概要
マラソン、短距離走、駅伝といった、走ることを主体としたスポーツのときに着用する袖無しのシャツ。タンクトップの一種と言え、分類上タンクトップと見なされることもある。
略して「ランニング」とも呼ぶ。
シャツのつくりは、袖や肩の部分が全く無く、身頃を吊り下げるための幅の狭い布地だけがある。また、襟ぐりが大きく開いている。
このため、風通しが良く、体温や湿気が服の中からスムーズに発散して行ってくれるので、快適な皮膚環境を保つことができる。また、腕を大きく振りやすくスピードアップに繋げることができる。
下着としての利用
木綿などシンプルな生地で製造された、デザインの少ないものは、下着としての利用も一般的である。
形態はほとんど同じだが、「タンクトップ」というと女性用を連想させるのに対し、「ランニングシャツ」というと男性用であるとイメージされやすい。それもなぜかおじさん向けと相場が決まっている。
おじさんが着用することでワイシャツなどを透かしてうっすら見えるランニングシャツの襟ぐりが、「ツキノワグマ」などと呼ばれてダサがられることもあるとかないとか。