メンバー
哲夫(てつお、1974年12月25日 - )
本名:中西哲夫(なかにし てつお)
ネタ作り(主軸)担当、立ち位置は向かって右。
2016年に結婚、現在3児の父親。
西田幸治(にしだ こうじ、1974年5月28日 - )
立ち位置は向かって左。
大阪NSC15期中退
概要
結成は2000年7月。2人とも同い年で奈良県出身。それまでは二人とも別のコンビのボケ担当として活動していた。
そのため、ボケ・ツッコミを明確に分けず、交互に入れ替える「Wボケ」のスタイルをとっている。
M-1グランプリでの大躍進で一気に世間の注目を浴びるようになった。
2010年の優勝からかなり時間が経った現在は、前述の通り西田の座王での活躍で再注目を浴びている。
M-1グランプリでの笑い飯
第1回大会から参加している古豪で、前人未踏の9年連続決勝進出の記録を持ち、「ミスターM-1」ともよばれる。ちなみにこの9年連続決勝進出という記録、2024年現在でも破られていない。
第1回こそは2回戦敗退だったが、第2回(2002年)に初めて決勝進出。
無名に近かった彼らが並み居るベテラン芸人を押さえて最終決勝まで進出して3位になったことで一躍知名度が上昇。
準優勝になった第3回(2003年)で披露した「奈良県立歴史民俗博物館」は今なお伝説のネタと評価されている。
2004年以降は毎年優勝候補として挙げられているが、あと一歩届かずに敗退することが多い。
その為、毎年敗退が決まるたびに
「何とか出してもらえないすかね。」
「お金だけでももらえませんか?」
「茶の間が怒ってますよ!茶の間が!笑い飯を出せと!!茶の間が怒ってますよ!」
「一歩も動かんぞ!」
「思てたんと違ーう!!!」
と、悔しがる姿が放送されるのが恒例と化していた。それでも、決勝における1番低い順位は5位だった。
第9回(2009年)では決勝1回戦で「とりじん」というネタを披露し、個人(島田紳助)による史上初の100点評価を獲得。
最終決勝まで進出するものの、最終決勝で「チンポジ」という下ネタをやってしまい、パンクブーブーに優勝を持ってかれてしまう(※)。
(※)後に、審査員を務めた松本人志からは「『チンポジ』という意味分からん単語から入るからオモロイのに、『チンポジ』の説明を入れたのが良くなかった。そこさえなければ最終決戦の投票はお前ら(笑い飯)にしてた」と語っており、一概にネタ選びが悪かったわけではないことが示唆されている。これに関して哲夫は、以前テレビに出た際に「『チンポジ』について説明してくれ」とコンプライアンス度外視したディレクターに言われたことがキッカケだったと語っており、その惰性でコンプライアンス配慮のない形式でやってしまったことについて後悔の念を溢していた。
そして…
2010年、(当時)最後の大会で、1回目には去年の鳥人を髣髴とさせる「サンタウロス」を披露。
鳥人とまでは行かなかったが、高得点を上げ、同点での1位通過を果たす(この時の同率1位は、前年王者のパンクブーブーであり、大会ルール上、パンクブーブー側に高得点を付けた審査員が多かったことから本来の1位は彼らという扱いとなった.また並ばれたことに関し「チクショー、あのチンポジ野郎!」と弄るボケを披露していた)。
最終決勝では今大会のダークホース、スリムクラブの後という出番ながらも、チンポジと言った下ネタに走ることなく、「小銭の神様」を披露し最後は4対3対0でスリムクラブ・パンクブーブーを降し、最後の最後でようやく悲願の優勝を果たした(後に、殆どの審査員はスリムクラブと笑い飯とで面白さも力量・技術も同じぐらいと感じてた上、3組目のパンクブーブーがスベッたことで、最終決戦の投票先に困る事態になったことを溢していた。その中でも松本の困りようはひとしきりであり、「いっそのこと、スリム飯、て書いたろうかと思った」とボケることも)。
一方で元々M-1ファイナリストとして認知度があった事もあってか、優勝後は思ったより仕事が来なかったらしくその代わりに準優勝のスリムクラブがブレイクを果たすという2008年時のNONSTYLEとオードリーの様な状態になってしまった。(しかし、その後のスリムクラブも…)
またさんまからは優勝してはいけなかったと言われてしまう。(この発言は、とろサーモンがM-1優勝直後の回でさんまがとろサーモンに「優勝しない方が箔がついた」とコメントした後に一例として、笑い飯の名前を口にしたもので、さんまが笑い飯本人にもそれを伝えたことを話していた。いずれも両者の優勝に対して否定的ではないことを前提にコメントしている。)
その後、THE MANZAI2012で決勝進出するも、同じブロックのアルコ&ピースに敗れてしまう。M-1復活後は、ルール改定により出場資格がコンビ結成10→15年以内に延長されたことでもう一度出場機会を手にしたが辞退し、代わりに哲夫が決勝の審査員になった。THE_SECONDについては、M-1での優勝経験があることから出場資格がないため、挑戦していない。
関連人物
若手時代からの戦友でこの3組を「ワラキチ」と呼ばれていた。
彼らより先にM-1優勝したコンビ。ファンが多かった彼らを見下してた。
似たようなコンビ名のM-1王者とKOC王者の後輩芸人。また全然売れなかったため事務所内で米系の名前は売れないジンクスが嘆かれた。
賞レースにて、2本目でやらかしてしまった仲間。これらは一応優勝している笑い飯とは違い、いずれも3位に沈んでしまっており、2024年3月14日放送のアメトーーク!のトークテーマとされていた。
関連イラスト
関連タグ
奈良県立歴史民俗博物館 とりじん チンポジ サンタウロス 小銭の神様…代表作
大喜利…2人の特技、千鳥とは大喜利のライブを定期的(現在は不定期)に開催していた。
聖☆おにいさん…2021年に開催した単独ライブツアーのポスターが第1巻の表紙にそっくり(哲夫がブッダ役、西田がイエス役)。尚、聖☆おにいさん側は黙認だとか。
尚こちらは継続しており、2022年は第4巻の表紙、2023年は第3巻の表紙だった。
M-1グランプリ歴代チャンピオン
パンクブーブー←笑い飯→トレンディエンジェル