概要
「ウォレスとグルミット」シリーズの中編映画「ウォレスとグルミット、危機一髪」に登場する羊のショーンを主人公としている。動物たちは基本的にしゃべらないが、話す際には視聴者にわからない音となっている。
日本では、第1シリーズは2007年4月8日から6月24日まで、第2シリーズは2010年10月3日から、NHK教育で放送された。また、ニンテンドー3DS向け3Dコンテンツ配信サービス「ニンテンドービデオ」にて、3Dバージョンのひつじのショーン3Dが配信されていた。1分くらいのショート作品。
公式YouTubeチャンネルでは、登場人物であるティミーを主人公としたスピンオフ「こひつじのティミー」が配信されている。
また、2022年4月からは公式YouTubeチャンネルで毎週金曜日に第1シリーズ、第2シリーズのエピソードが配信され、2023年7月からは毎週土曜日に第3シリーズのエピソードが配信されている。
映画版も制作されており、2015年7月4日には「映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~」、2019年12月13日には「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」が公開されている。
また、2022年12月16日から2週間限定で「ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!」が上映された。
ストーリー
リーダー格の羊のショーンとその仲間たちが静かな丘に巻き起こす大騒動。そんな彼らに振り回される牧羊犬のビッツァーは、牧場主に気づかれる前にいたずらをやめさせようといつもてんてこ舞いをしている。
登場人物
主人公の羊。詳しくは項目参照。
ショーンたちの牧場を見回る牧羊犬。ショーンとは時々けんかをしたり、厄介事を押し付けたりするが仲は良い。職務には忠実だが、ときどき牧場主の目に見えないところでサボったりしている。サボりのツケは時々ショーンたちにも回ってくることがあり、それを解決するために羊たちが奔走するのも定番。
第2シリーズでは手足や顔と体の一部に白い部分もあった。
牧場の管理人。ビッツァーの飼い主。
ビン底眼鏡をかけたド近眼・総入れ歯の中年男性。寝るときにはぬいぐるみを抱いていたり、鼻歌音痴だったりと、意外と愛嬌のあるキャラ。新しい物好きであり、いろんなことに手を出すが飽きっぽいため長続きしたためしがない。というか羊たちの悪ノリで失敗するのがお決まりのパターン。
ただし羊たちのドタバタには気づいていない。
赤ちゃん羊。性別は♂。まだおしゃぶりが手離せない年頃だが、好奇心旺盛でいろいろなことに首を突っ込みたがる。ちなみにショーンから見ると甥っ子。
羊たちの中で一番デカい♀。とにかく何でも食う。公式曰く「他の羊の3倍大きい」。その毛の中には四次元ポケットよろしく大量の食べ物やお金、道具が隠されている。いつものっそりながら動いてはいるが、食っている間はショーンやビッツァーはもちろん牧場主相手でもその場から動かない。扉の前に居座らせて開かなくしたり、高いところに登るときの踏み台になったり、ピッツリーを追い払ったりと、意外なところでショーンたちの活躍を支える。
- ピッツリー
牧場主のペットで、赤毛の猫。態度がデカく他の動物たちにちょっかいをかける。ショーンたちの作戦を牧場主に告げ口しようとしては毎回しっぺ返しされ、大目玉を食らう。第3シリーズ以降は登場していない。
- 牧場の仲間たち
自分のメシにはスパイスがかかっていないと食べない3匹のいたずらブタ、入れ歯なのに何でも食ってしまうシャーリー並の大食いであるヤギ、普段は温厚だが一度怒り出すと誰にも止められない牡牛など。
主題歌
「ひつじのショーン」
歌、演奏 - 石井竜也とタトーシープス
関連動画
日本版
海外版(English)
関連イラスト
関連タグ
おべとも学園・ピングー語:NHKで放送されたアニメ、かつ台詞が謎言語(おべとも学園は字幕で通訳される)。ピングーは動物が主人公・海外発のクレイアニメという共通点もあったが、「イン・ザ・シティ」ではCG製作になった。
外部リンク
ティミーを主人公にしたアニメ『こひつじのティミー』公式サイト
ニンテンドー3DS公式サイト内ニンテンドーeショップのひつじのショーン3D 1巻の紹介ページ
<2013年5月11日現在、4巻まで発売>