誕生までの流れ
2022年8月。『ドッキリGP』では、菊池風磨vs森脇健児vs向井康二で人気コーナーである「バンジー・ロワイアル」を実施。この日は裏の『24時間テレビ』に対抗した4時間スペシャルとあって、森脇と向井はそれぞれタイ、ニュージーランドから参戦する膨大な予算と労力をかけた世界大会だった。番組としては、風磨と向井の決勝戦を見せたかったのだが、向井が劇的な弱さを発揮して1回戦敗退。そして決勝戦でそのまま森脇にも勝利した風磨が優勝。
「飛ばそうと思ってたべ?飛びませ〜ん♪」
この結果を目の当たりにした番組は「こんな終わり方があっていいのか?」「向井も口には出さないが、悔しくてたまらないはず…」と本人がそうでもないのを尻目に、その8ヶ月後に向井vs風磨の2人で二本先取リベンジマッチを開催。悔しくないと言いつつも、リベンジに意気込む向井。(一方の風磨は、前回優勝したにも拘らずまた参加させられる事が嫌でなんと逃亡を図るが、つい最近自分が出演していたテレビドラマで、自分が演じた人物と同じように(安っぽい)青鬼の面を付けたスタッフにあっさり確保されて、『日テレに怒られるぞ!』と悪態をつくも抵抗虚しく強制参加させられた)。
が、1回戦は(向井にしては善戦だったが)普通に敗北。何とかイーブンにしたい2回戦のお題は、番組が向井を贔屓した「タイ料理の名前(タイは向井の故郷)」。『オイそれ卑怯だろ!!』とブチギレながらも少ない知識を絞り出す風磨に対し、カオニャオ・マムアン(もち米にココナッツミルクソースとマンゴーを添えたタイの定番スイーツ)と言う聞き慣れない料理で風磨を翻弄する向井。
だが、事件は3巡目で起こる…
風磨が「マッサマンカレー」という、向井ですら知らないタイ料理を出してくる。そして向井のターン。次はどんな料理を出すか…と思いきや、マッサマンカレーの回答前に「…えっ?」と口走ってしまう。
そう、彼は忘れたのだ。つい数秒前の言葉さえも。
ナレーションは「嘘だろ、向井…頼むから嘘だと言ってくれ。我々は風磨にキレられながらも、向井の為にこのお題を出したのだ。タイ料理の名前でダメなら、オマエは何なら勝てるんだ…?」と大呆れ。スタジオメンバーは何とか声援を送るものの、無情にも時間は過ぎ、向井のバンジージャンプが決定。ゲームマスターすら「タイ料理の名前で負けられてはもうどうにもできません…」と匙を投げる。言葉が出ない向井に対し、大喜びの風磨はこう歌い出す。
飛〜べ〜 飛べ飛べ マッサマン♪ 行け!行け行け マッサマン♪
「ガッチャマンの歌」で自分の失敗を弄られる。この屈辱に声も出せず、(バックでガッチャマンの歌が流れながら)向井は再び空を舞ったのであった…。
そこから更に3ヶ月。向井に新企画のスタートが告げられ、衣装に着替えるよう指示が出る。赤を基調とした、ヘルメットに全身タイツに長靴と、珍妙なスタイルをしたヒーロー。それこそが…
記憶忍者隊 マッサマンだった。
概要
前述の敗北などを経てスタッフは向井の記憶力が心配に。そこで、記憶力の向上、そして風磨への再リベンジを目的として本企画が始動した。
スタッフはコーナーに力を入れているようで、オープニングテーマとして「ガッチャマンの歌」の替え歌「マッサマンの歌」もあるが、主役の向井ではなくコーナー名の元ネタを出した風磨が歌唱している。
コーナーの流れ・ルール
マッサマンの誕生経緯や前回のあらすじなどを紹介した後、マッサマン登場。その後、オープニングテーマが流れ、対戦相手である小学生が登場。バンジー・ロワイアル同様お題に沿った言葉を出していく古今東西で対決するが、この時、前までに出た答え全てを順番に言わなければならない(例:「題:赤いもの」の場合、イチゴ→イチゴ、ポスト→イチゴ、ポスト、トマトと答える)。マッサマンが負けた場合は罰ゲームとしてその場で逆バンジーをさせられる(さすがに小学生は免除)。この他、大人のゲストが来る場合もあり、その場合はマッサマン・ゲスト・小学生の三つ巴バトルが行われる(ゲストも負ければ飛ばされる)。また、この場合は敗者脱落方式で2回戦まで行われる(2回戦は1回戦と同じお題で、1回戦に出た解答をもう一度言ってもいいし、新しいものでもOK)。
