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にこざん

にこざん

「にこざん」とは、「ブルーロック」に登場するキャラクター、二子一揮×剣城斬鉄の非公式BLカップリングである。
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概要

「にこざん」とは、「ブルーロック」に登場するキャラクター、二子一揮×剣城斬鉄の非公式BLカップリングである。


※以下、原作漫画と「ブルーロック-EPISODE 凪-」、キャラクターブック「EGOIST BIBLE」、アニメのネタバレを含みます。


-EPISODE 凪-


出会い


2人の出会いは、「ブルーロック-EPISODE 凪-」第5話「vs. TEAM Y」で描かれている。

斬鉄と凪誠士郎、御影玲王らが属するチームVの初戦の相手が、二子擁するチームYだった。

斬鉄が1得点目を決めた後、玲王がボールをキープする。二子は「器用な人ですね 身体能力と技術のバランスが秀逸です でもただの優等生止まり 僕にはそう見える」と玲王を煽り、ボールを奪いに来る。そこに斬鉄が「オトリコミ中失礼」と割って入った。

「…使い方合ってる?オトリコミ中」と確認した斬鉄に、二子は「合ってますけど…邪魔です」と返す。その隙に玲王が体を翻し、二子と斬鉄は勢い余って「ゴチン」と頭をぶつけた

二子が「痛っ」、斬鉄が「うっ」と呻いている間に、玲王はチームV2点目となるゴールを決めたのだった。

その後もゴールを奪い続ける玲王と斬鉄の姿に、二子は

超速脚力のバカメガネに高次元オールラウンダーの完璧エリート…これが全員エゴイストストライカーの"青い監獄(ブルーロック)"の選考レベル!今までやってきたサッカーじゃ通用しない…玲王・斬鉄(このふたり)は才量(モノ)が違う!!!

「ゴールを奪う才能じゃ今の僕は敵わない…!!だったらもう止めるコトだけに集中しろ――この眼と発想(アイディア)で予見(キャッチ)して玲王・斬鉄(あのふたり)を潰してやる!!!

と、ブルーロックの現実を突きつけられ、戦い方を変えることを余儀なくされるのだった。


二次選考


二子と斬鉄がチームを組んだ経緯は本編二次選考参照。


「ブルーロック-EPISODE 凪-」第19話「逆襲の死神」で、凪、馬狼照英、千切豹馬の3人部屋で凪と馬狼が喧嘩しているところに、二子が「ホラ いたでしょ」、斬鉄が「あ マジだ!」と会話しながら2人並んで入ってくる。

斬鉄が「お前ら!シーユーアゲイン!」と3人に向かって挨拶すると、二子が「いやそれお別れのあいさつです」と突っ込み、千切は「斬鉄!二子!?どしたんお前ら!?」と、2人が揃っていることに驚いている様子を見せた。

二子は「…廊下がビチョビチョだったんで 多分 凪くんの濡れたままのビチョビチョタオルだと分析して追跡してきたんです」と説明。回想で濡れた廊下を指さし「これ多分ナギくん」と言う二子の斜め後ろで「うっそだー」と返す斬鉄が描かれている。

この回で二子・斬鉄のもう1人のチームメイトが柊零次だったと判明。二子の後ろから登場した柊は「へー 二子くんと斬鉄くんが言ってた会いたい人ってキミのコトかな?凪誠士郎くーん」と凪に声をかけた。


第20話「無知」で、試合開始直後に斬鉄と1対1の勝負に臨んだ千切の目の前に、「斬鉄くん」と声をかけた二子と「らじゃ」と応えた斬鉄が現れ、千切を2人でマークする。「速さ勝負にはさせません」(二子)「ハサミ撃ちチョッキンプレス」(斬鉄)として千切の行く手を阻んだ2人は、柊にボールを回すことに成功した。

斬鉄が1点を決めた後、リスタートで走り出した馬狼に、二子が「来ます 脳筋プレー」と言うと、斬鉄はまた「らじゃ」と応えた。馬狼が言うところの「壁になるだけの足止め守備(ディフェンス)」で馬狼を止めた斬鉄が、「ホントだ二子 変にプレスにいかなきゃ足止め余裕だ」と言うと、二子は「はい キミはバカ速いですから」と答えた。


第22話「あい」で斬鉄が凪たちに選ばれ、二子と斬鉄は離れることになったが、第23話「FINAL」では、最終決戦前の斬鉄の「俺はただ一生懸命やるんだ そうすればきっと凄ぇ奴が認めてくれる熱い場所 好きです”青い監獄(ブルーロック)”。」との心の声が書かれる。斬鉄の脳裏には、凪、玲王に並んで二子の姿が浮かんでいた。


本編


二次選考


2人が二次選考でチームを組む経緯は、単行本9巻の巻末おまけ「それぞれの3人1組(スリーマンセル)その②」及びアニメ「ブルーロック あでぃしょなる・たいむ!」#21「それぞれの三人一組 その②」で描かれている。

1stステージを突破した二子が、3人1組マッチングエリアで

「これは誰と組むか慎重に考えるべきですね…僕には無い武器を持ってる人を探すのが利口(クレバー)な選択…使える人間…使える人間…

と考えていると、1人で座っている斬鉄が目に入る。「!あ…」と声を上げた二子に斬鉄は「ん」と反応。二子は「めっちゃ足速くてめっちゃバカの人だ…」と思いながら、「斬鉄くん もう組む人は決まってるんですか?」と声をかける。

