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クラン(ファイアーエムブレム)の編集履歴

2024-10-11 23:33:58 バージョン

クラン(ファイアーエムブレム)

くらん

『ファイアーエムブレムエンゲージ』の登場人物。

「神竜様ファンクラブ会員0番、クラン!」


プロフィール

性別
誕生日3の月10の日
身長160cm
薬指の指輪サイズ9号
個人スキル碧の信仰(主人公と隣接している間、主人公と自分の命中+10)
初期兵種マージ
好きなもの神竜、掃除、勉強、料理、読書、ピクルス、哲学書
苦手なもの虫、運動、怪談、動物以外の乗り物、機嫌が悪い時の自分
趣味神竜様のお世話
特技ピクルス作り、詩の暗記
軍の中で一番盤上遊戯が得意
称号冷静の守り人
CV天﨑滉平

概要

聖地リトスで第三十三代「竜の守り人」を務めている魔道士の少年。ソラネルで眠る神竜リュールのことを、先代守り人のヴァンドレや双子の妹フランと共に世話しており、リュールが目を覚ました時にその様子をフランと見届けていた。


一人称は「僕」、二人称は「あなた」。心優しくおっとりした性格。控えめで思慮深いが興味のあることに対しては情熱的。


目を覚ました時、つまりリュールが最初に出会う仲間の一人であるがユニットとしての加入は2章。1章では友軍扱いで、リトスに突如現れた異形兵から主君を守ろうと臨戦態勢に入るも魔道書を叩き落とされてしまい、丸腰でなお妹を庇おうとして敵に囲まれ絶体絶命というところでリュール(と紋章士マルス)に間一髪で助けられる。

その後は妹と同時に自軍ユニットになり、神竜王ルミエルとの本格的な模擬戦をリュールと共に突破し、突如現れた謎の一団によるリトス襲撃に応戦。

敵の攻撃に加えて元より体が衰弱していたことから早くも崩御の時が来てしてしまうルミエルから託された願いと使命を胸に旅立つリュールを支えるべく、自身も新たな竜の守り人として戦続きの長い旅に身を投じていくことになる。


双子


フランと共に結成した「神竜ファンクラブ」の会長を自称し、主君でもあるリュールを神格化している。リュールや紋章士に声を掛けられるだけで喜びや緊張を抑えきれず「卒倒しそうです…!」が口癖のようになっている。


緑の服を身に纏い、髪の右側を編み込んでいるのが外見的特徴で、妹のフラン(赤の服、左側を編み込む)とは見た目的にも対になっている。


つまり本作における赤緑コンビの緑に当たるのだが、過去作に多い騎士ではなく魔道士なのが特徴。キャラクターデザインを担当したMikaPikazoがシリーズのファンだったこともあり意図的にデザインされたと思われる。


タグとしては「クラン(FE)」が使われることも多い。


人物像

おっとりした性格と風貌ながら「推し」「尊い」などのワードセンスに代表される等身大の現代っ子な要素を多く持つ。シリーズ伝統のジェイガンポジションにしてお馴染みの老騎士然をしているヴァンドレとは妹のフランともども対照的。


主君リュールへの姿勢は臣下というよりは熱烈なファン。戦闘マップでクランにカーソルを合わせた際の「目線頂きましたぁ…!」やソラネルで彼の近くを通りかかった際の「わぁ…今日も尊い!」「推しの動線に入れるなんて…」といった台詞は限界オタクのそれ。

また、リュールが顕現した紋章士たちに対しても魅力を感じており、彼らに奉仕したり頼りにされたりすることに興奮…もとい光栄に思っている。この主君や紋章士たちに対する情熱は妹とも共通しており、神竜様ファンクラブ定期会合と称して、主君の「布教活動」をするための意見交換を双子で熱心に交わし合っている。


リュールが大好きであるだけに竜の守り人という役職には忠実そのもの。リュールが目覚める瞬間に立ち会えたことには強い誇りを持っており、目覚める前から仕えていた先代の守り人たちの想いを常に胸に留め、世話係や守り人としての雑用もその使命感のもと、率先してこなしている。

幼いながら芯の強さを持っており、散策会話では守り人らしく心強い声掛けをしてくれることも。その献身ぶりからリュールも彼を「大切な臣下」と扱っており、無理をしていると勘付いた際には命令という形で身体を休めるように気配りを返し、クランもまた感謝の言葉を返すといった、理想的な主従の相互関係を築いている。


