(クサリをはずしてやるか)
ニア(このままながめてるのもいいか)
概要
ロックがサウスフィガロ脱出ルートを探索中、セリスがある民家の地下室で両手を鎖で繋がれ、兵士に暴行を受けている姿を発見する。
その後、セリスの前に立ったロックの脳裏に浮かぶのが、上記の選択肢である。
物語を進行させるには彼女に話し掛け、鎖をはずしてやる必要があるのだが、殆どのぼうけんかは何故か一度はながめていることを選んでしまうという・・・。
Pixivでは、セリスが地下室に繋がれている際の構図や、思わずこのまま眺めていたくなるようなイラストのタグとして付けられる。
カードダスのこのシーンを再現した絵はよくこの絵が全年齢向けで通ったなと言いたくなる構図であった。
なお、真面目に考察するならば、ロックはガストラ帝国に恨みを抱いており、「元」とはいえ帝国の将軍だった女性が痛めつけられていることに対して「いい気味だ」と眺めていたとしても、決して彼を責められまい。
しかしもちろんロックは彼女を見放すことをよしとせず救出。後々、セリスと行動を共にするうちに彼女を命を賭けてでも守ることを決意するようになるのだから、世の中わからないものである。
なお、GBA版ではCERO対策の為か暴行シーンはカット、それに伴い選択肢も修正されている。代わりにVCで配信されたSFC版は基本的に元のバージョンをそのまま配信する為CERO-Bの判定となっている。
ピクセルリマスター版でも修正された。
一聞するとやらしい台詞に聞こえるが
実は、「ながめている」うちにセリスがリターナーの敵の帝国関係者からレイチェルに見えてくる様子を表すモノローグだったりする。
セリスが帝国に離反し、帝国兵に痛めつけられる姿までそっくりなので見ていられなかったのであろう(その時のレイチェルの姿がやらしかった可能性はある)。
二律背反が二律背反ではなくなるまでの巧みな心理描写なのだ。
このままながめているのもいいかの再来?
世界崩壊後に浮上不可能になったフィガロ城の動力部に蔓延っていた謎の触手との戦いで当然ながら触手だけあってパーティに絡みついてくる。世界崩壊後はセリスが仲間を探す中心的存在なので加わっているわけだが、ハイレグレオタードに触手というすごい組み合わせである為、絡まれている最中はこのままながめるのも可能である(ただし、男性陣も絡まれている為、「ながめる」のはプレイヤーの君たちである)。
Pixivにおいて
Pixivにおいては、主に女の子がとても可愛らしい姿を披露している時、あるいは何だか途轍もなく恥ずかしい目に遭っている時やとんでもない窮地に陥っているような時に使用される。後者のシチュエーションにおいて、そのまま眺め続けて(放置して)いるとその女の子が恥ずかしさのあまり泣き出してしまうこと請け合い(イラストの時点で既に泣いていることもある)なので、眺めて楽しむのはほどほどにして手を差しのべてあげよう。