概要
『ゾイドワイルドZERO』の前日譚である『ゾイドワイルドEX-ZERO』に登場するライオン種のゾイド。共和国軍「ブルーブラッド隊」所属の部隊長、シシオ・リュウの乗機である。
ワイルドライガーとビーストライガーのミッシングリンク的存在のゾイドであり、外見としては全体的に青くなったワイルドライガーに近いがタテガミクロー部分はビーストライガー寄りのものになっている。ただし内部のゴールドタテガミクローに相当する部位は機関銃が搭載されている。
配色としては青、タテガミクローと放熱フィンが濃淡な青、額は白で目は濃い目のオレンジ。スプリングと牙、Zキャップは金に近い黄。
ワイルドブラスト技はタテガミクローを展開して内部に隠された機関銃を発射する。
武装形態(バリエーション)一覧
- 第1話仕様
タテガミクローの両サイドにフレキシブルアーム、後ろ脚に全天候型ハイパワーブースターを追加装備。
- 第2話仕様
1話の戦いで破損した前脚のアーマー(雑誌では肩表記)をキャノンブルのものに、タテガミクローを9連キャノン砲に換装。また、脚部もビーストライガー(と同形状のもの)に変わっている(メタ的にはキャノンブルの重厚なパーツにシルエットを合わせるためとのこと)。
- 第3話仕様
再びフレキシブルアーム付きのタテガミクローを装備し、アームの先端にA-Z対空2連装砲、前脚アーマー両横に全天候型ハイパワーブースターとヘキサクロー付きのA-Z超電磁ブレード(配置はハンターウルフ改と同じ)、後脚アーマー両横にボーンブレードとハイパワーブースター装備し機体下部にはシールドライガーよろしくA-Z3連チャージミサイルを装備、頭部両横と尾部にもヘキサクローを追加装備している。
帝国軍のカッターのスナイプテラとドッグファイトを繰り広げた。
セイバーライガー
4、5話にてガンジャガーと戦った時の形態。
シルエットはどこか後のビーストライガーの武装強化された姿に近く、配色は濃淡な水色に白のグラデーションでタテガミ(フリル?)の一部に同配色のA-Z超電磁ブレードが装備されている。
顔部分は何処となくムラサメライガーに似た印象を受ける。
放熱フィンは金色でZキャップは黄土色に近い金、爪は銅色。
武装は先述の超電磁ブレードに加え前脚横にA-Z3連チャージミサイル、尾の基部にエクステンシブ・レドーム、背部のユニットにはナイフと短剣を合体させたような武器を装備。更に一番目を引くのは何と言ってもロングレンジバスターキャノンである。
これらによりオールラウンダーな戦法を取れるようになっていると思われる。
余談
雑誌の撮影にされた立体物はワイルドライガーとビーストライガーのキットパーツを流用&塗装改造しつつ市販の武器などを追加、セイバーライガーは後のビーストライガーの武装強化された姿のライジングユニットを塗装改造している。