CV:日笠陽子
概要
4話より登場。
青髪のポニーテールと眼鏡が特徴的な共和国軍所属の女性地球考古学者。身長170cm以上(ポニーテール込で約178cm)。
純粋な軍人では無いらしいが、有事の際にはゾイドを駆って自らも戦場に出る。
相棒ゾイドはラプトリアで(グレーの量産機とは違い水色)、「ラプちゃん」と呼んで溺愛している。
多数のゾイドが埋もれたゾイド遺跡の調査からレオ・コンラッド一行と出会う。彼の父親であるジョシュア・コンラッド教授の著書と最後の文面に感銘を受け、考古学者を志した過去を持つ。
この言葉は息子であるレオ自身も良く覚えている。
知的な見かけや職業に反して、ハイテンションで押しの強いパワフルでマイペースな性格。
少々ハグ魔の気質があるらしく、感情が高ぶると誰それ構わず抱き着いてくる。
但し決して不真面目な人物では無く、寧ろ軍の決まり事に関しては融通が利かない生真面目な一面や、不可解な状況に相対したら興奮よりも警戒心を先に抱く等冷静な面もある。
ゾイド遺跡をレオと共に防衛したことを切っ掛けに彼らに興味を持ち、その旅に勝手に(実際はレオが持つビーストライガー、ひいては稀有なライオン種ゾイドの秘められた力と万が一それを乱用したりしないためのお目付け役として上から指示で)同行するようになり、リジェネレーションキューブ探しから帝国軍過激派との戦いまで全編を通してレオ達を支援し続けた。
21話では「記憶」=思い出が大切だと説き、ゾイドクライシス以前から持ち主の帰りを待ち続けていたAI搭載人形「アリス」と出会う。
持ち主の「マリア」という少女と瓜二つだったことから誤認されてしまい、マリアとしてアリスに優しく接し、それ故に襲撃してきたジャミンガに紆余曲折の果てにアリスが踏まれたことで破損してしまった際には過去の「記憶」であるアリスを文字通り踏み躙られたことと情が湧いていたこともあり、これまでに無い怒りを見せラプトリアでジャミンガ軍団を圧倒した。
ゼログライジス、もとい真帝国軍及び原始ゾイド&イレクトラ一派との戦いが終わった後は、軍から辞令が出た事で軍を辞め(その際にラプトリアも正式に譲渡して貰う)純粋な地球考古学者となり、心の師であるジョシュアと同じように世界各地を巡って、地球の歴史を調査する旅に出る旨を告げた。
余談
共和国サイドでは初めて担当声優が発表された人物である。
バーン・ブラッドを助ける際、彼から「共和国のお姉さん?」と言われると咄嗟に「私の名前はアイセルよ」と答えた為、日本やオーストラリアのようにジョー=姓名・アイセル=個人名の可能性がある。
設定やアニメ放映初期ではまな板級のフラットキャラだったが、回を追うごとにふくらみが増すと同時に全体的に肉感的、かつ長身として作画をされるようになり、おねーさんキャラ度がアップし、後半では制服の上からでもわかるくらい大きめのモノを持つに至った。
総じて、性格・外見、搭乗ゾイドの種類から『ゾイド新世紀/ZERO』のヒロイン2人をミックスさせたような立ち位置である(ハイテンションな一面と青いヴェロキラプトルのゾイドを駆る点はリノン、知的な一面と大人びた女性でヴェロキラプトルのゾイド乗りという点はナオミ。ただしナオミ愛機は赤)。
関連タグ
リーゼ:恐竜型ゾイドのバリエーション機体の女性パイロット(本人の髪の色、機体のカラーリングも青い)。ただしこちらはヴィランサイド。