概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。猫とコウモリを合体させたようなモンスター。
集団で現れることが多いうえに素早さも高く、1ターン目からいきなり「マホトーン」を唱えてくる(ただし、MPの問題で1回限り)ことが多い。また攻撃力もそこそこ高く、「つうこんのいちげき」も繰り出してくる。
こいつら単独の群れもかなり厄介だが、あばれザルやじごくのハサミとコンビを組んで襲い掛かられたときはさらに危険。キャットフライのマホトーンでこちらの魔法を封じられタフな相方を巧みにサポートする組み合わせでこちらを翻弄する。
魔法使いの天敵で、ねこまどうとは犬猿の仲。
『テリーのワンダーランド』では獣系×鳥系の基本配合で生まれる。種族としては特筆点はない上にこれと云った特殊配合にも使えないが、NPCのドブロクの個体とお見合いすると強力な特技である「スカラ」「バイキルト」が引き継ぎできる。
『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅡレジェンド』では「よみがえる伝説」から登場。
使用技は空を飛びまわり敵全体に突撃する「かっくうアタック」と冷気を起こして敵単体に風・氷属性のダメージを与える「冷たい風」。
勇者と組むことで、「冷たい風」から敵全体に風属性のダメージを与えつつ呪いをかける歌を歌う「ねこなでごえ」に変化する。
キャットフライ系のモンスター
- キャットバット
深い青色をしたキャットバットの上位種(『ドラゴンクエストⅩ』では下位種)で、4匹組で出現することが多い。仲間を呼んだり、「ふしぎなおどり」を踊ってくる。しかし素早さやザキ系を除く呪文耐性は下位種であるキャットフライより低くなっている。どっちつかずの名前のせいで、ネコ魔族にもコウモリ魔族にも入れてもらえないらしい。
- ナイトキャット
『ドラゴンクエストⅩ』に登場する紫色のキャットフライ。闇夜にまぎれて飛び回るネコ魔族で、「バギマ」や「バギクロス」といった攻撃呪文を使い、「ディバインスペル」で妨害呪文を使う。まぶしい昼間が苦手なので世界中を夜にするため戦っており、「ネコ界の風雲児」と自称している。いつも寝ぐせがひどく頭の先がとがるのを気にして、寝るときは必ずナイトキャップをかぶる。
- メルム・ノクス
『ドラゴンクエスト モンスターパレード』に登場する黒いキャットフライ。「黒猫は災いを呼ぶ」という迷信のせいで苦しんだ猫達の嘆きがモンスター化したもの。
- プリティフライ
『ドラゴンクエストⅩ』で登場するキャットフライの転生モンスター。クリーム色で、左頭に紫色の花を付けており、メイクをしている。
「ハッスルダンス」で回復したり「つるぎのまい」で攻撃する。倒すと「妖艶飛猫ハンター」の称号が得られる。
- セクシーキャット
同じく『ドラゴンクエストⅩ』で登場するキャットフライの転生モンスター。こちらはピンク色で、右頭に赤い花を付けている。勿論メイクもした顔。
「魅惑のおどり」や「ねこだまし」で攪乱をしてくる。倒すと「妖艶飛猫ハンター」の称号が得られる。
なお、上記のプリティフライと一緒に実装され、一緒に登場するという極めてレアなケース。
- サーバルスカイ
同じく『ドラゴンクエストⅩ』で登場した上位種で、体色は黄色。「マホトラ」でMPを奪い、「マホカンタ」で呪文を反射する。