「我、恐れる事を恐れる勿れ」
CV:岡田夢以
概要
バンドユニット「Ave Mujica」における八幡海鈴のステージネーム。ユニットではベース担当。
アニメ『It's MyGO!!!!!』第13話におけるライブ内の演劇シーンでは、他の4人と同様に持ち主から捨てられた人形という役どころで、海鈴の本来の性格と同様に冷静沈着なキャラクターとなっており、奔放に振る舞うアモーリスの言動を度々制している。
時計に某かの思い入れがあるようで、『It's MyGO!!!!!』第13話の演劇シーンでは懐中時計を手にしている他、Ave Mujicaの1stライブ「Perdere Omnia」での劇パートでは世界が滅んで時計が全て動かなくなった後、時間を把握できるようにと「チク、タク、チク、タク」と自身で秒針を数えていた。
また、「Perdere Omnia」での劇パートにおいて世界を破壊した背徳感が癖になりそうで恐ろしいという、自身の名前に紐付いた発言をしている。
余談
- ステージネームの由来は「Lacus Timoris(恐怖の湖)」。
- 他の4人のステージネームにも「本人に当てはまりそうな事柄」があるので、彼女にもそれがあるのだろう。恐らくは「サポートメンバーとして多数のバンドに参加していること」が、「一つのバンドに身を置き、メンバーと心を通わせる事を恐れている」ということではないだろうか。特に海鈴は普段から同級生や「Ave Mujica」のメンバーに対しても敬語且つ苗字にさん付けと他者から一歩退いた接し方なのは、その顕れとも考えられる。
- BanG Dream! Ave Mujicaの第4話では立希にAve Mujicaの調子を聴かれた際にテレビ取材などが良好な事と現在の状況を「燃え尽きる前の線香花火みたいですね」と例えている。祥子からのストレスで生まれた睦のもう一つの人格モーティスがギター弾けないという致命的な弱点が露呈し、Ave Mujicaに一気に暗雲が立ち籠る。モーティスは解散は嫌だと癇癪を起こすと「遅かれ早かれですよ。続くバンドの方が少ないです」と様々なバンドを見てきた彼女だからこその一言を伝える。しかし、モーティスから以前に祥子を除いたメンバーがAve Mujicaをどう思っているかの趣旨の質問を聴かれた際には『ムジカが自分の居場所になればいい』と好意的に答えていたようだった。
- その事から『自分の居場所(バンド)を見つけられず、例え見つけたとしてもバラバラになった経験から、バンドメンバーと心を通わす事に奥手。それが海鈴にとっての”恐怖”』なのかもしれない。
- 第6話ではAve Mujicaが解散してから1ヵ月が経とうとした頃、睦の現状を知った立希から呼び出される。ムジカや睦に対して無関心且つ傍観者的な態度、ムジカが短命な事は察していたという言動から「海鈴、本当にムジカやってたの?」と問われ、「何が言いたいんです?」と聞き返すも、彼女から「別に……」と失望したかのように立ち去られる。その言葉に対して、ひとり「何が言いたいんだよ……」と初めて普段の敬語をかなぐり捨てた口調で不満を零していた。
- 第7話では前話にて立希に言われた言葉の意味を確かめるかMyGO!!!!!の定期ライブのリハーサルを観に、RINGに来ていた。その中で燈とそよ、クラスメイトの立希、共にムジカのメンバーだった祥子と睦5人によるCRYCHICの演奏を目の当たりにして、何を感じたのか唇を強く噛み締めていた。リハーサル終了後に祥子と睦に接触、Ave Mujica再結成への依頼を持ち掛ける。
- 第6話で「何が言いたいんだよ……」と独白および反発していたものの、海鈴自身も自分に何が足りないのか本心では分かっていて、今回CRYCHICのメンバーが心の本音でぶつかり合う姿から自身が本当に求めていたものへの羨望や悔しさを感じ取ったのだろう。
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