ヒャッハー!
ひゃっはー
概要
それは、恐怖と暴力が支配する荒廃した世界において、悪党どもがあげる歓喜の叫び声。主に自分より弱い者を見つけた際に集団で使う。
ただし、おイタをしたお調子者はその後、ほぼ例外なくケンシロウ(もしくはレイ)にお仕置きをされるので要注意だ。
実は…
『北斗の拳』原作で「ヒャッハー」というセリフが登場したことは実は一度もない。
しかし広まりすぎて原作者公認となったのは(おそらく)間違いないようで、原作者公認のパロディギャグ漫画である『DD北斗の拳』で、モヒカンザコが「ヒャッハー達」「ヒャッハー組織」と呼ばれている。
また、同じく公認パロディ漫画『北斗の拳イチゴ味』のTVアニメ版でもモヒカンザコが「ヒャッハー」とテロップで明記されている。
近年では
上述した『北斗の拳』でのイメージが広まりすぎた事を逆手に取り、ギャップ萌えや落差ギャグの演出のために「実は常識人」「実はいい人」「実はお人好し」(いわゆる「なんちゃってちょいワル」)といったキャラに、この属性が付けられるケースが出るようになっている。
もちろん、このケースでは「ヒャッハー!」と叫びながら善いことをするのが、お約束。もちろん本当のヒーローが来るまでの時間稼ぎ要員である場合も多い。
なお、こうしたケースでの彼らのヒャッハースタイルには、時に「善いことをしてる、と思われる(感謝される)のが照れ臭い」とか「罪滅ぼしのための活動なので良い人と思われたくない」「自らがかつてヒャッハーであった事の戒めのために、かつてのスタイルを貫いている」「単純に(集団単位で)センスがズレてて、それがカッコいいと思い込んでいる」という理由付けが成されていたりする。
事例
- 「ヒャッハー!」と叫びながら、おじいさんの守ってきた種籾を一緒に守ってあげる
- 「ヒャッハー!」と叫びながら、いたぶられている子どもを守る
- 「ヒャッハー!」と叫びながら、力無き村人たちや彼らの住む村を、身命を賭して守る
- 「ヒャッハー!」と叫びながら、命の危機に瀕した怪我人を必死に死なないよう介抱する
- 「ヒャッハー!」と叫びながら、土地の開墾や慈善事業に取り組む。
- 「ヒャッハー!」と叫びながら、本当の意味で「ヒャッハー!」と叫ぶ連中から人々を護るために闘う。敵味方、双方ともにヒャッハーである。ここまで来ると、もはやカオスとも言えるかもしれない。
『北斗の拳』以外でこの叫びを使う人
- 隼鷹(艦隊これくしょん)
- ユウキ=テルミ(ブレイブルー)
- ブラック☆スター(ソウルイーター・ソウルイーターノット)
- カズマ他アクセルの街の住人達(この素晴らしい世界に祝福を!)
- マウント・フジ他キラー・クイーンの舎弟達(魔王様、リトライ!)
- ふなっしー(千葉県船橋市イメージキャラクター)
- 『レッド・ヘッド・デッド』(RHD)及びその配下の賊集団(ワールドエンドエクリプス)
- 星輝子(アイドルマスターシンデレラガールズ)
- 須藤竜也(ペルソナ2)
- 怒れる爆炎デイトナ(蒼き雷霆ガンヴォルト)
- 森一家(戦国†恋姫)
- 冒険者パーティ「モヒカンズ」のみなさん(信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!)
- ベルクハイツ子爵領の領兵のみなさま(乙女ゲームは終了しました)