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ここじゃあアタシが『法』なのさ。アタシが白と言ったなら、黒かろうが白になる」

「今日から、アタシのことは『母親』と呼びな!」

「惨めだろうが笑われようが、生きて帰ってきた奴が勝ち組なのさ」

概要

酒場『豊饒の女主人』の女主人。店員や馴染みの客からは「ミア母さん」と呼ばれている。

実はLv.6のステイタスを誇る【フレイヤ・ファミリア】の元団長で、半脱退の状態ながらも現在も籍を置いている。現役時代は【小巨人(デミ・ユミル)】という二つ名の可憐で美しい冒険者として知られており、その腕っぷしで他の団員を圧倒し、団長の座に就いていた。

冒険者を辞めて酒場を開いた理由は、当時暗黒期とまで言われたオラリオで「どんなクソッタレな時代であろうと、笑って飯を食べてもらう場所を作る為」らしく、その心意気を聞いたフィンも素晴らしい心意気と感想を述べていた。外伝『ソード・オラトリア』9巻にて、本編から9年ほど前に店を始めた様子が書かれている。

元々は貧しい炭鉱街出身で、『酒場』とは名ばかりの炊事場に務めていた。そんなある時、食材を集めている最中に、偶然フレイヤが花畑で泣いているところを目撃し、慌てたフレイヤに『魅了』で記憶を改竄されそうになったが、寸での所でアッパーを食らわせてこれを防ぐ。

『美の神』である自分に対して全く物怖じしない事が逆に気に入られてしまい、彼女に眷族にならないかと誘われる。当初は断ったが、フレイヤによって貧しかった故郷を救われてしまい、この借りもあって仕方なく彼女の眷族となる事を決意する。

人物像

容姿

ドワーフにしては珍しくかなりの巨体で、ベルを遥かに上回る身長と横幅の持ち主。

今でこそ肝っ玉母さんと言うべき外見をしているが、若い頃は小柄な体格に華麗で美人な容姿をしていたという。その為、リューも始めて彼女と出会った際は、噂で耳にする人物像と外見がかけ離れていた為、当初は彼女が【フレイヤ・ファミリア】の元団長と同一人物だとは思わなかった。

ちなみに桃山ひなせ氏がコミカライズを担当する『ファミリアクロニクルepisodeリュー』の単行本第6巻の表紙裏にて、リューがかつてのミアの姿を想像するおまけ漫画が掲載されているので、気になった方は確認をおススメします。

性格

外見通り物怖じしない性格をしており、店で騒いだり無礼を働く輩には、たとえ神であっても強引に締め出す豪快な人物。誰であろうと遠慮しないその豪胆さと圧倒的な強さから、酒場の従業員達からも恐れられている(一時働くことになったヘスティアにも容赦なくこき使っていた)。

一方で、酒場で働く従業員達をと呼び、決して見捨てず面倒を見る懐の深さを持っており、彼女たちからは本物の母親の様に慕われている。ちなみに可憐で美しいと言われていた頃から、性格は全く変わっていない。

料理の腕は絶品で、【フレイヤ・ファミリア】所属時代も自ら料理を振る舞っていたらしく、現在ファミリアの調理を担当し、多忙に追われているヘイズからは『かつて厨房を一人で切り盛りしていた伝説のドワーフ』として語り継がれている。彼女の料理を食べて育ったオッタルも、「ミアの手料理を毎日食べれない現団員達は不幸なのではないか?」と心の中で思っている。

ドワーフらしく酒好きで、かなり高価な酒をため込んでいるらしく、仮に酒を台無しにしてしまった場合、彼女の逆鱗に触れることとなる。

現在はファミリアから距離を置いているが、元団長ということもあり現ファミリアの詳しい内部事情も把握してるようで、フレイヤやオッタルとも時折顔を合わせている模様。

周囲との関係

主神なのだが、出会った頃に借りを作ってしまい渋々入団したにすぎないので、ファミリアの中で唯一彼女に敬意を払っておらず、また彼女からもそれを許された人物であった。もっとも、口では彼女に対してうんざりしていると言っているが、彼女の本質を理解していた事もあって、内心ではフレイヤの事も娘の様に想っている。

