「見返してやる……! アタシだって……勝てるんだ」
プロフィール
キャッチコピー | クール&ドライ!小柄な体で勝ちをとる |
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誕生日 | 6月10日 |
身長 | 145cm |
体重 | 計測拒否 |
スリーサイズ | B71・W50・H73 |
靴のサイズ | 左右ともに20.5cm |
得意なこと | ゲーム、家事 |
苦手なこと | 人ごみ |
耳のこと | 気になる話題には耳だけ向ける |
尻尾のこと | 気を許した友人以外が触ると、蹴りが飛ぶ |
家族のこと | ママ友BNWが結成秒読みとのウワサ |
マイルール | 野良猫にあだ名はつけない |
スマホ壁紙 | デフォルトのまま(花の写真) |
出走前は… | 隣を見ない |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①音ゲー専用のプレイヤー名がある / ②ソロキャンプの動画に地味にハマっている |
自己紹介 | ナリタタイシン。以上。アタシはただ勝ちまくって、バカにしたヤツらにわからせたいだけ。…ほっといて |
CV | 渡部恵子 |
カミソリのような鋭さの、反抗的なウマ娘。体の小ささをずっと小バカにされ続け、速さで見返してやるとレースの世界に飛び込んだ。態度が尖っているのは、ただナメられたくない一心からである。
ウイニングチケット、ビワハヤヒデは同期の友人。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
小柄で気が強いナマイキウマ娘。
トレーナーに対しては「反抗」というより「拒絶」に近い態度をとるが、実際のところ素直になれていないだけである。
そんな自分に落ち込み、ネガティブ思考になることも多い。
ソロ曲
何も出来ないかもしれない それでもここにいるって 事実を信じたくて
『感情ノ黎明』
作詞:真崎エリカ 作曲:原知也
概要
メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在した競走馬であるナリタタイシンをモチーフとする。
現在までに登場しているウマ娘60頭の中では一番の遅生まれ。
周囲にはやや突き放した態度を取るが、ビワハヤヒデとウイニングチケットとは良きライバルで親友。ただ気の強い性格とコンプレックスが災いし彼女達からの心配を跳ね除けてしまう事もしばし。
なお、ゲーム版の育成ストーリーによると、実家は花屋(ナリタタイシン号の母タイシンリリイからの連想か)。
小柄だったためか周囲からは昔からは甘く見られがちで「人間だけどタイシンになら勝てそう」という暴言を吐かれることも。
容姿・デザイン
- 勝負服
- 私服(ゲーム版)
- いじっぱりのマルクト
- Take Them Down!
- ドレス衣装(ウマ箱2版)
マンガ版
スターブロッサム
ビワハヤヒデの妹、ナリタブライアンの所属するチームハダルのメンバーの一人として登場。
アニメ版
OVA『BNWの誓い』
ビワハヤヒデ、ウイニングチケットと共にメインキャラクターとして登場。彼女の再起が物語の中心となることもあり、事実上のヒロインと見られることもある。
Season3
第10話のトレセン学園地域合同イベントにて、「バナナ大食い対決」にハヤヒデやチケットと参加。何故彼女がこのイベントに参戦したのかは不明だが、いつもの如く売り言葉に買い言葉な形で大食い対決に乗せられてしまったのだろうか。なお、当たり前と言うべきか食べる量は3人の中で一番少なかった。
新時代の扉
台詞は一切ないが、冒頭に登場する歴代ウマ娘として一瞬だけ登場する。
ゲーム版
「どいつもこいつもバカにすんな!アタシは走るし、勝ってみせる!」
リリース初期からR・SRのサポートカードとして登場。
BNWで唯一育成ウマ娘として未実装だったが2021年4月26日にメインストーリー 第1部第3章の公開と同時に実装された。
2022年8月29日には、ストーリーイベント「鉄翼蒸気奇譚」開催に伴って☆3育成ウマ娘[ディファレンス・エンジニア]が追加されている。これについては当該記事を参照。
育成ウマ娘
- ☆3[Nevertheless]ナリタタイシン
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
96 | 82 | 99 | 79 | 94 |
+10% | +0% | +0% | +20% | +0% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
F | D | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | F | B | A |
