「傷ついてほしくないって思うのは、いけないことかな」
「少しだけ、みんなが進むための力になれた気がするの」
CV:上田麗奈
概要
(旧)
文武両道の優等生で、包み込むような優しさを持つ。
一歌、咲希、志歩とは幼馴染みだったが、中学時代のあることがきっかけで一歌たちとは距離を置くようになってしまう。
Leo/needではドラム担当。
(公式サイト/CHARACTERより転載)
(新)
文武両道の優等生で、包み込むような優しさを持つ。
Leo/needのドラム担当。
人を傷つけたくないという思いから、何かを決断することに悩みがちだったが、
バンド活動をとおして少しだけ決断する勇気を抱けるようになる。
現在はその精神の強さでLeo/needを支えている。
(公式X(旧Twitter)アカウントより転載)
プロフィール
性別 | 女性 |
---|---|
誕生日 | 10月27日 |
身長 | 166cm |
学校 | 宮益坂女子学園 |
学年 | 1-B→2-A |
委員会 | 美化委員会 |
部活 | 家庭科部 |
バイト | 家事代行 |
趣味 | 飼い犬の散歩 家庭菜園 |
特技 | 家事全般 水泳 |
苦手なもの・こと | 絵を描くこと |
好きな食べ物 | アップルパイ |
嫌いな食べ物 | チーズ |
一人称 | わたし |
人物
他人のことを思い遣れる穏やかで心優しい性格の持ち主。年齢の割に大人びた振る舞いをしており、作中でもエリア会話やサイドストーリーなどで「お母さんみたい」と度々言われる。
本人は困惑しつつも多少自覚もしている模様。
一方年相応な描写も多く、節分に鬼の物真似をするなどイベント事には割とノリが良い。
ユニットストーリーや自身のバナーイベントでは、若さゆえの悩みや学校生活で生じる軋轢、理不尽な状況への立ち向かい方など、学生時代に抱えがちなリアルで生々しい問題が取り扱われる傾向にある。
Leo/need内ではドラムを担当している他、イベント「揺るがぬ想い、今言葉にして」以降はライブや練習のスケジュール管理も担っている。
ベース担当の日野森志歩とはリズム隊として、よく一緒に練習を行っている。
イベント「導く勇気、優しさを胸に」にて、メジャーデビューしたLeo/needのリーダーに就いた。
しばおという名前の犬を飼っており、また思春期と思われる弟が1人いる。
好物はアップルパイで、贔屓の店で大量に買い込む姿が目撃されている。また、アップルパイを自作し、美味しさのあまりホールの半分を1人で食べた描写も存在する。
特技の一つに水泳があり、イベント「きっと最高のsummer!」では同じ班になった天馬咲希と小豆沢こはねに泳ぎ方を教える描写があった。そこに加え、ユニットではドラムを担当しているため運動能力はかなり高い。
学力は高いようで、エリア会話で1年生時点で既にテストで4回満点を取っていることが判明している。(志歩曰く、宮女は進学校なので、テストは難しい。)
ちなみにまふゆとは(お互いの本性はまるで違うが)勉強ができる、運動ができる、クラスメイトに頼りにされるなど共通点が多い。なお公式サイトでのキャラクター紹介で優等生と記述されているのはこの2人だけである。
しかし、進級後のまふゆのキャラクター紹介から優等生という単語が消えている。まふゆのように仮初めの顔を作らず、周りの人の気持ちを真摯に受け止めることができる彼女こそが真の優等生なのかもしれない。
このように文武両道の優等生ではあるが、意外にも弱点も存在する。
実は絵を描くセンスは壊滅的であり、その出来栄えは周囲を驚愕させるレベル。
どれぐらい酷いかというと、公式Twitterで公開されている4コマ漫画で描いた絵にモザイクがかけられたほど。(リンク)
それだけではなく、公式設定で不幸体質である花里みのりに負けず劣らずの不憫属性の持ち主であり、優等生という設定の反動かよく理不尽な状況に巻き込まれることが多い。
例)
- クラスの出し物を決める会議で意見が割れた結果、クラスメイト達から一方的に最終判断を委ねられる
- 臨海学校での発表会直前に、演奏で使用する自分の楽器が第三者の不注意で壊されてしまう
- 新年のおみくじで大凶を引き、引き直しで凶を引く
- 翌年リベンジするも大凶、引き直しで凶、3回目でようやく吉を引く
- 家事手伝いの職場体験に行った家でいきなり家主が倒れている現場に遭遇する(これは結果オーライだが)
ユニットストーリーでは、過去のトラウマから相手の意見を否定したり傷つけて嫌われたりすることに極度の恐怖を抱いていたが、「揺れるまま、でも君は前へ」で自分の意見を伝えて誰も傷つかない方法を模索し、「揺るがぬ想い、今言葉にして」で時には対立し相手の意見を否定する勇気を学び精神的に大きく成長を遂げた。
「Resonate with you」で志歩の引き抜きの現場に遭遇した際は、一歌と咲希が困惑する中冷静にイオリに状況を聞き出し、後に関係者以外立ち入り禁止のステージ裏に一歌、咲希と乗り込むなど成長した姿を見せた。
そしてその後の初めてのライブ(イオリの前座だが)で「自分がLeo/needの"柱"になり皆を支える」という大きな目標を抱き、一歌、咲希、志歩とともにプロの道を目指す覚悟を決める。
交流関係
<Leo/need>
幼馴染で大切な友達。
Leo/need本編では穂波は、過去にあった出来事から避けるようになっていた。しかし、咲希が復学した事がきっかけで徐々に和解し、4人でバンドを組むこととなった。
