概要
「ケロロ軍曹」の長編エピソードのひとつ。
原作では第81話~84話、アニメでは第101話~103話である「ペコポンが静止する日!?」「ペコポン!!滅び行くか愛の星よ!!」「まごころを君に」(100話もこのストーリの前振りとして作られた)で放送されたストーリー。
あらすじ
いつもと変わらない平和な地球に突如現れた謎のマーク。それはケロロと同じ星のマークだった。
「またアイツの仕業」とアタリを付けた夏美だったが、当のケロロは「濡れ衣だ」と主張する。
そんな中、ケロロ小隊に代わって新たに地球侵略を任されたのは、あの男だった…
登場人物
ケロロ小隊
夏美と冬樹に謎のマークを付けた犯人という烙印を押され、それを逆手に取り侵略作戦を企てる。
ケロロ小隊に接触のある地球人が消えてしまうことを知ったギロロは、夏美を助けるために日向家へ向かうが…
西澤邸でケロン軍の突撃兵器と戦っていたタママはとある男に会う。
謎のマークの発信源とその解除をモアとともに行う。
物語序盤では「消息不明」となっている。
日向家
おかしくなった地球に頭を悩ませているところに、ギロロがあるものを与える…
一連の行動から「ケロロたちの仕業じゃない」と考えるようになり…
時が止まったことを知り、夏美と冬樹を心配している。
そのほかの人物
タママと一緒にケロン軍の突撃兵器を倒しているところに謎の男が現れる。
謎のマークやその正体をいち早く知り、それを阻止するために冬樹たちを助ける。
夏美が謎の宇宙生物に襲われる悲鳴を聞きつけ、助けに来たが…
ケロロ小隊のアシストをしながらも、敵のねらいである「ケロンスター」を守るべく、ケロロの護衛に当たる。
敵(※リンク先ネタバレ注意)
ケロン軍の命令により、ケロロ小隊に代わって新たに地球侵略を任された「とある小隊」のリーダー。その実力はギロロをはるかに上回るほどの実力。そして、そのギロロとは密接な関係を持つ。
西澤邸に現れた男。タママの事を知っている様子。
謎のマークでハッキングしていた一連の事件の犯人。クルルと互角のハッキング能力を持つ。
小隊の中で最も気配の薄い男。謎の宇宙生物を操っていた犯人でもある。ゼロロ(ドロロ)と因縁があるらしく、決着を着けようとしているが……
アニメ版
本エピソードのアニメ版においては原作とはいくつか異なる部分がある。
- サブロー(原作の623)が序盤で死なない。吉祥学園で夏美と冬樹を助ける。そのため紙飛行機を飛ばすことはない。
- ガルル小隊の隊長代理はケロロのクローンではなく、ケロロ本人。
- トロロ新兵のハッキングでクルルが地下に籠る。
- 夏美のパワードスーツ装着時の戦闘描写が少し増えている。
など…
評価や影響
このストーリーは、ケロロ軍曹の中でも数少ない「シリアスパート」として放送されたので、視聴者からの人気がとても高く「神回」や「感動回」とも言われている。
またケロロ軍曹では珍しい「長編エピソード」であることから、漫画版では「ケロロ小隊24時編」のみを記載した特別編集版「ケロロ軍曹 BLACK」も発売されていたり、このストーリーを元にしたMAD動画などが多く作られている。
関連イラスト
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ケロロ軍曹 神回 シリアス ケロロ軍曹のエピソード・サブタイトル一覧
ケロロ軍曹 主要エピソードの流れ
ケロロ再び大地に立つ → ケロロ小隊24時 → さらば愛しきケロロ!