概要
2023年7月に『ゆるキャン△』の続編アニメが発表され、同時に制作会社の変更と新しいイメージビジュアルが公開された。特にビジュアルは大幅刷新され、原作漫画寄りに近いものとなった。アニメから入ったファンの中には抵抗感を抱く者が多かったが、原作から知っているファンはむしろゆるキャン△っぽくなったと好意的な捉えた方をする者もおり、デザインそのものは賛否両論であった。
そんな中2024年1月11日に身延駅前の商店街で身延まんじゅうを食べる犬山あおい（以下「犬子」表記）のイメージビジュアルが公開されたが、そのビジュアルを見た人たちはある場所を見てざわつき始めた。
SEASON2まであったそびえ立つ連峰が整地されて平原になっていたのである。
当初は作画ミスではないかと疑われたが、公式サイトでSEASON3のキャラクターが紹介されると確かに平原となっている。そして4月にSEASON3の放送が開始されたが、野外活動サークルの部室に座っている犬子は並んでいたなでしこや千明と変わらない平原っぷりで、SNS上では「こんなの犬子じゃない」という悲鳴が挙がる事態となった。
原因
元々アニメ版の犬子は原作漫画より大きく描かれており、一部からは「さすがに大きすぎる」という指摘があった。実際『ゆるキャン△』主要キャラクターのPixivのR-18率は1割程度であるが犬子だけ3割を超えている状況で、純粋に作品を楽しみたい人からは「そういう作品に見られたくない」という批判も散見されている。
なにより昨今ではある方々による検閲とそれによる炎上が散見されており、犬子同様連峰自慢のこのキャラが日本赤十字社とコラボした際先述の方々によって騒動となり、犬子もいつ狙われてもおかしくない状況であった。このことから制作サイド刷新を機に「狙われないよう配慮を実施」したとも推測される。
しかしSEASON3の犬子のそれは原作漫画のよりさらに小さくなっているうえ、他の容姿もナーフされている。例えば（他のキャラを含め）全体的に痩身化されており、さらにニーソックスだったのが黒タイツに変更されるなど、ありとあらゆる点で配慮が実施されている。このような極端な変更はそれまでのファンから抵抗を受けるのは（他の事例から見ても）必然で、特に犬子の場合はこれまでの特徴を消し去っている状況であることから、かえって騒動が大きくなってしまった。
Pixiv上の状況
先述のイメージビジュアルから放送開始まで3ヶ月もの期間があったのにもかかわらずSEASON3の犬子の投稿はほぼ皆無で、SEASON2以前の犬子ばかり投稿されている（この記事を作成した4月11日現在ネタにしているのはちらほらあるが、純粋に描いているSEASON3の犬子が見当たらない）。
関連タグ
礼子(スーパーカブ)：同じ山梨県絡みの作品のキャラで、原作小説や漫画では犬子に負けない豊満な肉体を有していたが、アニメでは色々ナーフされてしまい、ただの無礼子になってしまった。
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