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アマガミの編集履歴

2024-07-21 18:18:50 バージョン

アマガミ

あまがみ

『アマガミ』とは、2009年にエンターブレインから発売されたPS2用恋愛シミュレーションゲームソフト。及びそれを原作としたアニメ作品。

概要

過去にエンターブレインが発売したゲームキミキス』のスタッフが制作に携わる。

キャラクターデザインは『キミキス』と同様、高山箕犀氏が手がけた。

前作『キミキス』がを描いた作品であるのに対して、本作はが舞台となる。

広告展開におけるキャッチコピーは、「雪降る夜に、届けたい想いがあります」。


ストーリー

主人公は過去の経験から、恋愛クリスマスに苦手意識を持つようになった。

そんな高校2年生の、主人公はふと「このまま何もしないで高校生活を終えて本当にいいのか?」と思う。

そして、今年の冬はに対する苦手意識をなんとか跳ね除け、クリスマスには女の子と過ごせるようにと一念発起する。


ゲームの目的

クリスマスまでの約40日間に意中の女の子と素敵なクリスマスを迎えること。


登場人物

メインキャラクター太字は、メインヒロイン


サブキャラクター


バリエーション

フルプライス版(無印)

2009年3月19日にPS2向けに発売

エビコレ+版(廉価版)

2011年3月31日にPS2とPSP向けに発売

シナリオの追加、バグの修正、便利機能の追加、ミニゲームの『ぬくぬくまーじゃん』の追加が行われた。

PS2版の発売時期はPS2ソフトとしては最後発であり、下から数えて6番目である。

PSP版はUI16:9へと対応したが、容量の関係でCGの画質や音声の音質が下げられている。

エビコレ+ PSvita版

2014年1月30日にPSvita向けに発売 ダウンロード版もアリ

上記のPSP版を元にしているが、音質はPS2と同等に、CGはPS2よりも高解像度のものを使用している。また、ゲームの画面解像度もPS2より高解像度になっている。

新機能として高山箕犀氏の版権イラストを鑑賞できる『ギャラリーモード』が追加された。

これの収録イラストの影響なのか、CEROレーティングがCからDに格上げされている。


世界観

時代設定

アマガミのストーリーは1990年代末期の日本の地方都市を舞台にしている。

ゲーム内に登場する文化もこの時代に準するものとなっている。(ゲームセンター音ゲーがブーム、高校生が誰も携帯電話を所持していないなど)


輝日東(きびと)

主人公たちが住んでいる架空の街。

現実世界の関東地方の沿岸部をモデルにしているようで、銚子市周辺のランドマークなどが登場する。

テレビアニメでは実際に銚子市でロケハンが行われ、背景画などが現実の銚子市に準じたものになっている。


隣街として『輝日南(きびな)』という街が存在し、こちらは前作キミキスの舞台である。


輝日東高校

主人公とヒロインが通っている架空の高校

私立高校のようで、校内には常設の温水プールや理事長家から寄贈された茶室などが存在する。

体育の授業では温水プールを利用して通年で水泳授業が行われている。


毎年12月24日には『創設祭』というクリスマスパーティーが行われており、これに女の子と参加するのが主人公の目標の一つである。


本作のグラフィッカーである高山箕犀氏の母校である『茨城高等学校』がモデルになっているようで、同校には温水プールなどが実在する。

また、主人公が勝手に使っていた『隠し教室』も似た構造の部屋が生徒会室として実在していたそう(建て替えで現存していない)


他作品との関わり

製作スタッフが同一のゲームやアニメと世界観を共有しており、設定や内容などに関連性が見られる。(『キミキス』『セイレン』)


『キミキス』は『アマガミ』から7〜8年後の世界だと語られており、両作品のキャラクター間には本来、その分の年齢差が存在する。『アマガミ』ヒロイン達とは『キミキス』の川田知子が、『キミキス』ヒロイン達とは『アマガミ』の七咲郁夫が、それぞれ同世代に該当する。

