概要
- 1999年12月29日生まれ。両親の職業の関係で引っ越しが多く、幼少期には愛媛県、福井県、香川県などに居住したことがあった。最終的には福岡県で幼少期~学生時代にかけての多くの時間を過ごし、公式プロフィールでも出身地は福岡となっている。
- 同志社大学心理学部心理学科出身。大学4年生の4月に、Web企画「美学生図鑑」の取材を受けている。
- この頃から既に将来の進路をメディア関係に絞っていた。戸北本人はそのきっかけとして、彼女の祖父がテレビ局の関係者であったことと、大学進学直後に大地震(大阪府北部地震。2018年6月18日に発生)に被災した際の報道に感銘を受けたことの二点がある、と先述した「美学生図鑑」の取材で語っている。
- その後、民間気象サービスの日本最大手企業「ウェザーニューズ」のインターネット配信事業「ウェザーニュースLiVE」のキャスターオーディションを受け、見事合格。2021年12月2日配信の放送でデビューを飾った。同期に、後にいわゆる「ダンゴムシ事件」で一気に名を挙げることとなる大島璃音キャスターがいる。
- なお、彼女は当時まだ大学に在籍中であったが、ウェザーニューズには学生出身のキャスターも多数籍を置いており(例として、現在のエース格である駒木結衣キャスターも大学4年生の秋にデビューを飾っている)、会社のサポートも受けながら学生との二刀流で活動を開始した。2022年3月に無事大学を卒業している。
- 研修期間中は京都(大学の所在地)と千葉(ウェザーニューズのスタジオは千葉市美浜区・幕張にある)を往復しながら研修に励み、デビュー当初も大学を卒業するまでは出演がある毎に往復をしていた。
- 当初は大学生との二刀流による出演機会の少なさや緊張も相まって不安定な放送となる日も多かったが、最古参の先輩である山岸愛梨キャスターからは「伸びしろしかない」「天気を伝えるために生まれてきた」などと潜在能力の高さを激賞されており、実際少ない出演機会で確実に見せ場を作っていた。山岸キャスターの見立て通り、大学卒業を機に場数を踏む機会が増えて以降は、メキメキと才覚を表すこととなる。
- 2022年夏ごろに起用方針が夜間放送メインとなると才能がさらに開花。日中の放送と比較してゆったりとした進行が多い夜間放送の雰囲気が自身の強みと合致したことに加え、先述した最古参の山岸キャスターや当時のエース格最筆頭であった檜山沙耶キャスターらの薫陶を受けたことで、若手のホープとして着実に活躍の場を広げている。
- 2022年冬に開催された「ウェザーニュース」とスマホ向けモバイルゲーム「ロードモバイル」のコラボ企画では、視聴者と組んだチーム(チーム名:豚骨キングダム)が優勝を果たしたため、期間限定で同ゲームのデジタル広告に起用された。
人物
- 愛称は「みーちゃん」。
- 番組内で全キャスターに割り当てられている「推し絵文字」は「🐰(うさぎの顔)」。
- 身長が170cmあり、キャスター陣で最長。そのため、番組内で鉄塔などの「高いもの」が取り上げられると、比較材料で持ち出されることがある。
- 4つ下の妹がいる。視聴者からは「みーちゃんの妹」なので「みもうと」と呼ばれている。
- お父様が番組のガチ勢をやっており、会社で娘のグッズを自慢しているらしい。過去には戸北も知らないリポーター名で番組にリポートを送り、実の娘である戸北に読んでもらったことがあるそう。
- 就職活動は相当苦戦したようで、ある時、あまりにも不採用が込んだ際に心機一転するために髪を短くしてもらい、散髪してから一番最初に受けたのが後に採用される「ウェザーニューズ」だった、という逸話がある。そのため、デビュー当初はベリーショートで番組に出演していた。現在はロングに戻っており、ゆくゆくはヘアドネーションできるレベルまで伸ばしたいと考えているとか。
趣味・嗜好など
