概要
生粋のスプリンター(1400m以下を得意とする)であるサクラバクシンオーだが、自分が将来的には長距離も勝てるようになると信じているバクシンオーはトレーナーの「1200mのレースを3つ勝てば3600mを勝ったことになる」という口八丁に騙されてスプリント戦を走っている…というのがストーリー内の描写である。
しかしかなり強引な言いくるめである上、バクシンオー自体賢さ補正があるので
実は騙されている事には気づいている…かもしれない。
そのうえで、「トレーナーに絡んで欲しいからと騙されたフリをしているのでは?」という想像から生まれたのがこのタグである。
このタグで描かれるバクシンオーは、普段の快活な学級委員長っぷりは鳴りを潜め、
「嘘をつくのはイケナイ事だけど、トレーナーさんは私に隠し事なんてしていませんよね?」というようなトレーナーを試すような言動をしたり、
ふとした瞬間にトレーナーの耳元で「うそつき♡」と囁いたり、
いわゆる「湿度の高い」キャラクター付けがなされるのが定番。
また、なぜかカチューシャを外して隠れ美少女っぷりを発揮する事が多い。ふーん、だっちじゃん。
そしてバクシンオーを騙しているという罪悪感から、トレーナーは動悸や過呼吸に苛まれている…
実際のバクシンオーの反応
アプリのストーリー内でも、実際のところバクシンオーは「何かおかしい」ということには気づいている模様。
だがトレーナーはバクシンオーを騙す反面、「バクシンオーは長距離も走れるようになる」と本気で思っている。
彼女にもその思いは伝わってくるため、きっとトレーナーの何かしらの策なのだろうと敢えて有耶無耶にしているのである。
実際序盤は短距離しか走れず、マイルで息を切らしていたバクシンオーは3年後には中距離寄りのマイルを走れるようになっており、確かに距離延長は実を結んできている。
(ただし、伸びた距離と掛かった年月を計算して、「本当に長距離を走るまで現役を続けられるのか」と呆然としているシーンもある)
更にビコーペガサスのストーリーでは、バクシンオーはノースフライトに短距離では自分に勝てる存在がいないから引退すると語っており、それを聞かされたビコーが今までの態度は演技だったのかと驚き、フライトも「舞台裏は見せなかった」と語るなど、バクシンオーが実は大きい闇を抱えているのが示唆されている。それ故に明るくて快活な学級委員長というのは演技であるとも疑われるようになった。
このため、上記の想像は実は公式だったという可能性がある。当然、騙されていることにも……気づいているのかもしれない。
余談
育成シナリオプロジェクトL'Arcだとゲーム中のギミックにより中距離適正を容易にAにすることができる為、シナリオで必ず走ることになる日本ダービー、宝塚記念、凱旋門賞を筆頭に様々な中距離レースに挑戦することが可能となる。
流石に長距離まで走るとなると自前で因子をかき集める必要があるが、このシナリオに限って言えば(確定で走るレースのラインナップを考慮しても)嘘をついているとは言い難い…はず。
関連項目
グランアレグリア:マイラーなのに陣営に騙されて中距離を走らされた競走馬。
ミホノブルボン-最初は短距離に適性があると思われていたが、トレーナーによる魔改造によって中長距離馬になった。ある意味、バクシンオーのもう一つの可能性?