なおルール上禁止されてはいないので相手に答えを教えることも許されるが、野次や独り言で相手の妨害することもルール上問題ない(流石に小学生相手には誰もしていないが、三つ巴戦でゲストがマッサマン相手に仕掛けることはある)。
マッサマンの歌
本作のOPで歌っているのは前述通り菊池風磨。元ネタはパロディ元の「ガッチャマンの歌」。フジテレビのイベントで歌詞カードが配布されたこともある。
サビの部分以外も替え歌にしており、さらにはマッサマンによる昭和特撮のようなOP映像も収録しているという力の入れよう。映像は毎話単位で微妙に変わっている。
映像では子犬を助ける普通にヒーローとしてかっこいいシーンもあるかと思えば、テレビ局に入ろうとして警備員に制止される、警察官に職務質問される、記憶力向上のための本を読む、はたまた普通に合成前の撮影シーンがそのまま流されるといったダサめなものも。
- 第8話では正月スペシャルとして書き初めをしたが、自虐ネタとして「俺は哺乳類なのか」の名言を書いた…と思いきや、よく見ると「俺は類乳類なのか」となっていた。
- 第9話ではカメラマンの持つ撮影用カメラに『打倒風磨』と願掛けを書いていたが実際は『脱当風習』と漢字間違えをまくっており、(もっと言えば向きも逆だった)スタジオの風磨本人からも『酷いな、どれも合ってない』と呆れられていた。
なお、歌っている風磨本人はグラサンに、ジャケットにネックストラップと、一昔前のスターみたいな格好をしてめちゃくちゃノリノリでレコーディングしている。また、風磨の横には2回目のバンジーを飛んだ際の向井の情けない顔の写真が額縁に入れて飾られている。
見どころ
- 対戦相手は小学生であるため、流石に勝てる…と思いきや、その小学生はお題の分野についてかなり詳しく、知名度の低くかつ長い名前(ホンソメワケベラやニセクロスジギンポなど)のものを出してくるため、マッサマンを苦しめるが、番組内ではあくまで「たまたま」詳しかったということになっている。しかし、答えに詰まったりする子もいるため勝ち筋が全く無いわけでもない。
- 現在マッサマンの成績は2勝12敗。風磨との対戦も含めれば2勝14敗(さらに言えば風麿とのリベンジマッチでは2セット先取マッチで連敗したため、負けた回数をカウントすると2勝15敗とも言える)と酷いものになっている。特にゲストがいる回では「主役なのに初戦敗退」が当たり前になっている。
- 相手の小学生が強いというのもあるが、マッサマン自身がとにかく弱いのが1番の原因。他の人は一度答えに詰まっても一回は思い出すことが多いのに対し、マッサマンは一度忘れた答えを思い出すことが極めて稀。そのため、マッサマンが答えに詰まった(「マッサマンストップ」とも呼ばれ、「必殺技」「恒例」などと弄られる)ら、ほとんど敗北が確定したとも言ってしまえる(実際、第5話までマッサマンストップから復帰したことがなく敗北していたが、第6話で初克服)。
- 加えて、マッサマンは知識量も少ない。小学生の怒涛の攻撃を凌ぎ回答を絞り出したとしても、ネタ切れを起こし何もできずに逆バンジーの餌食になるというパターンも。また、酷い時はお題について全く知らないと言うこともある(第3回で「哺乳類の名前」がお題だった時、そもそも哺乳類が何なのか知らなかった(試しに出た答えは「トカゲ」。あまりな事にスタッフからも驚きの声が上がってしまっている)。また「人間」と言う答えが出た時、「俺は哺乳類なのか…」という名言が出た。本気か!?マッサマン)。
