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弦太朗「これが青春の磁力だ!」

概要

フォーゼモジュールの1つ。初登場は第20話。

フォーゼ マグネットステイツ専用武器。他とは異なり直接この武器が物質化する訳ではなく、「Nマグネットスイッチ」のモジュール・Nマグネットキャノンと、「Sマグネットスイッチ」のモジュール・Sマグネットキャノンが合体して完成する。

通常●型スイッチは右腕、■型スイッチは左腕にモジュールを装備するが、マグネットキャノンのみ装着箇所が右肩(N)と左肩(S)になっている。

Nキャノンは根元が赤、Sキャノンは根元が青い事と磁極を除けば形状や機能は同じ。

構成・機能

基本的にはSマグネットキャノンとNマグネットキャノンに分離した状態で両肩に装備されており、フォーゼ自身を土台として砲口「フォースランチャー」から秒速7キロのN、S極の電磁エネルギー弾を放つ電磁投射砲として運用される。肩に装備しているため、ドライバーにセットしたNとSスイッチのレバーとトリガーによって制御・操作を行う。

リミットブレイクを発動するとフォーゼから分離した後キャノン同士が合体することでU字型の浮遊砲台・NSマグネットキャノンとなり、遠隔操作が可能になる。

電磁力の反発を利用することで浮遊し、電磁砲以外にも磁場を操ることもできる。

このためNSマグネットキャノンが存在するのは基本的にリミットブレイク前後のみとなっており、マグネットキャノンの必殺技状態と言える。

接続部付近にある黄色い「クローサービーコン」という通信用ビーコンでキャノンとフォーゼの間でデータリンクを行い、キャノンの姿勢制御情報や速度、周囲の状況といった情報を収集。フォーゼにフィードバックする。

フォーゼから分離している間は上部にある球状のエネルギータンク「フューエルチャンバー」に蓄えたコズミックエナジーで発射するエネルギー弾や加速に必要な電力などを賄っている。

底面にはトラッキング用レーザービームを発振する照準器「ターゲットトラッカー」が配置されており、ロックオンした敵の位置を追尾し、砲撃時のターゲットロックから発射までのタイムラグを最小限に抑える機能を持つ。

ニッケルを主材とした外装「マグナフォーム」は非常に強固に出来ており、高速で衝突させればコーマ・ゾディアーツが作った偽ゾディアーツ程度であればそれだけで撃破する程の威力が出る。メテオストームの「ストームトッパー」による攻撃を受けても損傷する事はなかった。

  • 因みにフォーゼには超剛性金属「アストリウム」や新合金「オービタルチタン」、「ヘリオメタル」と言った金属が存在しているが関係は不明。

必殺技(リミットブレイク)

従来のスイッチとは異なり"Nスイッチの「リミットグレネイター」を操作→ドライバーのレバーを入力→Nスイッチのトリガー操作"で発動する。

ライダー超電磁ボンバー

2つのマグネットキャノンを分離・再合体させてNSマグネットキャノンを形成し、超強力な電磁エネルギー砲弾を撃ち込み、発生した超磁力の空間で捉えた標的の爆散させる。

場合によっては対象が超磁力空間内で圧潰するエグい演出が入ったりもするが、意外にも物理的に防御可能らしくキャンサー・ゾディアーツの甲羅には防がれた。

ライダー超電磁ボンバー・一斉掃射

NSマグネットキャノンと右脚のランチャーモジュール、左脚のガトリングモジュールによる一斉射撃を行う。ヴァルゴ・ゾディアーツに対して使用したが、空間操作能力を持つヴァルゴには通じなかった。

4箇所のモジュール全てを使った数少ない必殺技の1つだったりする。

余談

  • 腕ではなく肩に装備・フォーゼから分離して遠隔操作可能・ON/OFF以外にもスイッチによる操作を行う・スイッチソケットが存在しない・合体させて1つの武器になるなど、ナンバリングアストロスイッチの中では際立って特殊なモジュールである。
  • マグネットステイツは上半身の装備がこのモジュールで固定されてしまうのに加え、構造上腕が上がらないため接近戦が大の苦手である。
    • ちなみに調整前の2つのマグネットスイッチを使用した際は、腕部だけがマグネットステイツに変化し「メタルバックフィスト」と言う棒磁石を模した手甲(右腕が赤、左腕が青)を装備していた。仮にそのまま制御できていた場合、手甲を武器に戦う近接戦重視の形態になっていたのだろうか?
  • 同じステイツチェンジ能力を持つスイッチ(No.10No.20No.40。ついでに象徴的なNo.01)のモジュールと異なりDXアイテムは存在しない。そもそも「肩に装備する砲台」の時点で商品化が困難ではあるが。