双子の妹フランとはお互いを名前で呼び合う対等なきょうだい。勝ち気だがおっちょこちょいな妹に対して、慎重派で要領も良い彼は仕事でミスをすることが少ない。一方で失敗してしまった時は、立ち直りが早い妹とは真逆に自分を責め続けて自己嫌悪に陥ってしまいやすい性質のようで、スタルークほどではないが「それに比べて僕は…」といったネガティブな台詞も少なくない。


先輩であるヴァンドレとは、失敗は多いながらも素直に言うことを聞き終始良好な関係である妹に対し、クランの場合は彼に度々指導を入れるヴァンドレの意図を上手く解せずにぎくしゃくした状態になってしまうこともある(これはヴァンドレがクランに期待を寄せているからであり、最終的には雨降って地固まる、な着地をする)。

そんなくよくよしやすいクランをフランが奮い立たせるという兄と妹が逆転しているような場面もある一方、彼もルミエルの件で目も向けられず泣いている妹の肩に手を優しく据えてあげる兄らしい行動を見せている。二人は支え合える良好な仲であり、ソラネルでは仲良く水かけ遊びをしている微笑ましい光景をしばしば目にすることができる。


ピクルスが大好物であると同時にピクルス作りが特技。腰に下げている瓶の中には常にお手製のピクルスが携帯されていて、これを他の仲間たちに振舞うこともあり、彼のピクルスを食べれば疲れが取れるという。その作り方は調味料となる香草などを調達しに一人で森に通うなどかなりの手の込みようであり、作り方の指南を乞われることも。

そんな彼でも作中屈指の辛党であるヴェイルと出会うまでは「唐辛子のピクルス」は作ったことがなかったようで、それを完成させた際には非常に辛いながらも刺激的で美味しいと感動していた。なお、この「唐辛子のピクルス」はソラネルの料理にも登場しているが一切カットされていない丸ごと一本な唐辛子が山盛りという罰ゲームのような見た目をしており、この二人は好物判定だが案の定というか過半数以上のキャラが嫌い判定な劇物である。


頑張っている人のことはつい応援したくなる性分。オルテンシアから自分のファンクラブを作ってほしいとせがまれた際は最初こそ乗り気になれなかったが、その後の会話で彼女のことを押しは強いながら素敵な人物像と感じてからは本心から応援したい気持ちと共にその願いを叶え、彼女から目一杯の感激と感謝の意を受けている。

また、相手のことをよく観察して分析、細やかに書き留めるリサーチ力にも優れており、それは仲間に振舞うピクルスの味にも活かされている。相手の健康面を考えて材料や分量を調節することに加えて、相手を思い浮かべて「おいしくなーれ」という気持ちも込めながら作っているという姿勢も含めて、彼の作るピクルスは仲間からとても高い評価を受けている。


ソラネルの「料理」では「子供」判定。

正確な年齢は不明だが、フォガートと「歳はそんなに違わない」らしい。


ユニット性能

今作で最初に仲間になる魔法ユニット。魔道士が初期メンバーなのはシリーズでもボーイ以来となる。

初期素質は魔法(天性素質)、剣。初期職は魔道書のみを扱うマージで、普通に育てるとセイジまたはマージナイトへクラスチェンジすることになる。


僕の魔力成長率


彼の特徴は魔道士としてトップクラスの速さ成長と、クラス選択を誤ったとしか思えない力成長と魔力成長の大小関係。

彼の個人成長率は力35%、魔力10%という内訳だが、この10%とは今作の魔道士または杖使いユニットの中でダントツ最下位、それどころか物理職ユニットを含めた全ユニット中でも下から数えた方が早い魔力成長の悪さという始末。

初期職のマージを含め今作の魔法職は魔力に大きな成長率補正がかかるようになっているが、彼の場合はそれ込みでも全く補正がかかっていない側の力成長率を超えることができない。


初期値はやや優秀であるために加入直後は魔道士として申し分ない働きを見せてくれるものの、レベルアップしてもなかなか魔力が上がってくれず(一方で力は上がっていく)、そうしているうちにシトリニカなどの魔力成長率が高い後発の魔道士たちにポジションを奪われてしまっているケースも少なくないだろう。


一方で力成長率35%は平均以上、速さ成長率は50%とかなり優秀であり、早期にチェンジプルフで物理職に切り替えるとシンプルに速い物理アタッカーとして途端に使いやすくなる。というかこちらの方が向いていると言えるほど。

まずは物理職に必要な力と体格を重点的に鍛えられるベルセルクウォーリアーに転職、それらが十分に育ったところで速さ限界値も成長補正も高いシーフやウルフナイトに切り替えると成長傾向を最大限に活かせる。防御面については魔道士キャラらしく劣っているのもあり、それを回避の高さで誤魔化せることにも繋がる速さは彼の生命線となる。