ゴールドシップに続く二人目の追込A(後にヒシアマゾン、タマモクロス、アドマイヤベガ、メジロブライト、イナリワン、スイープトウショウ、エアシャカールが加わる)だが、ゴルシが中盤からのロングスパートでじわじわと上がる追込の皮を被った何かなのに対して、こちらは終盤一気に加速して差し切る正真正銘の追込スタイル。
固有スキルも後半順位から追い抜くことで発動するものなのだが、実際のとこを位置指定や順位指定の都合、発動しないことも珍しくない。では固有が使えないので弱いのか?というとそんなことはなく、むしろ彼女の本領は覚醒で覚えるレアスキル「眠れる獅子」(後方に控えている場合に使える追込用回復スキル)および「迫る影」(終盤で発動できる追込用加速スキル)にあるといってよい。
特に後者は発動すれば鋭い脚で最後方からまとめて差し切るこれぞ追込といったレース展開を可能にするため、いわばもう1つの固有スキルとでも言うべき強力なスキル。
しかも、発動条件が「終盤の直線」ということから、長距離レースの場合は最終直線どころか向こう正面で発動するという仕様であるため、最終直線の割合が相対的に短くなる長距離レースでも中距離と同じかそれ以上に強力なスキルとして機能する。
こういった事情から、正真正銘の追込ウマ娘としてほぼ単独で完結しているのが彼女の強みと言える。その特性上サポートや継承によってスキルを増やそうとすると噛み合わないものもしばしばあるものの、スタミナに余裕を持たせるための各種回復スキルや最終直線の爆発力を上げる最終直線の速度スキル(シンボリルドルフの固有含む)を中心に取っていくとより強力と言える。
しかし、その強力な性能の代償か育成シナリオの難易度はあのキングヘイローやライスシャワーといった高難易度と名高いウマ娘達と同等かそれ以上。
まず、ステータスの補正率がスピード10%&根性20%と中〜長距離を主戦場とするタイシンにとってかなりキツい配分となっている。
そしてBNWの一人であることから何度もウイニングチケットやビワハヤヒデがライバルとして立ちはだかるため、追込脚質も相まって事故が発生しやすい。
更に厄介極まりないない要素として、確定で発生するイベントの中に史実に基づいた菊花賞の1ターン前に調子を大きく崩すものがある。
史実と比べれば描写は相当マイルドになっているが、「練習ベタ」状態になりやる気が3段階ダウン(後に2段階ダウンに変更)してしまう。
菊花賞自体は出走すれば最下位でもクリアできる上に付随するバッドステータスはやる気低下だけなので因子厳選しなくても一位をもぎ取ることもできたりする。しかしその後のトレーニングには低下したやる気と練習ベタが響くため結局厄介なイベントには変わりない。(練習ベタはクリークと違って解消出来るが、やる気ダウンもあるためどっこいどっこいか)
この仕様で特に影響が強かったのは2022/8/24に実装された「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」。
この育成シナリオでは如何にトレーニングを行えるかが最終的な強さに比例する仕組みとなっており、菊花賞前イベントのケアで数ターン持っていかれたり強力なライバルによる事故でファン数を稼げない可能性が常に付き纏うタイシンはこの仕組みと絶望的に相性が悪く、上振れを目指す際の難易度は逆に上がってしまうである。
しかし、目標レースの日経賞(※)を突破(条件︰1着)するとタイシンが立ち直り、ステータス大幅上昇・スキルPt大幅取得・練習ベタ治療と大盤振る舞いのイベントが発生する。更に練習ベタを治していると上昇量が更に増える上に「練習上手◎」の専用グッドコンディションを獲得する。SSRたづなさん等でケアしてあげよう。
(※)史実では日経賞に出走したことがないにもかかわらず、同レースが目標になっているのは、史実で勝利した目黒記念(当時2月開催)の代わりに距離が同じで春天の前に行われることから代替レースとして設定されたと思われる。
このように育成を行う上でトレーナーに立ちはだかる厄介な要素が沢山あり、理想の仕上がりになるまでの道のりは非常に険しい。
だが、彼女を愛する熱血トレーナー諸君は是非とも諦めずに挑戦していただきたい。
なお、『Make a new track!!』や『プロジェクトL'Arc』といった全ウマ娘のメインシナリオが共通となっている育成シナリオでは、菊花賞前後のイベント全てが完全に消失する事となりこちらでの育成難易度は大幅に減少している。
- ★3[ディファレンス・エンジニア]ナリタタイシン
ストーリーイベント「鉄翼蒸気奇譚」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
詳しくは該当記事を参照。
サポートカード
- SR[波立つキモチ]ナリタタイシン
リリース初期からサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプはスピード。