<MORE MORE JUMP!>
お互いに犬を飼っており、散歩友達。みのりの飼っているサモエドのサモちゃんと、しばおは仲良しらしい。
イベント「祈りの先 願う明日は」では、おみくじで大凶を引いた穂波に驚きつつも励まし、吉が出るまで引き続けるのに付き合った。
■桐谷遥
イベント「Little Bravers!」にて、ワンマンライブに対する心構えを穂波に説く。
■日野森雫
Leo/needの日野森志歩の姉で幼い頃から面識がある他、進級前の雫は美化委員会に所属していたため、先輩後輩の関係である。
度々バンド活動や学校での志歩の様子を聞かれて答えており、代わりに自宅での様子を聞いたりなど情報交換を行っている。
<Vivid BAD SQUAD>
イベント「きっと最高のsummer!」にて、臨海学校で一緒の班になったことにより、交流を持つようになった。
彼女と、同じく一緒の班になったえむのパフォーマンスは、これまでのバンド活動とは異なるアプローチとして穂波と咲希に大きな影響を与えた。
二年生からは同じ2-Aのクラスメイトに。穂波の勧誘を受け、美化委員になる。
■白石杏
直接の面識はないが、臨海学校から帰ってきたこはねから穂波の話を聞いて「お母さんみたい」という印象を抱かれていることが星2こはねのサイドストーリーで描写されている。
■東雲彰人
イベント「Rise as ONE!」にて、彰人が犬が苦手な中、とある飼い主から引き受けたディスクドッグの大会に出場するためにフォローに入った。
なお、彰人のことをイベントストーリー終了時点で「東雲さん」と呼んでいるため、彰人が知人である絵名の弟であることはまだ知らない可能性がある。
■青柳冬弥
イベント「天馬さんちのひな祭り」にて、天馬家で行われたひな祭りパーティーで同席した事で知り合いになる。
「司さんのファンの人」という認識を持っている。
<ワンダーランズ×ショウタイム>
■天馬司
Leo/needの天馬咲希の兄で幼い頃から面識があり、一歌や志歩とともに咲希のことを任されている。
穂波から見て司のことは「良いお兄さん」と概ね良い印象を抱いているが、イベント「天馬さんちのひな祭り」にて大音量で叫びながら呼び止められた際は流石に「う、うるさっ・・・」と言いかけてしまった。
■鳳えむ
高校一年次のクラスメイト。仲の良い友達であり、エリア会話やサイドストーリーで一緒にアップルパイを食べている描写が存在する。
イベント「揺れるまま、でも君は前へ」では意見が対立したクラスメイト達を諫めたり、最終判断を任されて思い悩む穂波を励ました他、穂波が考えた「誰も傷つかない方法」の実現に協力した。
■神代類
イベント「Little Bravers!」にて、ワンマンのチケットのサイトを作ってほしいと司を通じて依頼する。類は穂波のLeo/needに対する想いを真摯に受け止め、この依頼を受け入れた。
<25時、ナイトコードで。>
■宵崎奏
家事代行のアルバイトで定期的にお邪魔している家の家主。
同じ学校の学年が一つ上の先輩。奏が共通の知人であるため、学校ではよく奏についての話をしている。
イベント「交わる旋律 灯るぬくもり」でまふゆが音楽活動をしていることを知った。
進級後の物語の時点にて、「25時、ナイトコードで。」のメンバーを除き、主要キャラクターの中で唯一彼女のある秘密を知っている。
■東雲絵名
イベント「好きを描いて♪レインボーキャンバス」では、絵名に絵を教わる。色々な絵を描くが、絵名に「ナマコ」「内臓」みたいだと思われる。
■暁山瑞希
イベント「隣に立つ、優しいあなたへ」でお互いに面識を持ち、イベント内では共通の趣味である裁縫について話題にしていた。
更にイベント「つなぐ、星の歌」では自身のユニットのライブに招待していたので交流は続いている。
関連イラスト
来歴
⚠️メインストーリーのネタバレを含みます⚠️
中学時代に、その優しい性格から多くのクラスメイトの悩みや愚痴を聞いて共感し、慰めるような立ち振る舞いをしていたことで、周りから頼られる存在となっていた。
しかしある時、クラスメイトの愚痴を慰めたところ、その愚痴で悪く言われていたクラスのリーダー格の少女(作中では「クラスメイトC」表記)がそのことを知って「誰にでもいい顔をする八方美人」だと糾弾し、一転してクラス全体からいじめの対象にされてしまう。
はじめはその状況に耐えていたが、そんな穂波が心配で別のクラスから話しかけてきた一歌までもが陰口の対象になったことで、彼女や志歩の名誉を守るために自ら距離を置くことを選んだ。
その後はいじめられた事、クラスメイト達から「誰にでもいい顔してる」と思われたことが強いトラウマになり、高校生になって中学時代のいじめっ子達と離れてからもクラスの友人以外とは仲良くしないようになった。
穂波自身はまた一歌たちが悪口の対象にならないようにと幼馴染達を避け続けていたが、根底にある「自分が傷つきたくない」「いじめられたくない」という心を志歩から強く指摘され、トラウマとの板挟みの結果「どうすれば良いのかわからない」と涙を流してしまう。
最終的に教室のセカイの屋上にて、満天の星空の下一歌たちと本音をぶつけ合い、自分の「また皆と一緒にいたい」という本当の想いに気づき、和解を遂げる。
心優しい性格でありながら、Leo/needのユニットストーリーにおけるいわゆるラスボス的な存在であった。