合同軍(ゾイドワイルドZERO)
ごうどうぐん
概要
帝国と共和国がジェノスピノ暴走と鎮圧の一件をきっかけに互いに長い間対立状態にあったのを関係緩和、それに準じて軍も合同でそれぞれの都市の平和を守るべく結成された特殊軍。
解りやすく言うと、『ゾイド-ZOIDS-』におけるガーディアンフォースに相当する。
結成の経緯及び詳細と動向
帝国軍にてコリンズ准将は「戦争の抑止力」として帝国最重要プロジェクトである『ジェノスピノ復活プロジェクト』を推し進めていたが、中心人物であるコリンズは病体持ちであったのが悪化して死去。
シーガル准将が後任として受け持つ事になったが、シーガルは生前の彼を忌々しく思っていたのか彼の立てていた計画の様々なところを改変。本来ジェノスピノのライダーであったギレル注意をアルドリッジ少佐に独断で変更。彼が搭乗するジェノスピノの共和国襲撃を計画、自らの関与を否定させる為として死人に口なしを良いことにコリンズを「独断でジェノスピノに乗り出撃した反逆者」と仕立て上げ、アルドリッジを出撃させた。
しかしコリンズの汚名を灌ぎたいギレルが共和国へスナイプテラで来訪、投降。事情をディアス中佐に説明すると生前のコリンズの人格者ぶりは敵対している共和国にも知れ渡っていたようで、ジェノスピノの侵攻がシーガルの謀略だと納得したディアスは一計を案じ作戦を遂行するも予定外の事態が発生(詳細はジェノスピノの記事を参照)。共和国首都ネオヘリックの直前でレオとバーンやアイセルやその相棒ゾイド達にディアスやギレルも加わり、完全にジェノスピノの沈黙に持ち込んだ。
コリンズの汚名も晴れ、共和国大統領ダン・クレストウッドに帝国皇帝フィオナが謝罪、互いに和平に持ち込み合同軍が結成される。
しかしランドなど過激派達の野望の炎は消えておらず、彼らが結成した真帝国軍との全面対決、果てには地球を賭けた対決にまで発展していく···(詳細は真帝国軍の記事を参照)。
しかし続編である『ゾイドワイルド戦記』では資源の枯渇等から再び両国は戦争状態に陥ってしまうも、原始ゾイド達の復活に対処するために再び共闘、さらなる続編である『ゾイドワイルド列伝』では和平が結ばれ共闘関係になったらしく互いにチューンナップされたゾイドや技術の提供などがあった。その後は完全に和平されたと思われる。
所属する人物
共和国軍
ゾイドライダー
- リオナム大佐
- シェリー・ハント大佐
- クライブ・ディアス中佐
- ジョー・アイセル少佐
- ジェイク・ラモン一等空士
- ヴェルター・クエイド中佐(『ゾイドワイルド戦記』から登場)
- リューク・ストレイカー大尉(〃)
- マンジェル大尉(『ゾイドワイルド列伝』から登場)
帝国軍
上層部
- 帝国皇帝フィオナ
- ジーン・エレシーヌ・リネ
- レメック准将
ゾイドライダー
- クリストファー・ギレル少佐
- リュック隊長
- ノックス大尉
- シェル軍曹
- ブレイズ・ジュール大尉(『ゾイドワイルド戦記』から登場)
- ハンス・シュテイン(〃)
- ポーラ・ブリッツ中尉(〃)
- アルベルト・コリンズ(〃)
協力者
- ウォルター・ボーマン
- レオ・コンラッド
- バズ・カニンガム
- サリー・ランド
- バーン・ブラッド二等軍曹(元帝国軍だったが脱走・引退)
- ハンナ・メルビル少尉(元真帝国軍だったが脱走)