赤色のホログラムでできた幾何学的な姿をしており、元の姿がどんな物であったかは不明。ネーミングについてはノリで名付けたとの事。

アッシュ

アクア第1ステージ・珊瑚礁の世界に住まう、如何にもサーファーといった見た目の海星。菓子麺麭(棘皮動物の一種)に乗っている。名の元ネタは海星の学名(Asteroidea)から。アッシュは愛称で本名はアーサー。

シデンクラゲ

アクア第2ステージ・蒼海晶の世界を漂う、体から電気コードの生えた海月。紫色の電撃を放つ他、頭頂部に稲妻のマークがある。背景の結晶は彼らの電撃によって生成されたものらしい。

覇流鬼華丹亜

アクア第3ステージ・淪没城の世界に鎮座する、背中から棘を生やした４本足の鎧武者。読みと元ネタは共にハルキゲニア。

ミジンコ

アクアFINAL・大深灜の世界に佇む、アクアステージのボス。字面通り水蚤を真正面から見た様な姿をしており、画面に収まりきらない程傀きい。もうちょっとマシな名前は無かったのか。

ピョコまる

スカイ第1ステージ・椰子島の世界に生息する、スカーフを巻いた兎。かわいい。最初は白い毛玉の様な状態で現れる。

レイピオス

スカイ第2ステージ・聖藍雲の世界に出現する、羽の生えた蛇。黒い王冠を被っており、尻尾で掴んだ杖から漢字を放つ。元ネタはアスクレピオスの杖。

UF-lvk67A

スカイ第3ステージ・銀始圏の世界にて襲来する、UFOとドラゴンを掛け合わせたような姿のマシン。変形機能つき。名称にある67はdrのLEET表記。

ツミノカブト

スカイFINAL・彁空間の世界にて待ち構える、スカイステージのボス。角の生えた兜を被った雀鷂(猛禽類の一種)の頭部といった姿をしており、初期のファイブツアーズFINALに出現したボス「鉄仮面」を強く意識したデザインをしている。

マイス

一部のカジュアルモードのボーナスステージ(エリア;ZB)にのみ登場する、アンドロイドの女の子。本名は『物質的実行編集ユニット(Material Inplement Compiler unit)』と言い、昔みせる氏が制作した没ゲームのキャラの並行世界線上の姿であるとの事。ボーナス問題を間違えると憮する。かわいい。