ジェットストライカー(ガンダムSEED)
じぇっとすとらいかー
アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツの追加武装の一つ。
諸元
概要
大気圏内用の高機動空戦型ストライカーパック。
装着したMSに大気圏内における高い飛行能力を与える。
高機動型ストライカーパックには既にエールストライカーが存在するが、彼方がストライカーパック下部のスラスターを動かして機動を変えるのに対して、此方は大気圏内での滞空などを考慮してストライカーパックの半分近くが直角に稼働する為、見た目はエールストライカーの半分にも満たず重量も6割程だが戦闘機の様に自在の飛行が可能出来る。
因みに、この構成はジャスティスのファトゥム-00を参考にしたものであり、ラウ・ル・クルーゼにより地球連合軍へ漏洩したジャスティスの設計データが活かされた形と成る。
スウェン・カル・バヤンのストライクE+I.W.S.P.の戦闘データもジェットストライカーの開発に活かされた。
主翼下部にはハードポイントがあり、武装はハードポイントに装着するオプション装備式と成っている。ミサイルに加えてプロペラントタンクやビームカービンホルダー等の追加装備を増設出来る。
この増設性能はI.W.S.P.の技術がフィードバックされた事に由来する。
ヘヴンズベース攻防戦では105ダガーも装着して出撃している。
また、ファントムペインのマーシャン討伐隊のスローターダガーも装着していた。
ストライカーの名を冠しているが、ドッペルホルン砲やマルチランチャーと同じ量産型の扱いの為、装着した機体が「ジェットダガー」や「ジェットウィンダム」に成ることは無い。
武装
Mk438 3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
x3連装式の空対空ミサイル射出ポッド。「ヴュルガー (Würger) 」とはドイツ語で「モズ」を意味する。
敵航空兵器への攻撃や艦対空ミサイルの迎撃など、幅広い用途に用いられる。
ビームライフルホルダー
携行火器のストックに使用されるマウントパーツ。
余談
- GAT-333 レイダーにも副翼にハードポイントがあり、オプション装備式と成っている。。
ゲーム作品では
- アニメーションの都合なのかジェットストライカーを宇宙で使用する形になる作品もある。
- 『連合vsZAFTⅡ』ではネオ機のドラッヘがヴュルガー、量産機のヴュルガーがドラッヘ と誤記されてしまっている。
余談
- アニメ『機甲戦記ドラグナー』に登場する飛行用オプション「リフター」のオマージュと成る。ストライク等を指す「G兵器」もドラグナーの「D兵器」のオマージュである。