概要
人類の大部分を下等な存在と考え、世界は優秀な天才が支配すべきだと考える悪の組織。
首領のビアスをはじめ、幹部全員がマッドサイエンティストという集団である。
優れた頭脳を至上とし、『命』と言うものを全くの無価値かつ無意味なものと軽蔑している。
ケンプ・マゼンダ・オブラーは、元々はライブマン3人の友であった。
宇宙空間に浮かぶヅノーベースを本拠地とし、地球に頭脳獣やボフラー戦闘機を送り込む。
しかし、終盤でビアスの真の目的が明かされ、ガッシュ以外の構成員がその目的の為に利用されていたに過ぎなかった事が判明した。
なお頭脳という単語はカタカナで表すと「ズノウ(もしくはズノー)」になるが、作中では「ヅノー」と表記されている。天才の拘りなのだろうか…?
メンバー
天才による世界支配を企むボルトの首領。その生い立ちは一切不明。
ドクター・ケンプから捧げられた千点頭脳から新しくエネルギーを供給された大教授ビアスが大人から子供の姿に戻った状態。
科学アカデミアでは最も優秀な成績を収めており、天宮勇介(レッドファルコン)の友人であった。
かつては、人類の更なる発展に貢献することを夢見ていたが、異常なほどプライドとエリート意識が高く、次第に他人を見下すようになった。
自らの肉体に強化改造を施している。戦闘ではブーメランと剣を使用し、美獣ケンプと呼ばれる獣人体に変身して戦う。
ケンプと同じく科学アカデミア学生で岬めぐみ(ブルードルフィン)の友人だった。
成績は2位で、ケンプとは常にトップを争っていたため、ライバル視している。
永遠の命と美しさを求めて自身の体を機械化している。身体の大半が重火器で武装されている。
やはり科学アカデミアの学生で、大原丈(イエローライオン)の親友だった。
かつては心優しい青年だったが、貧弱な肉体にコンプレックスを持つようになり、自ら研究・開発したウイルスで変身した。バイオテクノロジーに長け、パワーも強力。
子供の頃から母親に勉強を強要されており、「みんなと遊びたい」という気持ちを心の奥底に持っていた。
生まれながらの天才ではないため、ケンプやマゼンダと異なりビアスに選ばれておらず、ケンプらと同じ課題を解く事でボルトに迎えられた。
アカデミアの学生ではなく、マフィアのボス。
本来は単純な足し算も出来ない男だったが、頭脳獣を手懐けたことから、ビアス直々の教育を受けて天才になった。
分身体である3体のシュラーを作り出し、コンビネーションで戦う。
ビアスに弟子入りしてきたギルド星出身の天才。クールな性格で不滅の生命力を持つ。
当初はビアスを尊敬していたが、やがて「所詮は地球人」と見下すようになるが、
実はビアスが製作したロボット。
チブチ星出身の天才としてビアスに弟子入りしてきたが、
実際にはギルドス同様ビアスが製作したロボットで語尾に「だす」と付けて話す。
陽気でローラースケートが得意。ギルドスと行動を共にする事が多い。
ビアスが製作したロボットで、ビアスへの忠誠心は厚い。
主にビアスの身辺警護や、頭脳獣の誕生、再生・巨大化を務める。
ボルトが生み出す生物兵器。「○○ヅノー」という名を持つ。
人工的に作られた頭脳核にガッシュがカオスファントムエネルギーを放射し、
カオス状態の原子などと融合することによって誕生する。
破壊されても、ガッシュのギガファントムにより再生・巨大化する。
戦闘員。ロボットなので頭部や手のみでも活動可能。
ジンマーが人間に擬態した姿は、ダミーマンと呼ばれている。
物語開始時点で千点頭脳が既に11個集まっていたことから、ケンプらの加入以前にもビアスの勧誘を受けてその下で研鑚を積み、千点頭脳に達しては脳を捧げさせられた(あるいは、それに達せず破門され消された)若き優秀な科学者たちが過去の成員として数多く存在したに違いない。
ヒーローショーにて登場。
ガッシュのデータを基に作られたロボット。
メカニック
ボルトの拠点である宇宙ステーション。
水中も移動できる戦闘機。名前は恐らく「ボウフラ」が由来。
ボルトUFO
幹部用の宇宙船。
ビアスがギガ計画により作り上げたスーパーロボット。ライブロボに一度は完勝を収める。