概要
劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』において、降谷零(安室透)が公安としての部下である風見裕也に対して放った台詞。
ファンの間では「これ公」と略されることも。
事の発端は、公安の動きを気にするコナンが、隙を見て風見のスーツの袖裏にシール型発信機(盗聴機能付き)を仕込んだこと。
風見は降谷に呼び出され、目の前で発信機を取り出されるまでその存在に気づかなかった。
そんな風見を恐ろしい形相で睨みつけ、彼の腕をねじり上げたまま降谷が吐き捨てたのがこの台詞である。
「(子供に盗聴器を仕掛けられるなど、)これでよく公安が務まるな」といった意味合いか。
だが、「潜入捜査」を主とした行動をしている公安なので、そもそも“公安である”と言うことがバレればそれこそ命はない。“公安である”以上は盗聴器を仕掛けられる時点で「これでよく公安が務まるな」と言われるのにも頷ける部分はある。
また、これより大分前の場面において、風見は降谷の命を受けてコナンのスマホに遠隔操作アプリを仕込んでいるため、「仕掛けた側が逆に仕掛けられるとは……」という意味も含まれているかもしれない。
『ハロウィンの花嫁』
2021年12月1日、2022年の劇場作品『降谷ハロウィンの花嫁』が発表された。ストーリーも発表され、降谷が登場することも分かった…のだがそのストーリーというのが「とある事件の犯人を降谷が追い詰めるが、その犯人によって降谷は首輪爆弾をつけられてしまう」というものだったのだ。
これを受けた発表同日のTwitter上では「風見以上のこれ公案件やらかしてて草」、「風見刑事に『これで公安が務まるのか』って全く同じこと言われそう」、「ねぇねぇ今どんな気持ち?」などの声が続出した。
二次創作では
映画同様、この台詞は降谷から風見に対して発せられる場合が多いが、時には公安とはほぼ関係のない理不尽な理由で叱責されていることも……