- また、マッサマンは調子に乗りやすく、相手が止まる→子供のようにはしゃぐ→相手が思い出す→打って変わって落胆と言うのがお約束。なお、その様子と対比し、極めて冷静な(あるいはマッサマンにあきれた様子を見せる)小学生が映されることも多い。
- 他にもマッサマンは大人げない部分がかなり多く、ゲームマスターが小学生の出した長い単語の解説を頼んだ際に「(忘れるから)トークを回すな!!」とキレかかったこともある他、第4話に至ってはやす子が答えに詰まった途端に(自分はすでに一回戦敗退している立場なのに)満面の笑みを浮かべていた。また、第8話では小学生が詰まった際、長谷川を飛ばすために小学生にジェスチャーでヒントを出すという行為に打って出た(小学生はそれにより思い出して正解、長谷川は勿論文句を言った)。
- スタジオメンバーは基本的にマッサマンの味方であるものの、これらの失態に呆れることも多く、例えばマッサマンが三つ巴の決勝に残らないと「何で(決勝というコーナーの山場に主役のマッサマンが)おれへんねん!」(東野幸治)、「(主役が)一回戦で負けるのなんなんだよ!」(アンタッチャブル柴田)、「マッサマンの企画だぞこれ!」(風磨)とVTRを見ているスタジオで野次が飛ぶ。ただし東野の発言によれば小池栄子はマッサマンの母という設定のため、小池がマッサマンに野次を飛ばすのはダメらしい。
- また、小池は第10話で、「いつもより(お題が)難しかったからね」など過保護なお母さんになっており、他のメンバーから「甘やかしちゃダメでしょ」と言われる。また、同回で(後述の)マツダマンが活躍したことに触れられると厳しい表情になり、シソンヌ長谷川から「よその子を褒められて表情を厳しくしないで」とツッコまれた。さらには第12話ではマッサマンがペンギンが鳥類であることを確認してる中、敗退した横川が飛ばすガヤに対して「うるせえぇ横川!」と怒鳴っていた。
- ゲームの進行はバンジーロワイアルと同じくハイテンションなゲームマスター(声:襟川麻衣子)が行う。基本的にはゲームの邪魔をしたりはせず中立的に進行するが、特にマッサマンに対しては覚える時間を設ける・思い出す手助けを(少しだけ)するなど措置を講じることがある。ただしあまりにも酷い醜態を見せた時は「ギブアップしますか〜?」と促したり、しつこく考える時間を稼ごうとするマッサマンに対し「いい加減にしてもらっていいですかね?」と怒り気味だったことも。
- メンバーはもちろん、ナレーションも呆れ気味であり、「ゲーム前の『今日こそ勝ちます!』的な宣言も最近は恥ずかしくて聞いていられない」「なあ、マッサマン。オマエはいつまでそうなんだ…」「オマエの知識量は基本ゼロだ、行け!」などの弄りで笑いをとる。
- 向井本人を含めたスタジオメンバーや視聴者からはおおむね「ダサい」と言われるマッサマンスーツだが(実際よく見るとヘルメットも長靴も安物を改造してることがわかる)、小池のみ1話から「カワイイじゃん!」「かっこいい!」と高評価している。しかし、ゲストに「かっこよくない?」と話を振っては否定されるのもお約束。なお、ナレーションによると、「まあまあお金をかけて作ってもらった」とのこと。
- ドッキリGPというだけあってバンジー・ロワイアルでは(向井にも)ウソ収録の末ドッキリで参戦が告げられており、第1〜2話も本人には伝えられず突然収録が始まったが、第3話からはもはやドッキリすらかけられず、「今日はマッサマンやります」と普通に呼び出されている。スケジュール表にも普通に「マッサマンロケ」と書いてあるとのこと。
- 収録現場はフジテレビ本社があるお台場の駐車場(通称マッサマンベース)。予算やスケジュールの都合上1日2本撮りであり、奇数回の収録後すぐ偶数回の収録が行われる。この時、マッサマンが「今日2本撮り!?」と驚くのも定番。
- 第11話と第12話(2本撮り)では、いつもの場所が使えなかったらしく第2マッサマンベース(千葉県にある「ロングウッドステーション」の駐車場)での撮影になった。
