Ave_Mujica
あゔぇむじか
…ようこそ。Ave Mujicaの世界へ
概要
2023年2月4日にて突如として登場した存在。公開された情報に2023年6月4日開催のライブ情報があったことから、新たなリアルバンドと予想する声もあった。
カウントダウンが終わった4月10日、「この世界のどこかに箱と手紙を届けました。」という意味深なメッセージが出る。
その後ボンボンTVのえっちゃんが謎と悪戦苦闘し、ようやく手に入れたメモリから動画を見る。
そしてえっちゃんが記載したQRコードとYouTubeの動画にて遂に「彼女達」の姿が明らかとなった…。
6月4日には初のライブ、そして担当する楽器とメンバーのバンドネームが明かされた。何気にRAS以来のバンドネームである。
Roseliaを凌ぐダークさと禍々しいゴシックホラーな雰囲気が売り。なお、0th LIVEではRoseliaのオリジナル曲である「Determination Symphony」をカバーしていた。
そして、アニメ「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!」最終話で彼女達の正体とその全貌が明らかとなる。
さらに最終話放映後に彼女達を主役とした続編「BanG Dream! Ave Mujica」(言わば分割2クール的存在感)の制作が決定した。
バンド名のAve MujicaとはAveがラテン語で「ようこそ」、「こんにちは」という意味を持ち、同じくMujicaはラテン語で「音楽」を指す言葉である。意訳するならば、「ようこそ、私達の音楽へ」だろうか。
メンバー
- Gt.&Vo.ドロリス/三角初華 (CV:佐々木李子)
- Gt.モーティス/若葉睦 (CV:渡瀬結月)
- Ba.ティモリス/八幡海鈴 (CV:岡田夢以)
- Dr.アモーリス/祐天寺にゃむ (CV:米澤茜)
- Key.オブリビオニス/豊川祥子 (CV:高尾奏音)
Poppin'PartyやAfterglow以来の、ギターボーカルを採用した編成となっている他、7弦ギターや5弦ベースといった演奏難度の高い楽器を扱う。ポジションはドロリス(Gt.&Vo.)、モーティス(Gt.)、オブリビオニス(Key.)の3人(祥子と彼女の幼馴染み2人)がフロントに付く構成となっている。
ステージ上では、メンバーはそれぞれ仮面を着けて人形に扮した舞台劇やライブパフォーマンスを行う。バンドのリーダーと総指揮はオブリビオニスが務める。
仮面を付けてはいるものの、顔の一部が見えていることや、髪型がそのままであるため、仮面キャラのお約束である『どう見てもバレバレ』といった外見をしている。
仮に正体が世間にバレた場合、元から有名人であるドロリス(初華)やアモーリス(にゃむ)、親が有名人であるモーティス(睦)あたりはリスクが高いと言える。ちなみに、ティモリス(海鈴)も恐らく、バンド女子の間では有名な存在(多数のバンドを掛け持ちする「スーパーサブ」的なサポートメンバー)だったりするので、バレたときのリスクが最も低いのはオブリビオニス(祥子)である。
アルバムのジャケット写真や公式サイトではバンドのシンボルマークとして歯車の形に欠けた三日月が用いられている。
それに合わせてか、メンバーのステージネームはそれぞれ月の海のラテン語名から取られており、
- ドロリス(初華)→Lacus Doloris(悲しみの湖)
- モーティス(睦)→Lacus Mortis(死の湖)
- ティモリス(海鈴)→Lacus Timoris(恐怖の湖)
- アモーリス(にゃむ)→Sinus Amoris(愛の入江)
- オブリビオニス(祥子)→Lacus Oblivionis(忘却の湖)
をそれぞれ意味している。全て -is で終わっているがこれは属格形(~の)のため。属格形が全て-isで終わるわけではなく実際月の海にもis以外の語尾のものがある。統一感の為に選ばれたものか?
なお、ステージネームは総指揮を執る祥子がつけたものだが、その意図するところは現状では明かされていない。このステージネームに関しては、『It's MyGO!!!!』#13(最終回)で、にゃむが祥子に対して『なぜ自分が”愛”なのか?』という趣旨の質問をするも、冷たくあしらわれて躱されている。この件の疑問点や考察についてはこちらも参照されたし。
加入メンバーについては、祥子の個人的な繋がり(幼馴染み)に基づく睦と初華を除けば、音楽での自立を目標とする海鈴、芸能界入りを目指すにゃむというビジネスライクなもので、また、海鈴は自身らの関係を「共犯者」と例えているが、(CRYCHICを崩壊させたという)同じ罪を一緒に背負っている本当の意味での共犯者は祥子と睦のみというやや歪な関係にある。さらに、偶然か否かまるでそれを暗示するかのように
と、崩壊という十字架を背負うかごとく、二人には罪に纏わるワードが入っている。この二名の読み方次第では「咎は祥子、若葉無罪」とも読み取れ、まるで「悪いのは祥子、若葉(睦)は悪くない」とも解釈出来てしまい、非常に皮肉めいた文章が浮かび上がる。
数名のメンバーの名前に数字が入っているが、何の意味があるかは現状、不明。だが、祥子がにゃむをスカウトした理由として「顔と数字ですわ」と答えている(この数字の意味は「視聴者上昇やファン層の獲得」という意味だろうが)。
例として、分かりやすいもので
- 三角初華→3(三)と1(初)
- 八幡海鈴→8(八)
となり、二人とも明確に出ているのが分かる。しかし、仮に「0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」までの数字をメンバーの名前から出来るかぎり数字に置き換えて、当て嵌める場合、どうやっても2つの数字だけ何故か存在しない、補完できない事が分かる。詳しくは言えないが、これ以上の詮索は自己責任でお願いしたい。
楽曲
ミニAlbum「Alea jacta est」
- 黒のバースデイ
- ふたつの月 ~Deep Into The Forest~
- Choir ‘S’ Choir
- 神さま、バカ
- Mas?uerade Rhapsody Re?uest
- Ave Mujica
ミニAlbum「ELEMENTS」
- SymbolⅠ:△
- SymbolⅡ:Air
- SymbolⅢ:▽
- SymbolⅣ:Earth
- Ether
余談
メンバーの本名についてはRASと同様、各人の苗字の由来に法則性がない点も大きな特徴だが、都内の地名または旧地名が元ネタになっている点は既存キャラに似る。ただし、23区内とは限らない。
●三角→江戸川区の旧地名(現在の春江町の一部)
●八幡→武蔵野市の実在地名「八幡町」
●祐天寺→目黒区の実在地名(同名の寺院もある)
●豊川→文京区の旧地名「高田豊川町」(現在の同区目白台、豊島区高田の一部)
制作陣インタビューによるとAve Mujicaのデビュー公演はかつてRoseliaがFWF.でパフォーマンスを行ったステージと同じ場所であるとのこと。
関連動画
関連タグ
- Fantôme_Iris:別のブシロード作品に登場するダークなヴィジュアル系バンド。こちらもステージネームを持つが、全員が社会人であり、ヴァンパイア(という設定)で活動している。また、ステージネームはキャラクターの本名に由来する。
- Abyssmare:別のブシロード作品に登場するユニットで、同じくダークな雰囲気が特徴。また、追加ユニットであるという共通点もある。