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編集者:八坂江
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概要

  • 今回招聘された外国調教馬は欧州の4歳馬3頭。
    • オーギュストロダンのA.オブライエン調教師は21年のブルーム・ジャパン以来3年ぶりの参戦。英ダービー馬の参戦は99年ハイライズ以来25年ぶり。また、今回はA.オブライエン調教師も来日している。
    • キングジョージ覇者の参戦は96年ペンタイア以来28年ぶり。ゴリアットを管理するグラファール調教師は過去にイラプトで2度参戦しており、それ以来3度目の参戦となる。
    • ドイツ調教馬の参戦は22年テュネス以来2年ぶり。ピーヒュレク騎手は国内G1初騎乗となる。
  • 今回は14頭すべて重賞馬。うちG1馬は10頭。

出馬表

性齢騎手調教師馬体重
1ゴリアット(GER)セ4C.スミヨン(FR)F.グラファール(FR)490
2ブローザホーン(JPN)牡5菅原明良(美浦)吉岡辰弥(栗東)430(+4)
3ドウデュース(JPN)牡5武豊(栗東)友道康夫(栗東)510(+6)
4ジャスティンパレス(JPN)牡5C.デムーロ(FR)杉山晴紀(栗東)468(-2)
5シュトルーヴェ(JPN)セ5鮫島克駿(栗東)堀宣行(美浦)478(+8)
6ダノンベルーガ(JPN)牡5松山弘平(栗東)堀宣行(美浦)492(-6)
7シンエンペラー(FR)牡3坂井瑠星(栗東)矢作芳人(栗東)488
8オーギュストロダン(IRE)牡4R.ムーア(IRE)A.オブライエン(IRE)454
9チェルヴィニア(JPN)牝3C.ルメール(栗東)木村哲也(美浦)494(+4)
10ドゥレッツァ(JPN)牡4W.ビュイック(GB)尾関知人(美浦)470
11カラテ(JPN)牡8杉原誠人(美浦)音無秀孝(栗東)530(+4)
12ソールオリエンス(JPN)牡4横山武史(美浦)手塚貴久(美浦)476(+8)
13ファンタスティックムーン(GER)牡4R.ピーヒュレク(GER)S.シュタインベルク(GER)440
14スターズオンアース(JPN)牝5川田将雅(栗東)高柳瑞樹(美浦)500

事前情勢

人気オッズ
1ドウデュース2.3
2チェルヴィニア4.0
3ジャスティンパレス6.2
4オーギュストロダン9.8
5スターズオンアース12.7

レース結果

着順タイム/着差
1ドウデュース2:25:5
2シンエンペラークビ
2ドゥレッツァ同着
4チェルヴィニア
5ジャスティンパレスアタマ

直線で外に持ち出されたドウデュースが、先行した2頭との追い比べを制した。先行した2頭による2着争いはクビの上げ下げの写真判定の結果同着に。2人気チェルヴィニア4着、3人気ジャスティンパレス5着。ラストランのオーギュストロダンは8着に終わった。

  • ドウデュースは前走の天皇賞秋から連勝でGⅠ5勝目。武豊騎手は16年キタサンブラック以来8年ぶり5勝目、友道調教師は17年シュヴァルグラン以来7年ぶり2勝目。
  • 本レースで馬券圏内が同着になるのは初。
  • 前年のイクイノックスに続き天皇賞秋勝ち馬による優勝となり、ドウデュースは20年ぶり史上3頭目の秋シニア三冠に王手をかけた。
  • 海外勢はゴリアット6着が最先着だった。
  • 今回のドウデュースの上りは32.7。2戦連続で32秒台だった。レース上がりは33.4で、前半5F62.2のスロー。

余談

  • 本レースは海外陣営、特にゴリアット陣営を中心にマイクパフォーマンスの応酬も特徴的であり、プロレスさながらにレース前から盛り上がりを見せていたのも特徴だった。
    • ゴリアット陣営は出走を発表以降、独自のPVを作ったり「ジャパンカップはゴリアットの2着を決めるレースだ」などと派手なパフォーマンスを見せていた。
    • これに対してシンエンペラー陣営の矢作調教師は「皆さんが騒ぐほど強いとは思っていません。日本の馬場で日本の馬がそんなに簡単に負けるかよ、と」「『いい加減にしとけよ。俺が叩きつぶしてやる』と言ってやろうかな」とインタビューで返答している。前年にパンサラッサを距離適性不安を承知で敢えて投入するなど、興行としての盛り上がる動きにも積極的な矢作氏らしい返礼である。

実況

動画

ラジオNIKKEI

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フジ系

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編集者:八坂江
編集内容:編集タイミングが被ったので入れ直し。