概要
漫画『ギャグマンガ日和』の作中作、不人気漫画『ソードマスターヤマト』において行われた誤植。
意味は不明だが、妙に印象に残る台詞である。
なお、正しくは『ヤマトが新必殺技「音速火炎斬」を繰り出しつつ「ウオオオオオオ!」と叫ぶ』シーンであり、どこにも「まそっぷ」などというセリフが入る余地はない。もはや誤植とかそういう次元ではない。
原因
原因は、非常にいい加減な性格の『ソードマスターヤマト』の担当編者・小島が、彼女ができたことで浮かれきって適当な仕事をしたせい。
他にもいくつかの誤植があり、そのことに電話で抗議する作者・夢野カケラに対して「やっちゃったZE☆」などと、まったく悪びれた様子もなく笑って済ませていた。なんだコイツ。
以下、その他の誤植一覧。
- アイツだけは…許さない!→パンツだけは…許さない!
- オレの憎しみは消えないんだ!→オレの肉しみは消えないんだ!
- お前がヤマトか!→お前はトマトか!
- オレがヤマトだ!→オレはポテトだ!
- オレの新しい技を見せてやる!→オレの新しい脇を見せてやる!
しかも、最後のページ(例の「まそっぷ」のところ)のアオリ文は「彼女ができました」という作品とは何の関係もない小島の個人的な近況の報告であった。
余談
蛇足だが、浮かれてこんないい加減な仕事をするようなやつだから当然かもしれないが、当の小島はこのあと(月刊雑誌なので恐らく1ヶ月以内に)その彼女からフラれている。
しかも初デートよりも前だったこともあって、仕事中に来たその別れのメールを見て「ありえないんだぜ」と叫びながらショック死している。
また、この小島の誤植がトドメとなり、ぶっちぎりの不人気となったソードマスターヤマトは我々がよく知る展開に続いていくのだった(あくまでトドメであり、元々人気は無い作品だった上に夢野が考えていた今後の展開ではどちらにせよそうなっていただろうことは想像に難くない)。