パイレーツインハワイ

ぱいれーついんはわい

『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、SEGAより発売予定のゲームソフト。

概要

2025年2月21日（当初は2月28日だったが、開発が順調なこともあり、セカンドトレーラー公開時に発売日が一週間前倒しされた）に発売予定の『龍が如く』シリーズ最新作。

対応機種はPS4、PS5、Xbox Series X / S、Xbox One、Windows、Steam。

主人公はシリーズ屈指の人気キャラである真島吾朗。これまでも何度か主人公として登場したことはあったが、いずれも複数いる主役キャラの一人としてであり、単独主人公は本作が初となる。

テーマは「海賊」で、『8』本編から半年後、記憶喪失となった真島が海賊船の船長として戦う物語となっている。

ストーリーのボリュームは、同じく外伝作品である『名を消した男』の1.3~1.5倍とのこと。

舞台は『8』と同じくハワイ・ホノルルシティや本編終盤に登場したネレ島に加え、真島が漂着した「リッチ島」、ハワイの海賊をはじめ裏社会勢力の巣窟となっている「マッドランティス」が追加されている。

シリーズ恒例の芸能人ゲストとして、過去作でも出演したファーストサマーウイカ・大東駿介・谷田歩が再出演、そして青木崇高・秋山竜次（ロバート）・松田賢二が初出演となる。

システム

ジャンルは『7外伝』と同じく「アクションアドベンチャー」。バトル中にジャンプが新たに可能となった。

また、『7外伝』と同様に主人公キャラクターは往年の戦闘スタイルと新たに会得した戦い方の2種類を選択可能。

真島の代名詞とも言える『狂犬』スタイルでは『5』で会得した分身殺法を初めてプレイヤーが使えるようになり、今回新たに登場した『パイレーツ』スタイルではカットラスやフリントロックピストル、ワイヤーアクションを駆使した大立ち回りが可能。

あらすじ

日本とハワイを巻き込んだ大事件から半年後。

真島吾朗は、どういう訳か船の残骸と共に寂れた島に打ち上げられていた。

記憶喪失となり自分の名前すらも分からなくなってしまった真島は、失くした記憶の手がかりを求めて自分を助けてくれた少年・リッチと一緒に広大な海へと旅立つ。

しかし彼らが向かった先は、"伝説の財宝"を狙う悪党たちが跋扈する一触即発の危険な世界だった───。

登場キャラクター

真島吾朗（まじまごろう）

CV：宇垣秀成

物語の主人公。元東城会直系「真島組」組長。

「嶋野の狂犬」の名で知られる、伝説の超武闘派極道。

『8』で起こった騒動が終結してから半年後に何故かハワイのリッチ島に漂着し、記憶喪失状態となっていた。

その後、自身を船長とした「ゴロー海賊団」を結成することになる。

ノア・リッチ

CV：ファーストサマーウイカ

ハワイのリッチ島で暮らす少年。

外の世界に憧れており、リッチ島を出たいと願っている。

志垣輝彦（しがきてるひこ）

CV：青木崇高

元東城会直系「志垣組」組長。

放射線物質によって汚染されたネレ島で働いている。

俳優がモデリングされたキャラクターの一人。

マサル・フジタ

CV：秋山竜次

いくつもの海賊船を渡り歩いてきた凄腕のコック。

真島が率いるゴロー海賊団に加わり、料理人兼用心棒として活動する。

俳優がモデリングされたキャラクターの一人。

ロドリゲス

CV：谷田歩

ハワイの宗教団体「パレカナ」の信徒。

パレカナの聖地であるネレ島を守っている。

俳優がモデリングされたキャラクターの一人。

モーティマー

CV：大東駿介

端正な容姿と高いカリスマ性が特徴的な「モーティマー海賊団」の船長。

ジェイソン・リッチ

CV：松田賢二

リッチ島の酒場のマスターで、ノアの父親。

元トレジャーハンターであり、海には詳しい。

冴島大河（さえじまたいが）

CV：小山力也

元東城会直系「冴島組」組長。

会長の堂島大吾を支えた大幹部の一人で、真島の兄弟分。

ハワイで行方不明となっていた真島を迎えに行くが、当の真島は記憶喪失により冴島のことを忘れていた。

クィーン・ミシェル

CV：？？？

ハワイ海域にある島を根城とする反社組織連合「マッドランティス」の最大勢力を束ねる初老の女性で、裏社会におけるブライス・フェアチャイルドの後継者と名高い大物。

レイモンド・ロー

CV：？？？

海賊王を名乗る小太りの男。

余談

発売日を変更した理由については前述の開発状況に加え、龍が如くスタジオ総指揮の横山昌義氏が「安心してそのあとやってくるゲームを遊んでほしい」「そしてその後ゆっくりと、狩りの世界にでも出かけてもらえたらと思います」と発言しているため、同時期に発売されるゲームとの発売日被りを回避したものと思われる。