「…まぁ とりあえず凪と玲王を待ってるところだ」と返した斬鉄に、二子は「この人ならアリかも」と考え、「もしかして…その2人はもう先に行っちゃったのでは?」と斬鉄の待ち人はもういないという可能性を斬鉄に提示する。

ハッとした斬鉄は「そーゆー論理(ロジック)もあるな…まったく…ゼロベースでリスケだぜ…」とブツブツつぶやく。いつもの滅茶苦茶な英語混じりの斬鉄語だが、二子は「想定してなかったでしょ絶対…」とその意味をほぼ正確に読み取っていた

「でもじゃあ 僕と組みませんか?」と二子に誘われた斬鉄(集中線とともに描かれている)は、「そのコミットにどんな『メソッド』が?」と質問、即座に二子に「『メリット』ですか?」と訂正され、「それだ」と素直に答えた。

二子は親指と人差指で円を作り右目の部分にかざすおなじみのポーズで「僕ならキミを誰よりも上手く使える」と断言。斬鉄の脳内では

「バカな俺を使ってくれる前髪のヤツ」「任務遂行!(二子:いけ!斬鉄くん!!)」「必殺仕事人!!(自分 失敗とかあんまりしないんで!)」(9巻末おまけ)

「前髪のヤツ 指示くれる 俺、活躍」「任務遂行(二子:いけ!斬鉄くん!!)」「必勝蹴球人(自分、失敗とかあんまりしないんで)(ゴーグルキラーン)」(あでぃしょなる・たいむ!)

という想像が繰り広げられ、「バカがバレないしカッコイイ!!!」とテンションを上げる。

斬鉄は「いいだろう 『昨日の友は今日の友』って言うからな」と二子の誘いに乗る。二子は「『昨日の敵は』です」と訂正しながら「本当にバカなんだこの人…」と脳内で呆れる。

ちなみに「あでぃしょなる・たいむ!」では省かれていたが、9巻末おまけでは「『昨日の敵は』です」と訂正する二子の頭上に「ズッ友じゃあるまいし」の言葉が書かれている。

晴れて2人のチーム結成が決まり、二子はもう1人のメンバー選びは「話の通じる人間(ヒト)にしよっと」と決意するのだった。

なお、斬鉄は「-EPISODE 凪-」第7話でも、玲王について「俺の使い方を理解してくれる奴がいる」と語っていて、「上手く使ってもらう」ことに喜びを感じる性質をのぞかせている。


三次選考


二子、斬鉄ともに三次選考に進出したが、斬鉄は凪、馬狼、千切、清羅刃の2nd CLEAR TEAM。二子は氷織羊、皿斑海琉、石狩幸雄、西岡初(治療中で不在)の5th CLEAR TEAMで三次選考ジョイントルームに入場し、二次選考での敗戦によって別々のチームになったことがわかった。

EPISODE 凪19話で、凪・馬狼・千切の3人組と対戦した時点で、二子と斬鉄は柊零次とチームを組んでいたことが判明した。斬鉄が1st CLEAR TEAMの蜂楽廻に「俺4人目 コイツ(清羅)5人目」と説明していたため、斬鉄はこの対戦で負けて凪たちに引き抜かれたということになる。


適性試験


世界選抜戦を経て選ばれたTOP6の3チームのうち、二子は「自分のプレーを貫ける相手」として烏旅人、乙夜影汰を擁するチームB。斬鉄は雪宮剣優、凪を擁するチームCを選んだ。斬鉄がチームCを選んだ理由は明らかにされていないが、チームVで一緒だった凪がいるからだとすると、二子の「僕ならキミを誰よりも上手く使える」という言葉を斬鉄はどう受け止めていたのか…気になるところである。

余談だが(二子以前に斬鉄の使い手だった)玲王もチームCを選んだため、結果的に一次選考チームVのTOP3が同じチームに集結することとなった。


U-20日本代表戦


二子は「ボール奪取と空間読解に長けた頭脳を持つ」点が絵心甚八に評価され、左CBとしてスタメン出場。斬鉄はベンチ入りメンバーに選ばれた。

二子は糸師冴から士道龍聖へのパスをカットした際、士道の足に危険なタックルをしたとしてイエローカードを食らう。そこで右足首を痛め、玲王と交代させられた。ベンチで玲王が座っていた席が斬鉄の隣だったため、二子がそのまま空いた席に座り、久々に二子と斬鉄の2ショットが実現した。しかし特に2人の交流は描かれていない。


EGOIST BIBLE


斬鉄は好きなタイプに「賢くて、バカをバカって言わない人」を挙げているが、二子は斬鉄のことを頭の中では「バカ」と評価していても、本編217話、EPISODE 凪11話公開時点では斬鉄に「バカ」と口に出して言ってはいない。「賢い」は言わずもがなである。

二子は好きな季節に春を挙げ、理由を「ポカポカしてて頭悪くなれるから」としているが、頭が良すぎる、脳が働きすぎてしまうがゆえに、頭を空っぽにしたい、難しいことを考えたくないという心理がありそうだ。


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腐ルーロック 二子一揮 剣城斬鉄

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