- 逆バンジーをやるためのクレーン車は、2台で約300万円(明言はされていないが、澤部がゲストの回でマッサマンがピンチの際、ナレーションに「逆バンジーだけでおよそ600万かかっているんだ」と言っていたため、そこから逆算するとゲストなしの回ではこの値段と推測できる)。そのため、番組としてもかなり力を入れていることが分かるため、その分マッサマンにはプレッシャーがかかっている。
- バンジーロワイアルでは新世紀エヴァンゲリオンをはじめとしたバラエティでは定番のBGMを使用していたが、本コーナーでは基本的にパロディ元であるガッチャマンのBGMを使用している。
- 2024年2月10日の第10話から、冬仕様としてスーツに腹筋の絵が描かれている。
- マッサマンは「戦隊モノのスーツのような腹筋が欲しい」と要求していたのだが、いつものタイツにマジックで書いてるだけだったため文句を言っていた。
放送内容
- マッサマンとしての放送回にはそれぞれサブタイトルがついている。なお、参考までにマッサマンになる前の向井が「バンジーロワイアル」で敗北した回も記す。
放送日 | 第◯話 | サブタイトル | ゲスト | お題 | 内容 |
---|---|---|---|---|---|
2022年8月27日 | - | - | 菊池風磨・森脇健児 | 料理の名前(1回戦)・ジブリ映画の名前(2回戦) | ニュージーランド・日本・タイの3か国同時中継を用いての勝負だったが向井が最初に敗北。すべての歴史の始まりとなる。 |
2023年4月1日 | - | - | 菊池風磨 | 焼肉店にあるメニュー(1回戦)・タイ料理の名前(2回戦) | 風磨・向井の2本先取勝負だったが向井の2連敗。『マッサマン』誕生。(詳しくは前述) |
2023年7月8日 | 第1話 | マッサマン、初陣 | 魚の名前 | 記念すべきマッサマン初登場回。まだ小学生の実力を知らなかった頃であり、冒頭では強気な発言も見られたが案の定敗北。 | |
2023年7月15日 | 第2話 | 2本撮りは、コスパ良し | 昆虫の名前 | 「小さいころ図鑑を読んでいた」と語っていたものの、ミヤマクワガタの名前すら怪しい状態だった。結果はまたも敗北。 | |
2023年8月26日 | 第3話 | 昼の男 | 澤部佑(ハライチ) | 哺乳類の名前 | 初のゲスト参戦。澤部はこのコーナーにおける小学生の傾向を知らず、マッサマンも敢えて教えなかった。マッサマンは前述通り哺乳類の定義すらすでに怪しい状態であり、そのまま最初に敗北。澤部も敗北し、優勝は小学生の男の子。 |
2023年10月14日 | 第4話 | 敵、逃げる | やす子 | 魚の名前 | 対戦相手は第1話と同じ女の子。結果はいつも通りマッサマン→やす子と負け、女の子の勝利。 |
2023年11月4日 | 第5話 | 小さな夢、それは初勝利 | 日本の駅名 | 対戦相手の男の子が賢そうだったためマッサマンは最初から弱気であった。結果は最速の4週目で負け。 | |
2023年11月25日 | 第6話 | マッサマン、成長 | 日本の路線名 | 対戦相手は前回と同じ男の子。6巡目まで粘っていたが、知識量の無さからネタ切れで敗北。更に付け加えると、5話と同じ日に収録したため、同じ日に同じ相手に2連敗した。なお、今回は2本目への移行の際にハーネスすら外してもらえず。 | |
2023年12月9日 | 第7話 | 最下層の戦い | 松田元太(TravisJapan) | 鳥の名前 | マッサマンでも勝てるかもしれない相手として松田が登場。記念すべきマッサマンが初勝利した回である。詳細は後述。 |
