概要
あfろによる漫画作品『ゆるキャン△』の登場人物、各務原なでしこと志摩リンのカップリング(コンビ)タグ。
なでしこはリンのことを「リンちゃん」と呼んでおり、対するリンは「なでしこ」と呼んでいる。
ある秋の日に本栖湖畔のキャンプ場で偶然の出会いを果たした二人は、通う高校が同じであったことや共通の友人である斉藤恵那の機転などによって、互いに心を許して打ち解けるようになる(なお、アニメ第1期第3話のクライマックスには、リンがなでしこのことを「なでしこ」と初めて名前で呼ぶオリジナルシーンが組み込まれている)。その後も二人は『野外活動サークル』(野クル)の面々や恵那たちと関わるなかで幾度となく交流を重ねており、それらの体験を通して互いに新しい世界を知ったり自身を見つめ直すきっかけを得るなどしている。
なでしこにとってのリンはキャンプについての豊富な知識と経験を併せ持った「憧れの存在」であり、自身の駆け出しキャンプライフを送るなかで彼女の背中を追いかけながら、手料理の腕前を披露したり夜景の写真をSNSで送るなどといった友達としての距離感を築き上げている。一方のリンは当初、なでしこのことをやたらと行動力にあふれた「ヘンな奴」と認識していたものの、交わりを重ねていくうちに彼女の振る舞いに秘められた友達想いの優しさを見いだし、安心感のもとに彼女の存在を認めるようになっている。
余談だが、アニメ第1期のオープニングにもなでしことリンの関係性の進展が小ネタとして盛り込まれており、なでしこがリンをキャンプに誘うSNSのやり取りにおけるリンの態度が、話数を経るごとに柔らかいものへと変化している。
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