いいよなおじさん
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いいよなおじさん
コント番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」や「バカ殿様」などで志村けんが演じられたキャラクター。
- 容姿は変にカールした前髪、右頬に大きめのホクロ、ガタガタの歯(乱杭歯もしくは虫歯のような汚い歯)と言う衛生的とは程遠い姿。基本的にワイシャツやジャケットなど長袖長ズボンだが、ランニングシャツやTシャツで出たことも。
- 「ぬーっ」と奇妙な効果音と共に現れ(だいたいがどアップ)、「ネビフライ(エビフライ)」「クソダンゴ(草団子)」など訛ったようなしゃべり方をする。「ニッポンシュ(日本酒)」など胡散臭い外国人風の話し方になることも。
- 他人のもの(主に料理やお酒)を「●●はいいよなぁ」と言いながらつまみ食いしたり、持ち物を拝借する。その時点では憎めない雰囲気を称えた地元の男性、ないしは酔っぱらいオヤジに見えるが、行動は徐々にエスカレート。
- 相手は当初こそおじさんを迎え入れるが、彼は借りたものや食器を口や鼻にべたべたくっ付けるなど、使い方は汚らしい。お決まりは若い女の子が口をつけた部分で飲み物を飲むと言う意図的な変質者行為をやらかす。
- 飲み物やポン酢、ソースなどにむせて噴き出す、クリームや辛いたれをつけた食品を相手の口にねじ込むなど食欲をなくす行為を繰り返す。
- 以上のようにお下品な行為をやりすぎたために堪忍袋の緒を切らした相手によって放置され、「●●はいいよなあ~」と言うのがオチ。被害者は基本的に若い女性が多い。
- 研ナオコによる『いいよなおばさん』が過去に存在した。桑野信義・田代まさしなど男性の俳優ないしは芸人がひどい目に合う。
- 志村けんのバカ殿様には、ちょんまげと裃で刀を腰に差した武士のコスプレをしたバージョンが登場する。公式にはどのような名前かは不明。殿様と中の人が同じなので入れ替わりに登場する。
- 侍バージョンの登場シーンは、殿様がお手洗いに行く、お女中を呼ぶ、料理人にお酒のお代わりを要求するなど用を足すために立ち上がった直後。殿様から頂いた和菓子や小料理、南蛮渡来の名品を味わいながら留守番をしている腰元達を困らせる。
- 「いいよなおじさん」とされているが、話し方は「いいよなぁ~あ」「いーよな~ん」など語尾が間延びした感じであり、憎めなさと気持ち悪さに拍車をかけることも。
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