「負けて嬉しいなら笑えば良いのにー。」
「負けても楽しそうな笑顔、素敵ですー!」
概要
東方projectに登場するキャラクター、古明地こいしと秦こころを一緒に描いた絵、カップリング絵に付けられるタグである。
感情豊かな無表情のこころと、表情豊かな無感情のこいし。
性質や結末さえもが正反対なこの二人が一緒に描かれた時にこのタグが用いられる。
また、『「こい」し』と『こころ』で「恋心」となり、
「こいここは希望の恋心」と呼ばれることもある。
彼女は同作品内に登場している古明地こいしと何かと接点・対になっている部分が多い。またこいしもゲーム内で地霊殿以外の人物と絡むのは初めて(主人公2人除く)であるため、創作ではカップリングの候補として挙がっている。
→こいしの色と補色の関係にあり、色を反転させると似た色になる。
と、これだけでも十分に「何か」を感じるが、更にこころはこいしのことをライバル視しており対戦モードでは
「見つけたぞ!私の宿敵よ!」と話す。しかも
「返せったらぁ……しかしまあ もう新しいお面も貰ったから本当は要らないんだけどね」
とも発言し、こいしが希望の面を持っているから勝負を挑みに来ているというのは口実のようだ。
やはりこの二人は何か通じてる……?
その後二人の仲は更に進展したのか、博麗神社でこころが演目『心綺楼』を披露する際にこいしが空から花びらをまいていた。こころが頼んだのかこいしが気まぐれでやってるのかは不明だが、どちらにせよ今後が楽しみな関係である。
その後の二人としては、例えば『心綺楼』に続いて両者が登場した『東方深秘録』では、それぞれのストーリーで互いが出会うことは無いものの、両者がたどった物語には類似する点がある。
こいしとこころは共に当時流行していた都市伝説に関連を持ち、自身が関わった都市伝説を高めたり楽しんだりする様子が描かれており、各々の都市伝説を通して通して誰かを怖がらせてみたいという共通の想いを抱いていた。しかし両者はそれぞれの理由から幻想郷住民を十分に怖がらせる事が出来ず、それぞれのかたちで自身に憑いた都市伝説について悩んだりもしている。
しかしこいしは他者の助言、こころは思案と考察を通してそれぞれの都市伝説の新たなブレイクスルーを見出し、共に都市伝説の新たなスタイルを確立している。そして作中で実際に新たなスタイルを試すのであるが、その最初の披験者にしてこいしとこころが期待した最も良い反応を返したのも同じ人物であったという共通点も持つ。
この他『深秘録』の自由対戦モードでは『心綺楼』同様に本編中では交流の無いこいしとこころを対峙させる事も出来、この際のセリフでは『深秘録』に限らない二人ならではの対話が展開される。
こいしが勝つとこころの上に乗ったり(実際の描写ではなくセリフ上のもの)、こころが勝つと自身の面の数の多さからこいしがこころの背後を抑えることは不可能であると宣言するなど、『深秘録』においても互いの決闘を通した交流をとても楽しんでいる様子がうかがえる。
『東方憑依華』ではそれぞれ別々の相手のスレイブとして完全憑依コンビを結成し、実際に弾幕も交わしている(霧雨魔理沙&こいしルート)。別のストーリーでは両者とも聖白蓮や豊聡耳神子の完全憑依研究の実験に(強制的に)付き合わされているなど、巻き込まれた側としても登場している。
また『憑依華』の自由対戦モードでは任意の完全憑依コンビを設定することが出来、さらにコンビごとにメンバーの二つ名を組み合わせて独自の二つ名が設定されるというシステムがある。こいしとこころの完全憑依コンビでは、こいしがマスターの場合(「こいし&こころ」)は「 意図せずに感情的な二人 」、こころがマスターの場合(「こころ&こいし」)は「 能面で心を閉ざした二人 」となる。
さらに本作でも自由対戦モードで互いのコメントを見ることも出来、本作では互いの「表情」について対照的な言葉を寄せている。
関連イラスト
関連タグ
東方 東方Project 東方Projectのカップリング一覧
にとまり→憑依華におけるこいここのそれぞれのマスター2人によるカップリング
関連企画(東方キャラの日)