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概要
劇中登場する、新幹線から特務ロボットに変形する機体の総称。無印と同様にシンカリオンと呼称される。
過去の2作品と違い、パラレルワールドの本作は2014年の東京おもちゃショーにてジェイアール東日本企画が発表していた原案、「ProjectE5」を彷彿とさせる新幹線車両の先頭車だけで1両変形する方式に変更され、各種支援サポートメカ「エルダビークル」を使い合体する「ビークル合体」で強化される。
設定
超進化鉄道開発機構(ERDA)が保有し、シンカリオン運転士が機体を操作……のつもりで、10年以上前にERDA創設者である鍋島チクゴの手によってプロトタイプである0系タイプ・シンカリオン0を開発。その後も複数体設計・開発が進められたが、肝心の適正値に届く操縦者が開発当初から現在に至るまで不在のまま。
支援サポートメカ・エルダビークルを用いてビークル合体し、四肢や武装面を強化させる。
発車後、超進化フライホイールの接続によって超進化レールに乗り超加速、メタバース空間内に先頭車両が突入し、脚部→腕部→肩アーマー→頭部の順に変形合体、モードシンカリオンとなる。変形後は運転席にいる運転士の動きに連動(前作の言葉で言うならば、痛みを伴わないインターロック状態)。
ただし、前2作での機体とは異なりビークル合体を行うまでは単機で武装を持ち併せず(例外あり)、到着するまで丸腰の状態で対処しなければならず、運転士の力量が試される。
運転士のパイロットスーツは、操縦室からの自動瞬着でなく更衣室で直接着るスタイル。
機体及び形態一覧
- シンカリオン0
- シンカリオン E5はやぶさ
- トレーラーフォーム
- ドリルフォーム
- シンカリオンSRG:E5・E6・E7の合体形態。
- ユナイトシンカリオン:E5・グレートドクターイエローの合体形態。
- シンカリオン E6こまち
- トップリフターフォーム
- シンカリオン E7かがやき
- ドリルフォーム
- シンカリオン N700Sのぞみ
- ブルートレーラーフォーム
- シンカリオン H5はやぶさ
- ドーザーフォーム
- シンカリオン E8つばさ
- ドローンフォーム
- シンカリオン N700Sかもめ
- フェリーフォーム
- シンカリオン 500こだま
- ジンキフォーム
- シンカリオン ドクターイエロー
- グレートドクターイエロー
- ファントムシンカリオン:敵対勢力が保有。
- ハーデスシンカリオン:同上。
玩具版
タカラトミーから2024年1月下旬より順次発売。
シンカリオンは先頭車1両で変形する関係上、玩具の自走は不可。エルダビークルとのセット販売も行われる。
余談
プロトタイプが0系モデルになった理由は特に説明されておらず、当時の最新の車両ではなくなぜ0系が選ばれたのかは不明。
SRGの「1両単独変形、3機合体」自体はパラレルワールドの過去作でお披露目されている。700のぞみ、700ひかりレールスター、N700みずほを参照。