概要
正式名称はゲーン・マッサマン。タイに来たイスラム教徒が作ったのが由来と言う説があり、マッサマンはイスラム教徒を指す「ムスルマン」がなまったと言われている。
タイ料理にはあまり用いられないカルダモンやシナモン、クローブの乾燥粉末がカレーペーストに入っており、具材もタイ料理ではやはり珍しいジャガイモとピーナッツ。使用される肉はイスラム教徒を起源とするだけあって豚肉は用いられず、鶏肉か羊肉、場所によっては山羊の肉も使用される。
マメ科の「タマリンド」という甘みのある果実を加えるため、他のタイカレーに比べると辛さは控えめで甘口。
2011年にアメリカの人気情報サイトの「世界で最も美味な料理」ランキングで1位になった事がある。