地理的には『アマガミ』は輝日東、『キミキス』は輝日南という地域が舞台となっており、互いに隣接した位置にあると思われる。


『セイレン』は『アマガミ』から9年後の輝日東高校を舞台にしたアニメで、アマガミに登場した小学生が主人公の同級生として登場する。



メディアミックス

テレビアニメ

アマガミSS

2010年7月から放送 原作のストーリーをヒロイン別にオムニバス形式で再現。

原作のマルチエンディングのいいとこどりをした結末を採用するなど、オリジナル展開も多い。

アマガミSS+

2012年1月から放送 原作のエンディングの後日談をオムニバス形式で再現。

シナリオの元ネタはドラマCDやファンディスクなど、メディアミックスで展開されていた後日談から流用するなどしている。


ファンディスク

ゲーム本編の販売会社であるエンターブレインが出版しているエロゲ雑誌の『TECH GIAN』の付録として全7作存在 雑誌はエロだが付録は全年齢準拠です。

中身は選択肢などが存在しないノベルゲーム。

2024年現在はDL版がDMMDLsiteで販売中

  • アマガミ ちょっとおまけ劇場
    • 通称「ちょおま」 本編の後日談、サブヒロイン攻略IF、パラレル展開など番外的なストーリーが楽しめる。
  • アマガミGS(ジャイアニズムスペシャル)
    • ヒロインたちと仲良くなるも結局クリスマスデートを実現できなかった主人公が「裏創設祭」に参加するというパラレルストーリー。


聖地巡礼

「世界観」にある通りゲーム本編の舞台のモデルとなったのは関東地方の沿岸部全域であるが、テレビアニメでは銚子市の街並みがそのまま背景画として再現されていた。


これによりアニメ放送直後からいわゆる聖地巡礼として銚子市を訪れるファンが絶えなかったが、2020年頃よりアニメ公式と自治体や観光協会が連携してツーリズムが展開されるようになった。

聖地巡礼マップやグッズの配布、スタンプラリー、アニメスタッフによるトークショー、さらにふるさと納税まで展開され、アニメ放送から10数年たっても盛り上がりを見せている。






令和に帰ってきたアマガミ

2020年7月1日、発売10周年として無料動画配信サービス「GYAO!」でアニメ版アマガミSSおよびSS+が期間限定配信され、界隈は想像以上の大盛り上がりとなり、Twitterトレンド入りを果たした。


そして2022年4月16日、突如として完全新作ASMRボイスドラマが発表された。

再び界隈は大盛り上がり。

1ヶ月後の5月17日15時、KADOKAWAの音声作品配信サイト『mimicle』のサービス開始と同時に満を持して桜井梨穂子編が発売。43分のボリュームで2200円という値段で販売されている。

同時に七咲編の収録も済んでいる事が担当声優より発表されメインヒロインの個別販売がほぼ確定的となり、第二弾森島はるか編が同年6月24日に発売。今回はチョイ役として棚町薫がゲスト参戦。さらにサブキャラの塚原響も登場する内容でファンを驚かせた。後にまさかのサブキャラがとんでもないインパクトを残す事に...

その後も順当に発売され、中多紗江編が発売された7月22日には過去2作に「きみ、あなた」という呼び方のゲーム版トラックの無料追加アップデートが行われ、その後発売されたヒロイン編も通常盤とゲーム版がセットで販売となり、11月25日の絢辻詞編で6ヒロイン分の作品が揃いひと段落が発表。

...と思った矢先に2023年2月予定で6作全ての購入者に上崎裡沙編の無料配布が発表された

まだ出ていないヒロイン編への期待、このサブキャラ編が欲しい!という意見も根強く、2周目含めこれからも展開に期待したい。


関連タグ

ゲーム PS2 エンターブレイン キミキス セイレン

アマガミSS アマガミSS+ トゥルーラブストーリー 変態 紳士 変態紳士

アマガミ100users入り アマガミ500users入り アマガミ1000users入り


外部リンク

公式サイト

テレビアニメ公式サイト

テレビアニメ2期公式サイト

橘さんの紳士的言動集

アマガミ - Wikipedia


アマガミ ちょっとおまけ劇場 / アマガミGS(ジャイアニズムスペシャル) DLsite


mimicle公式サイト


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