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概要編集

ドラえもんカラー作品集3巻及び、藤子・F・不二雄大全集17巻に収録。


これを使えば、世界のどこでもどの時代でも調べて、スケッチブックにその風景の絵を自動的に描くことができる。


ストーリー編集

先生から写生の宿題を出されたのび太はドラえもんに相談したが、「楽に絵を描く道具なんかない」と言われてしまった。これにのび太は「もう頼まない」と出て行き、何か書きやすい物はないか探し出したが、犬は動くから、工事現場はややこしいからという理由でそれぞれ諦めた。だがそこで偶然叔父に会い、昔の話を聞いた後、なるべく早く宿題を済ませて帰るからそれまで待っててと言って別れ、しずかを書くため彼女の家に行くことにした。


だがのび太が来た時には先に出木杉が来ていて、2人でしずかの絵を描くことになったが、出木杉が写実的なものをすぐに描けたのに対し、のび太は落書きのようなものしか描けなかったため、うちで綺麗に仕上げて来るからと言って家に帰って行った。すると家ではのび郎がパパと子供の頃の街の地図を作っていてにぎわっていたが、理髪店、はんこ屋、古本屋の順だったか、はんこ屋、理髪点、古本屋の順だったかで意見が分かれてしまい、しまいには全く無関係な話で口論になってしまった。


そこでドラえもんはこの道具を取り出し、30年前の駅前商店街を映し出して、これを描き出した。すると本当は右から理髪店、古本屋、はんこ点の順であったことが分かりり、結局2人共違っていた。2人は仲直りして地図の作成を続けにかかったが、のび太はこれを使って、こないだ皆で石器時代の日本に行って来た時の風景を描き、今度は本来の目的であったしずかを描き、写実的な横顔を描くことができた。


さっそく本人に見せに行くと大評判であったが、まだあと2,3枚スケッチがあることに気付かれてしまった。一方のび太がこの道具を使ったことに気付いたドラえもんは、一体何を描いたのか見る為プリントアウトしたが、そこには下手な絵を描かれたことに怒ったしずかに追われるのび太の姿が描かれていた。


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