概要
かつてアビドス高等学校に存在した生徒会で、現在におけるアビドス廃校対策委員会の実質的な前身組織。
はるか昔、アビドス自治区が栄華を誇っていた頃はかなりの資金力を有していた様でしかも一時期は70人にも及ぶ数の生徒会長がいたらしく、その群雄割拠の時代を経て全盛期を迎えていたと言われるが、ユメとホシノの二人だけになっていた2年前には当時の面影など全くなく、両者は常に資金難と戦っていた。
また、衰退の一因であるビナーについての目撃談やデータを纏めていたようだが、それらは度重なる移転の中で紛失した模様。
本編開始時点で既に形骸化した組織であり、後継でありながら非公認組織の廃校対策委員会が権限を行使できていたのは、偏に生徒会副会長であるホシノが所属していたことに起因する。
それ故にホシノの存在はカイザーコーポレーションによるアビドス自治区支配最大の障壁でもあった。
本格的にメインストーリーに絡むのは、『対策委員会編』第3章から。
ホシノとユメの過去が描写されると同時に、アビドス砂漠と「ある物」に関連した、「砂漠横断鉄道」を巡る事件の根幹として関わってくる。
メンバー
生徒会長
梔子ユメ |
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生徒会長。当時三年生。楽観的かつのんきな性格。今までチャレンジしてきたことをボロボロの手帳に記録している。半ば生徒会長の座を前任の生徒会に押し付けられたが本人は前向き。 |
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先生の提案でアビドス生徒の過半数以上の支持を得て新生徒会長に就任した。 |
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エピローグにてついに観念し生徒会長に就任した。 |
副会長
書記
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新生徒会長により、本人の知らないところで任命、というか処分を下された。 |
役職不明
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対策委員会編第3章エピローグでいつの間にか加入していた。加入の経緯の詳細は絆ストーリーにて語られている。 |
余談
キヴォトスにおける各自治区の統治機関は基本的に『生徒会』を名乗っておらず、異なる名称を持った組織が行政機関としての役割を持っている。
その中で唯一、アビドス以外でこの呼称が認められていたのはD.U.を本拠地とする連邦生徒会のみだった。
作中では同音異字で「せいとかい」と呼ばれた組織もあったが、こちらの組織も組織体制を変化させて存続している。
また、対策委員会編3章の中学校の回想シーンにて、アビドス生徒会は一度解散したという会話が登場。この真意は明らかになっていないが、いずれ判明するかもしれない(単に本編の解散同然の状態を指しているだけの可能性も高いが)。