- 趣味は食べること、お酒を飲むこと(日本酒検定2級持ち)、筋トレなど。いずれも筋金入りであり、「ウェザーニューズ」のオーディションでは自己PR用に一升瓶×2を持ち込み、それをダンベルよろしく持ち上げるトレーニングを披露し、趣味を2つまとめてアピールすることに成功した。
- おいしいものに目がなく、料理リポートを前にしたときのボキャブラリーの豊富さはキャスター陣でもトップクラス。食リポの巧さにも定評があり、2022年夏の土用の丑の日には単独で鰻を食べる配信が開催された(ただし、本人はその様子を番組内で放映しようとすると露骨に抵抗する)。
- 気象キャスターになってから、オスのネザーランドドワーフ「わたげさん」を自宅に迎え入れ、溺愛している(推し絵文字がうさぎの顔なのもこれが理由)。溺愛するあまり、番組内でわたげさんの話をし始めて悶絶したり、わたげさんのおやつ(勿論うさぎ用)を食べたことがあったりする。
- ちなみに、誕生日は2021年の8月25日。2022年9月1日からは、わたげさんの日常について綴るためだけのInstagramアカウントが登場した。
- お酒についても、時に共演者を驚かせるレベルで呑む。一部では山岸愛梨・江川清音・駒木結衣の3キャスターと共に「番組の酒豪四天王」に数えられる。2023年冬から春にかけては、それが縁となり、「なんでも酒や カクヤス」の公式YouTubeチャンネルと「ウェザーニュース」のコラボ動画に登場した。
- ホラー系に対する耐性は皆無。高校時代の校外学習で友人にお化け屋敷に誘われた際に本気で拒絶した。キャスターになってからも耐性はついておらず、USJのハロウィン限定イベントでゾンビに襲われて絶叫しながら逃走した際には、近くにいた小学生の少年がゾンビではなく戸北にビビっていたといい、横で見ていた妹に呆れられてしまったとか。
- aikoの大ファン。
放送スタイル・出演中の「お約束」など
- 2022年秋に「週刊プレイボーイ」が「ウェザーニュースLiVE」の特集を組んだ際に「癒しボイス×博多弁のおっとり系」と紹介された通り、甘い声とおっとりしたキャラクターが特徴的。前者の甘い声については、本人にとってはキャスターになるまでコンプレックスだったようだが、キャスターになって以降褒められる機会が増えて嬉しかったという。一方、もう一つの「博多弁」はそこまで頻度が多いわけではなく、雑談などでたまに出すレベル。
- デビュー当初の、緊張・苦戦しつつも素直に健気に頑張る姿は視聴者の心を相当に打ったようで、ほどなくして彼女の出演時間帯になると「💯(「100点満点」の絵文字)」をチャット欄に弾幕投下するのがお約束となった。
- すっかり番組に馴染んだ現在もこの弾幕は健在のほか、人気コーナー「おかえりメール」を彼女が担当する際には、現在でも定期的に彼女を名指しで褒め倒す内容のメールが採用されることがある。涙を見せながら感謝を伝える彼女の姿は、視聴者の涙をも誘う。
- これに限らず元々感受性がとても強いようで、感動系のリポートや企画では真っ先に涙しがち。
- 昼夜2度開催されているクイズ企画(「キーワードランキング(昼)」と「REPORT 009(夜)」)にめっぽう強く、2022年末から2023年初頭にかけては番組記録の12連勝をマークした。
- あまりに強すぎたためか、2023年1月18日OA回では出題者(昼夜それぞれで複数名のスタッフが日替わりで担当している模様)が「連勝ストップのための仕掛けを入れる」と予告したうえで正解を気温の単位である「℃」に設定して出題するという無理ゲーを敢行。敢え無く戸北は正解を逃してしまう。