あくまで魔道士を貫かせたいのであればマージナイトが最候補。高い移動力に彼の速さを活かせる兵種スキル、そして力成長が無駄にならない剣(または槍、斧)の解禁から、セイジに就かせるよりもライバルとの差別化がしやい。この兵種が騎馬スタイルであることを活かして、魔法を扱いつつ物理系統の紋章士を掛け合わせて両刀のように戦うのも悪くない。といっても魔法攻撃面の火力不足は付きまとうため、精霊の粉を優先して使ってあげるなどのフォローは必要。

他には、天性素質が魔道であることからマージナイトと同じランクの魔道書を扱うことができ、力成長の兼ね合いで体術も主力にできるハイプリーストも候補。


なお、初期兵種の正統進化にあたるセイジは上記二つに比べると彼で運用するメリットを見出しにくい。…のだが、今作のセイジはローブの下がお腹丸出しのピチピチなスーツという奇抜なデザイン(下イラスト参照)をしており、彼が少年キャラということもあって性能とは別に一定の支持を博している兵種選択である模様。


FEエンゲージ:セイジ衣装のクランくん


妹のフランと成長率を比べると基本的に似たりよったりだが、クランは何故か体力と魔力で大きく劣っている。幸い物理系の兵種でなら活躍しやすい配分ではあるので上手く差別化(先述のマージナイトであれば敵アーマー系には魔法、敵マージ系には剣で攻撃することで幅広く対応できる)したいところ。

ちなみに妹は体格成長率が0%、つまり特殊な兵種選択をしない限り初期値から全く成長しない弱点があり、二人ともハイプリーストにするとどちらも似たりよったりの上限値になる。しかしフランは体格の差で攻速が大きく落ち、天性素質の差でBまでの魔道書しか扱えないなど、前線に出張るのも厳しければ後方支援役としても兄より力不足に陥ることもある。


支援相手はリュール、ヴァンドレ、フラン、エーティエルイ、シトリニカ、ゼルコバ、フォガート、オルテンシア、ヴェイル、ジャンの11人。

支援効果は必殺型。


ヒーローズ

夏の推しも尊い クラン

水着クラン

「竜の守り人、クランです。

 こちらの現場に来られて感無量ですが、

 まずは日差しから神竜様をお守りしないと。」

属性
兵種暗器/歩行
武器小さなスコップ+
奥義月虹
A攻撃速さの秘奥3
B速さ守備の拍節3

2024年7月からの超英雄で初登場。星4からも排出される。


ステータスは速さと魔防はかなり高いがHPと守備は低い。


小さなスコップは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+5かつ攻撃速さが自分を中心とした縦横3列にいる味方が「攻撃が55以上」と「速さが40以上」の合計値×5分増加(最大15)して奥義カウント変動量+1。味方を固めて尚かつステータス条件を満たす必要はあるが攻撃速さはかなり伸びる。


コミカライズ版

「ずっとずっとずーっとこの時をお待ぢじでいまじだ~~~~!!」


主人公リュールが目覚めるよりも前の時期を描いた「プロローグ」から双子揃って登場。

竜の守り人に就任する前の幼少期の姿や経緯が掘り下げられている。当時の彼の容姿は右側の髪の編み込みがまだ無く、妹も帽子を被っていない。二人揃って後ろ側には大きなリボンのようなものを付けているように見える。

まだリュールのことを知らない彼は「神竜様」のことを字面通りのドラゴンか何かだと思い込んで(「噛みつかれたりしないかな…」などと言っている)恐る恐るの初のソラネル来訪となったが、その人間とほぼ変わらない寝顔を見知るや否やゲームでもお馴染みのテンションに。

それから「神竜様見守日記」を付け始めると共にソラネルの掃除やここへ訪れるフィレネの王族への案内役などの竜の守り人の手伝いを続け、日記を書いて1211日目にして正式に竜の守り人になった。そして2800日目、見守りを始めてから実に7年と8ヶ月余りにして遂にリュールが目覚め、念願の推し…もとい主君との対面及び対話が叶うことになった。


次話以降も竜の守り人としてリュールの補佐をするほかに仲間に加わったアルフレッド一行の朝練に息を切らしながら付き合うなど度々姿を見せている。主君と共に故郷のリトスを旅立つ際には双子揃って名残惜しそうに涙を流している他、フィレネ王国に向けての船旅ではゲーム18章での散策会話でもそうだったように船酔いでダウンしてしまっている。


関連イラスト

クランくん。

【FEエンゲージ】クランクランくん


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ジョーカーifにおける同じ立ち位置繋がり。こちらは執事で、中の人ディアマンド

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