2024年1月6日 | 第8話 | 番組内の順番決定戦 | 長谷川忍(シソンヌ) | 哺乳類の名前 | 番組内でマッサマンを散々バカにしてきた番組(毎週いるのに)準レギュラー長谷川と対決。「立ち位置が変わる」などと意気込んでいたマッサマンだったがいつも通りマッサマンストップ、最初に飛ばされた。なお、長谷川は2回戦でも善戦したものの小学生には勝てなかった。余談だが正月SPなのに撮影は2023年11月と普通に番組内で流れている。 |
2024年2月10日 | 第9話 | 新たなるヒーロー現る | 犬の種類 | 新ヒーロー「マツダマン」参戦。4巡目でボーダーコリーの名前を忘れて早くもマッサマンストップになりかけるが、適当にカタカナを言う『当てずっぽうカタカナ作戦』で持ち堪える悪運の強さを見せる(しかも答えるのに時間がかかりすぎて次の名前を答えるのも残り1秒とギリギリであった)たり、5巡目でティーカッププードルと言うつもりが『ティーカップヌードル』といい間違えたりとボケまくり(しかも見かねた小学生がヒントを出したおかげで言うことができた)、ナレーションからいつも以上に呆れられてた。そして6巡目で再びマッサマンストップが発動し、ピンチになっていたところに「お助けアイテムを使いますか?」と指示が入る。迷うことなく使うと宣言したマッサマンの前にマツダマン(後述)がえらく時間をかけて登場。マッサマンは「要りません!」とクーリングオフしようとするも、そのまま対決に参加。そして、予想通りマツダマンも失敗し、あえなく撃沈。 | |
2024年3月2日 | 第10話 | 成長するヒーロー | 色の名前 | 今回もいつも通り2本撮り。「群青色」など、マッサマンにしては珍しくマイナーな名前を出した来たが、やはり難関言葉の前に歯が立たず。そこで、前回同様マツダマンの力を借りることに。最初は「(前略)スムージー」など意味不明な答えも見られたが、その後取り返し、初めてマッサマンのレスキューに成功。しかしそれも虚しくその後のマッサマンストップで敗北してしまう。このためスタジオメンバーは「成長したのはマツダマン」と褒めていた。 | |
2024年2月30日 | 第11話 | ヒーローの涙 | 長谷川雅紀(錦鯉) | お花の名前 | マッサマンでも勝てるかもしれない相手として、長谷川が「記憶力オジイヒーローマッサノリマン」としてマッサマンと色違いのスーツを用意され参戦。途中で小学生からアガパンサスという初耳の言葉を乗り越え、何とか桜という答えを絞り出したマッサマンだが、その次のターンでマッサノリマンがまさかのマッサマンより先にストップ。マッサマンの妨害があったが、何とか言い切り祖父との思い出からベゴニアというマイナーな花を繰り出す。しかし小学生がダメ押しと言わんばかりにアブチロン・チロリアンランプという長い名前を出す。そしてマッサマンは途中まで乗り切るが、まさかのマッサノリマンの出した「ベゴニア」が出ずにマッサマンストップ。結果「アブチロン・チロリアンランプ」に辿り着くことなく敗北。齢52歳の老人に負けるという最大級の屈辱を味わった。その後、マッサノリマンは意外にも博識小学生を相手に善戦。しかし小学生の繰り出したメカルドニア・ゴールドダストとマッサマンの卑怯な妨害が決め手となり惜しくも敗北してしまった。 |
2024年4月13日 | 第12話 | マジで絶対負けられない戦い | 横川尚隆 | 鳥の名前 | マッサマンより、否、下手したらマツダマンよりおバカな相手としてボディビルダー横川が参戦。こうして戦いが始まるが、まさかの開始数秒で横川が鳥の名前が出ずに行き詰まるという事態が発生(しかもマッサマンが言ったハトすら答えてない)。これには流石にマッサマンもドン引きする中、無情にも時が過ぎていく。そして制限時間15秒でニワトリを出すが、あろうことかマッサマンの言ったハトを忘れる。なんとかハトを出し、横川は食い下がるが、カラスという簡単な答えが出ずに3巡目でストップ。そして最後にマグロという頓珍漢な答えを出し、天空に打ち上げられた。余裕を残したまま通算2勝するマッサマンだが、小学生がシュレーターペンギンという答えを出した所、マッサマンは「ペンギンって鳥なん?」という衝撃発言をぶちかますが、マッサマンはこの無知発言を払拭するかのごとく、これまで小学生が過去に出した答えを出すというレベルアップを果たす。しかし、横川の相手をしていたことが仇となり4巡目でマッサマンストップが発動。いつも通り打ち上げられた。 |
