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赤外線の編集履歴2025/01/03 03:05:33 版
編集内容:サーモグラフィーを追加

概要

電磁波を分類する際に、波長が長いものから電波赤外線可視光線紫外線X線ガンマ線と分類する。赤外線は波長が長いほうから順番に遠中近と分けられている。

勘違いされやすいが「赤の外」(可視光線の外)なので赤く見えないそもそも人間の肉眼では視認できない。所謂「赤外線ヒーター」等が赤く発光しているのは、赤外線と同時に赤い光(可視光線)も発しているからである。

英語ではInfraredだが、IRと略される場合が多い。

近赤外線

近赤外線は携帯電話リモコンなどの通信として使用されており、赤外線カメラにもこれが使われている。赤外線そのものは目視できないがデジタルカメラには写る場合が多い。

特性

遠赤外線はこの宇宙に存在するほとんどの物体、液体窒素からすら放射されており、周囲に放射を伝えている。もちろん人間も微弱だが赤外線を発している。

物体の温度が高いほど赤外線は強くなり、波長の中心は短くなっていく。暖房のなかには赤外線の放射熱で暖めるなど効果もある。

利用

  • 携帯電話リモコンの通信 …前述
  • 熱効果を利用したもの。
  • 温度探知や映像化による捜索・追尾
    • マムシなどの一部のは赤外線を感じる器官を持ち、獲物の体温を感知できる。
    • 温度差・熱分布を視覚化する赤外線映像装置。サーモグラフィーもこの一種。研究捜索・救難、軍用偵察・索敵・照準)、過熱部位の検知など様々。「熱映像装置」「熱線映像装置」「サーマルサイト/サーマルスコープ」と呼ばれる場合もある。製品名としてFLIRなども有名。
    • ミサイル等の誘導方式の一種として赤外線誘導が用いられ、目標の発するエンジンの排気や温度差を画像として捜索・追尾・命中するものもある。(ヒートシーカーとも)
  • 肉眼で捉えられない不可視照明合図マーカーなど

懐中電灯など赤外線フィルタを任意で取り付け、赤外線ライトとして使用可能な製品もある。

人間も微弱な赤外線を発しているが、微弱すぎてデジタルカメラでは認識できない。

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