概要
漢字表記は「虹鱒」。
学名は Oncorhynchus Mykiss 。
一般的には全長40cm前後で、大型のものは120cm程度まで成長することもある。
本来の分布域はロシア連邦のカムチャツカ半島から北米大陸西岸のアメリカ合衆国、カナダ、メキシコ北西部の太平洋沿岸及びそこに注ぐ淡水域であり、日本には明治時代に持ち込まれた外来種である。
日本国内では一般的に塩焼きや燻製、ムニエルなどにして食用にされる。
また国際的にも完全養殖が大変進んでいる魚種であり、総じて美味で丈夫で素人にも扱いやすい事から静岡県富士宮市をはじめ日本全国で生産されており、釣り堀など管理釣り場での定番の魚となっている。
海水域で養殖されたものは、日本では「トラウトサーモン」という通称で流通している場合が多い。
山梨県では、ニジマスと大型種のマスノスケを交配させた「富士ノ介」という純淡水産のブランド魚が開発されている。