概要
秋田書店の「週刊少年チャンピオン」にて連載。作者は森村たつお。掲載時期はおおむね昭和50年代前半から半ば。単行本は全10巻が発売された(現在絶版)。
別名はアマレス版「リングにかけろ」。アマチュアレスリングというマイナースポーツを題材に、1980年開催のモスクワオリンピックに照準をあわせたストーリーとなっている。
格闘技の技と相手方にいかに衝撃を与えて勝利するかが主体。レスリングというより凶器のない殺し合いといった極端な内容。連載回を追うごとに格闘技技も極度に荒唐無稽なものになっていく。昭和時代の篤実・真剣さがにじむ精神主義的な作品であった。