少年時代の彼の面倒を任されていた事もあって、今でも彼の事を「猪坊主」と呼んでいる。

当時は歳の差もあってその関係は、見たまんま子供と年長者という感じのものだったらしい。オッタルに「強くなるにはどうしたらいい」という質問をされた時は「考え続けろ」と自分の経験談を答えており、また強さを求める彼から目標のように掲げられていた際には、「自分に執着せず広く周りを見ろ」と語っていた。

古くからの顔なじみで、気軽に会話する間柄。特にガレスとは喧嘩仲間だったらしく、彼からは「腕っぷしですべて解決しようとする暴力女」と評されていた。

『豊饒の女主人』の従業員たち。上述にある通り、自分の娘として大事に想っている。反面、かなりの問題児揃いでもあるので、彼女たちが問題を起こした際は容赦なく鉄拳を叩き込んでいる。

一方で、彼女たちが新たな居場所を見つけたら出て行っても良いと思っているらしく、【ヘスティア・ファミリア】に入団するため退職を希望したリューの申し出をあっさり認めている。

作中の活躍

本編

フレイヤがベルを奪うべくオラリオに『魅了』を施した際、彼女の眷族だった事でアーニャとともに『魅了』が解除されるが、アレンに監視されて身動きが取れずにいた。

その後、心身ともに極限状態だったベルが店に訪れ、クロエとルノアを追い出して外に監視の目が無いことを確かめると、ベルに自分は【フレイヤ・ファミリア】であることを明かし、半年前にベルに言ったセリフを再び口にし、ベルに発破をかける。

そして、ヘスティアの活躍によって『魅了』が解除されると、フレイヤがいる本拠に向かって「馬鹿な女神(おんな)さ」と呟いた。

【ヘスティア・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】の『派閥大戦』が決まった際は、フレイヤと出会った頃に「『伴侶(オーズ)』が見つかった時には、決して邪魔しない」という契約をフレイヤと交わしていた事や、自分が敵に回ればフレイヤはショックで壊れてしまうのではないかという迷いもあって、当初は不参加だったが、【フレイヤ・ファミリア】の本拠で眠り続けるシル(ヘルン)が謝罪と本音を呟くのを聞き、彼女を救う為に参戦を決意。自前の武器であるスコップを持ってオッタル戦に参加し、派閥連合の勝利に貢献した。

『派閥大戦』後、解体となった元【フレイヤ・ファミリア】のヘイズら『満たす煤者達(アンドフリームニル)』を欲して彼女達を『豊饒の女主人』に強引に引っ張り込んで働かせている(男団員もウェイターとして働かせている)。

アストレア・レコード

本編から7年前のオラリオ暗黒期の戦いでは、もうすでに引退した身ではあったものの『豊穣の女主人』を拠点に、闇派閥(イヴィルス)から避難民を店員たちと共に守っていた。そして正邪決戦時には自分も前線に立ち、精霊兵や深層種のモンスター相手に、得物のスコップで奮戦した。

冒険者としての能力

冒険者を辞めてしばらく経った今でも実力は健在で、未だにLv.6の中でも最強クラスの実力者。作中ではLv.4やLv.5の冒険者を圧倒し、『メモリア・フレーゼ』では同じLv.6のアルガナすら一撃で叩きのめしている(しかも手加減をした状態で)。

ドワーフらしく『力』と『耐久』に特化しており、基本的に拳骨で戦う事が多いが、本気で戦う際は『鋼鉄のスコップ』を武器にして戦う。ちなみこのスコップは、オッタルの『覇黒の剣』と打ち合える程の強度を誇る。

また、『アストレア・レコード』にて、【ロキ・ファミリア】の首脳陣や、【フレイヤ・ファミリア】の幹部陣より先にLv.6に到達していたことが判明する。オッタルもミアが現役時代は一度も勝てなかったと発言している事から、【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】が壊滅直後は、彼女がオラリオ最強だった可能性もある。

ステイタス

Lv.6

耐久器用敏捷魔力

スキル

発展アビリティ

魔法

編集者:ヘレン
編集内容:少し修正。