マツダマン
第9話で初登場した助っ人。その正体は、人類で最初にマッサマンに負けた男、松田元太(TravisJapan)。
他番組でも九九を言えないなどそのおバカっぷりを遺憾無く発揮している彼は第7話でマッサマンに初勝利を献上。その収録後、マッサマンのヘルメットを被ってマッサマン一家に弟子入りしていたのだ。
青いヘルメット・ジャージ・マントを纏い、マントには無茶苦茶な掛け算が書かれている。タイツのせいで短足気味に見える上に丸いヘルメットであるため、風磨曰く「ほぼドラえもん」
舞台裏でマッサマンと共に出てきたワードを記憶し、マッサマンストップの際にマッサマンの代わりに答え、クリアすればマッサマンも復活できる……のだが、先述通り九九も言えないレベルの彼はマッサマン並みに記憶力に乏しい為、初登場では結局答えられず全く役に立っていなかった(しかも犬のお題にハチ公という答えを用意していた)。
しかし、第10話では前述通りマッサマンが覚えられなかった『クロミウムオキサイドグリーンブリリアント』を答えることに成功し、初めてマッサマンを助けることに成功した(しかし、その次のマッサマンの番で結局マッサマンがクロミウムオキサイドグリーンブリリアントを覚えきれずタイムアップとなり、無駄に終わってしまった)。以前の敗北の際に徹底的にバカにされたことを少々根に持っていたのか、この時「マッサマン、僕は言えましたよw よわすぎっすよw げきよわっすw」と満面の笑みで逆バンジーを見守った。
なお、勝負に負けても逆バンジーを飛ばされるのはマッサマンのみでマツダマンにペナルティはない(すでにアウトになっているマッサマンへの救済であるため)。
その他エピソード
- 同番組の人気コーナー、「ボムマジ爆発」にも「リビングの松永さん」出演者として参戦。中島健人・黒川智花・藤原大祐と共に挑戦するも、案の定マッサマンが(オマケで成功にしてもらっていたにもかかわらず)足手纏いとなり失敗。中島健人もマッサマンのヘルメットをつけるハメになった。
- 酷いことに2回戦は3回ともマッサマンのミスで爆発した。
- 2024年3月30日より「マッサマンのマッサマンカレー」が発売。パッケージに可愛いマッサマンのイラストが描かれた「マイルド味」と筋肉ムキムキでリアルなマッサマンのイラストが描かれた「辛口」の2つの味があり、どちらにも「マッサマンシール」が入っている。
- シールの詳細は伏せられていたが、発売後実写マッサマンのものと判明。
- しかし同日放送の対戦では前述したようにマッサノリマンに敗北。
- 店頭に並んだ途端完売が続出し、発売後2週間で増産決定が発表されている。
余談
- 風磨との対決で向井が飛んだのは日本一の高さ(215m)を誇る岐阜バンジー。高いだけではなく、ウイングスーツを着て滑空しながら楽しむという施設であり、そのウイングスーツが赤色でガッチャマンっぽいことが「マッサマン」の由来にもなった。
- 企画の前哨戦となった、森脇も交えた世界大会の際に風磨が配置されていたのもここである。
- なおマッサマンは逆バンジー(高さ40m)はこれより怖いとのこと。
- スタジオ準レギュラーの1人である若槻千夏の子供はマッサマンの大ファンであり、よくマッサマンの歌を口ずさんでいるという。なお、母親である若槻は「やめなさい!」と止めているとのこと。
関連タグ
科学忍者隊ガッチャマン:コーナー名の元ネタ