概要
怪文書とは、表面上はマトモを装っているケースが多いがよく見ると色々と狂気が滲み出てしまっている文字列のこと。
公式怪文書とは、公式から出されている作品、その一部に見られるヤベーところが満載な文章を指す。
具体的には、突如としてぶち込んできた痛々しいほどの厨二臭やほとんどアウトな風刺表現、生々しいほどの性癖的なナニか、登場人物のキャラ崩壊やそれに付随する明らかにキャラの剣としかとれない描写、本来なら多少は隠されなければならないのに全く隠れていないパロディや創作側の本音や主義主張、その他、えげつないレベルで見え隠れする悪ノリや大人の事情の数々……
すなわち、公式なのに、何かが可怪しく感じてしまい、決定的なところで何かが破綻しているか、あるいは二次創作みたいなぶっ飛びまくった事をしているというジレンマ。
まぁ…そういう事をする公式様が好きなんですけどねぇ。
もっともあまりにガチ過ぎるとアンタ正気ですか!?って話しになるわけだが。
解釈は様々だか、pixivでは特にウマ娘プリティーダービー等の小説につけられる事が多い。
その理由は後ほど。
公式怪文書の元ネタ
元ネタはゲーム版ウマ娘に登場するSSRサポートカード「[いじっぱりのマルクト]ナリタタイシン」のエピソード文章から。
改めて言うが以下の文章はウマ娘の公式から出された文である。
星降る石畳を踏んで君はゆく。
1歩半だけ先を、怒ったように忙しなく。
もろびとこぞる市場の中を、
その細い脚で縫うように淀みなく、
騒ぐ人波をかきわけて。
店先は光で満ちて、
きらめく品々は眩しく鮮やかだ。
甘いホットチョコレートの湯気に、
シナモンの香りが乗って夜を温めている。
この冬の日の喧噪の中で
その小さな肩を見失わずに済んでいるのは、
間違いなく君自身のおかげだった。
「何してんの、はぐれないでよ」
振り向いて、ぶっきらぼうに君は言う。
頷き返すと、すぐに前を向いてしまう。
ただ1歩半だけ先を、
それ以上決して引き離さないように、
細心の注意を払いながら君はゆく。
時折、ちらちらと振り返る視線に、
気づかないふりをして後を追う。
気づいたことがわかったら、
その途端にこの聖なる1歩半が
ぐんと伸びて消えてしまうからだ。
聖夜の月明かりを受けて君はゆく。
1歩半だけ先を、誰よりも優しく慎重に。
↑こちらの文中にある「聖なる1歩半」が公式怪文書の代名詞にもなってる。
(聖なる一歩半パロ等々。)
になってるとかなってないとか…。
色々言うと蹴られるので詮索しないでおこう。
もっとも、この業界にはリアルでもキャラクターであってもハジケまくった言動を連発している存在がいるのだから今さらな気もするが。
公式怪文書の元ネタの元ネタ
元々この言葉は、にじさんじのファンコミュニティで使用されていた言葉で、主ににじさんじのホームページ等に掲載されている、にじさんじライバーの''公式紹介文''のことを指して仕様されていた。
にじさんじライバーの中には活動を続けていくに連れ、実際の人物像や活動内容と、公式紹介文の内容が大きくかけ離れていく者が多いため、それを揶揄してこう呼ばれていた。(参考:叶のツイート)
pixivでは、こちらの用法はあまり見られない。
別名・表記ゆれ
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関連タグ
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