- SSR[いじっぱりのマルクト]ナリタタイシン
ストーリーイベント「聖なる夜に重なるキセキ」の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプは賢さ。
- SSR[Take Them Down!]ナリタタイシン
ストーリーイベント「下剋上、兵どもが鬨の声」の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプは賢さ。
競走馬『ナリタタイシン』
勝利への解法
変化する状況の中で
次々と迫られる判断
しくじりは決して許されない
どの位置を取るのか
いつまで我慢すべきか
どこを突いて抜け出すか
周囲に目を配れ
知恵を振りしぼれ
最適解を積み重ねた先に
勝利は待っている
- 名馬の肖像 2021年皐月賞より
ナリタタイシンは1993年の皐月賞馬。同い年のビワハヤヒデ、ウイニングチケットと3歳クラシックで3強を形成し、BNWと並び称された。
「鬼脚」と称される一瞬の切れ味を武器とする追込馬だが、華奢な体つきで体が弱く、怪我や病気に悩まされた。
皐月賞を制覇後、日本ダービーではチケット、ハヤヒデに次ぐ3着に入るも、秋は運動誘発性肺出血(EIPH)(※)を発症し、トライアルはすべて回避。なんとかぶっつけ本番で菊花賞へ挑むが、明らかに最悪なコンディションが祟り17着に大敗した。
その後は休養へ入り、翌94年は目黒記念を制して復活をアピールするが、天皇賞(春)ではハヤヒデの2着に入るも骨折、屈腱炎で休養となる。
95年の宝塚記念で再帰するが完走馬中最下位(ライスシャワーが競走中止)に終わり、その後屈腱炎が再発し引退、種牡馬入りした。
(※)レースなどの激しい運動のあとに起こるもので、出血の量が多ければ鼻出血へとつながる。かの三冠馬オルフェーヴルも宝塚記念を目前に発症し、出走回避を余儀なくされている
より詳しくは当該記事を参照。
関連イラスト
関連項目
BNW(ウマ娘)…上記2人とのトリオタグ
スーパークリーク(ウマ娘):ルームメイト、武豊騎手がクラシック3冠のうちの1つを制覇した際の騎乗馬モデル繋がり。なお、自身の育成ストーリーも(タイミングは違うものの)不調からの復活という展開が描かれる。
大久保正陽厩舎所属馬モデル繋がり
メジロパーマー(ウマ娘):両馬とも横山典弘騎手が代打で騎乗した繋がりがある。
ナリタブライアン(ウマ娘):ナリタ冠繋がり、新馬時代のタイシンの主戦であった清水英次騎手は新馬時代のブライアンに一度だけ騎乗している。
チームNメンバー繋がり
ミホノブルボン(ウマ娘) セイウンスカイ(ウマ娘) テイエムオペラオー(ウマ娘)
エアシャカール(ウマ娘) アグネスタキオン(ウマ娘) ゴールドシップ(ウマ娘)
※ブルボンはダービーとの二冠、スカイ・シャカール・ゴルシは菊花賞との二冠。
また、タキオンとは、ラジオたんぱ杯3歳ステークスを制している共通点がある。
史実の勝ち鞍繋がり
- 史実皐月賞馬モデルつながり
※チームNメンバー除く。
・《+クラシック一冠》
・《+クラシック二冠または三冠》
ミスターシービー(ウマ娘)、シンボリルドルフ(ウマ娘):三冠馬(ブライアン除く)
トウカイテイオー(ウマ娘):二冠馬
- 制覇した重賞レース繋がり
メジロブライト(ウマ娘) アドマイヤベガ(ウマ娘):ラジオたんぱ杯3歳S(タキオン除く)
武豊騎手レース初制覇時騎乗馬モデル繋がり
※クリークを除く。
- GIレース
イナリワン(ウマ娘):天皇賞(春)、宝塚記念
バンブーメモリー(ウマ娘):スプリンターズステークス
オグリキャップ(ウマ娘):有馬記念
シーキングザパール(ウマ娘):NHKマイルカップ、モーリス・ド・ゲスト賞(GI)/シンザン記念、フラワーカップ、シルクロードステークス(重賞)
スペシャルウィーク(ウマ娘):日本ダービー
キタサンブラック(ウマ娘):大阪杯(GI昇格後)
- 重賞レース
ダイタクヘリオス(ウマ娘):マイラーズカップ
メジロマックイーン(ウマ娘):阪神大賞典
ビコーペガサス(ウマ娘):セントウルステークス
マーベラスサンデー(ウマ娘):エプソムカップ
エアグルーヴ(ウマ娘):マーメイドステークス
サイレンススズカ(ウマ娘):中山記念、毎日王冠
その他関連ウマ娘
ナリタトップロード(ウマ娘):ナリタ冠繋がりであるが、トップロードは沖芳夫厩舎所属。
マヤノトップガン(ウマ娘):生産元牧場繋がり。両モデル馬とも新冠町に所在する川上悦夫牧場で生産されている。
カワカミプリンセス(ウマ娘)(6月5日):同じく6月生まれのウマ娘。新ひだか町三石川上牧場生産でこちらの川上は地名由来。川上悦夫牧場とは無関係。
外部リンク
第49回「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」 ゲスト:渡部恵子