- 2024年5月6日OA回では、クイズ企画中に正解を確信した戸北が「不正解だったら1ヶ月ラーメン断ち」を宣言するも結果外してしまい(それも選んだらバツゲームをしなければならない「NGワード」を選択)、1か月経過orクイズ5連勝のどちらかを満たすまでラーメン禁止(本人曰く「麺停」)の憂き目に。その後4連勝し、5月24日OA回で5連勝とラーメン解禁を賭けた勝負に挑むも、℃スタッフをぶつけられて敢え無く不正解、麺停解除とはならなかった。そればかりかこの回の最後に家系ラーメンのリポートをぶつけられて更なる大ダメージを受けてしまった。
- 結局、(スタッフによるラーメンリポートを浴びせられながらむ)1か月間大人しくラーメンを我慢し、1か月後の6月6日にラーメン解禁(=麺停解除)となった…のだが、解禁後初ラーメンとして大好きな山岡家の謹製乾麺を調理して食する様子が番組公式チャンネルで特番として別枠配信された。なお、1時間半の特番内だけで4杯食している。
- 余談だが、ラーメン解禁日の6月6日は奇しくも、当時の山岡家の期間限定商品「ホタテ塩豚骨ラーメン」の最終提供日だった模様。
- スタッフによる「仕掛け」が非常に多いことも彼女の放送回の特徴であり、「原稿を噛まずに読めたらドーナツをプレゼント」という企画が開催されたり、荒天明けの放送で「てるてる坊主」を作るコーナーが設けられたりと、積極的に彼女を盛り立てるコーナーが多数作られた。一方で、二郎系ラーメンを前に満面の笑みを浮かべる写真がフリー素材ばりに使われまくったり、スタッフに極端なズームの画を狙われてしまったりと、イタズラの餌食になることも多い。
- その極致とも呼べるコーナーが、通称「こってりぽーと」。一言で言うと「飯テロ」であり、夜間放送内の最後のコーナー「まったりぽーと」(本来は癒されるレポートが対象)を見るからにハイカロリーな食べ物(特にラーメン)でジャックする、という企画である。番組も終盤に差し掛かり、お腹も減ってきたタイミングで投入される飯テロの破壊力は想像に難くなく、彼女がたまらず悶絶する様は一見の価値あり。場合によっては画面を10枚以上の飯テロリポートがジャックすることもある。
- これらの「戸北を積極的に盛り立てる」番組の雰囲気について、先輩である山岸キャスターは「みーちゃんの凄いところは『甘やかされ力』の高さ」だと分析しており、そのうえで「周囲の甘やかしを全面的に受けつつ、そこに安住しないで更によりよい放送を突き詰めて行ける姿勢もまた、凄いところ」だと語っている。
- 同期の大島キャスターは戸北とは逆に朝間帯で活躍しているが、メインの時間帯が真逆なので驚くほどに共演機会に恵まれないという珍しい状況になっている。具体的には、2023年は一度も共演がないまま終わっており(2023年7月の対面ファンミーティングで共演のチャンスがあったが、大島キャスターが忌引で欠席となってしまい実現せず)、2024年も初共演が1年がほぼ半分過ぎた6月26日まで実現せず、それが何と569日ぶりの共演という始末(前回が2022年12月5日)。この直後には大島キャスターが喉と耳の不調で長期休養に入ってしまったため、次に共演が見られるのは再びずっと先になる可能性もある。
- ただでさえ共演が少ないことに加え、大島キャスターがSNSなどで他の共演者との絡みをあまり発信しない性格であることからSNSでもこの二人の共演は少なく、不仲説が定期的に立ってしまっているが、実際には他の同期ペア同様に仲良しな模様。
- そのことを意識してか、先述の569日ぶりの共演が終わった後には、戸北が視聴者によって立てられる心無い憶測などについて言及し、苦しい胸の内を明かすという異例の一幕があった。
関連画像
関連動画
デビュー当日の様子
デビュー1周年記念日
デビュー2周年記念日
有志制作の名シーンまとめ動画
関連リンク
関連項目
大島璃音…会社の同期
山岸愛梨・江川清音・松雪彩花・白井ゆかり・高山奈々・檜山沙耶・駒木結衣・内田侑希・魚住茉由・小川千奈・山口剛央…会社の同僚の皆様