概要
BNW(ウマ娘)とは、『ウマ娘プリティーダービー』に登場する、
・B:ビワハヤヒデ(史実の菊花賞馬)
・N:ナリタタイシン(同皐月賞馬)
・W:ウイニングチケット(同日本ダービー馬)
の総称である。
牡馬クラシック(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を一冠ずつ分け合った史実に基づき、ゲーム・アニメ(OVA)内でも良いライバル関係として描かれている。
アニメ
OVA『BNWの誓い』で3人揃って登場。春のファン大感謝祭のメインイベント「BNW駅伝」のラストランナーとして出走が計画されていたが…
怪我や不調で走る意欲を失った3人、特にナリタタイシンの再起を描くストーリーとなっている。
キャラクターソングCD『STARTING GATE 11』に収録されていた3人のユニット曲『春空BLUE』が挿入歌として起用された。
2期9話にも中継の繋がった日本ダービーで揃って登場。3人の台頭はスピカ・カノープスの面々やライスシャワーに衝撃を与えた。
ゲーム
ハヤヒデ・タイシン・チケットのそれぞれの育成ストーリーにライバルとして頻繁に登場。同クラスかつ競走ウマ娘としても同期である。
タイシン育成中、菊花賞目前に体調を崩すイベントの後「お出かけ」を選ぶと、彼女の快癒を祈願に来たハヤヒデとチケットに出会うことがある。また、勝負の意味を見失ったチケットの再起を促すのも残り2人である。
ゲーム内のメインストーリー第3章「夢を掴む特急券」ではチケットを主人公に据えつつ、この3人を中心にストーリーが展開される。3人が入学直後に初めて出会うシーンなど、過去の描写も充実している。
ストーリーを最後まで進めると、3人が歌唱する楽曲「涙光って明日になれ!」のウイニングライブを見ることが出来る。BNWファンは必聴である。
ゲームでの一コマやホーム画面では、
- 3人で泣ける映画を観始めたら、開始1分のプロローグで早々に号泣するチケット
- チケットにヒョイっと持ち上げられ、ハヤヒデに食事のアドバイスをされるタイシン
- チケットに「タイシンテスト〜」と揺さぶられ、「アタシは建物じゃない」とこぼすタイシン
- 追試の度に勉強を教えてくれるハヤヒデに泣きながら感謝を述べるチケット
- 表通りを進みたがるチケット、裏通りに行きたがるタイシンの2人と迷わないために「手を繋いで歩くしかない」と結論を出すハヤヒデ
などが見られる。
タイシンのプロフィールによると母親同士も仲がいいらしくママ友BNWも結成間近だとか。
余談
楽曲
『春空BLUE』
作詞:結城アイラ、作曲:shilo
『涙光って明日になれ!』
作詞:真崎エリカ、作曲:原田篤
2曲とも学園青春ものっぽい雰囲気の一枚となっており、地味にスピカなどのチーム以外で複数曲をリリースしているユニットでもある。
その他
それぞれがクラシック三冠を分け合ったことから「新平成三強」という総称を付けられることもあるが、元祖との違いはG1レースの勝利数。
あちらは三強全員がG1で3勝以上しているが、こちらはビワハヤヒデのみがG1で複数勝利しており、ナリタタイシン・ウイニングチケットにとってはこの時の皐月賞・日本ダービーが最初で最後のG1勝利。群雄割拠のG1で勝利することがいかに難しいことであるかが窺える。
そも実際の競馬は重賞(G3以上のレース)1個でも勝てれば強い馬と評価される世界であり、ましてやG1ともなれば強豪馬の中の更に強豪馬が集う超トップクラスのレースである。
たった1勝、されど1勝である。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
BNW (実際の競走馬BNWについての項目)