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ゆかえそ

ゆかえそ

「D4DJ」シリーズに登場するユニット「Peaky P-key」の笹子・ジェニファー・由香と清水絵空のカップリング。
目次 [非表示]

「大好きだからぶつかる時もある」


「でも、雨はいつか上がるから」


「「Stormy link」」


(2021/12/19 D4DJ D4 FES. LIVE -Party Time- Peaky P-key『Stormy link』前口上より)


概要編集

『ゆかえそ』は、『D4DJ』に登場する笹子・ジェニファー・由香清水絵空のカップリングである。


両者は『PeakyP-key』(以下、ピキピキ)にてDJ活動を行っており、由香がVJ/Cho.、絵空がCho/Pf.を担当している。ステージ演出も二人で考えていると見れる描写がある。


ピキピキのメンバーである山手響子犬寄しのぶは、こだわりが強いために衝突することが多い。由香と絵空はそんな彼女たちを支え、時に新しい視点を与え、意外なアイデアを持ち込む。

二人とも、響子としのぶを支える役割なら、世界中の誰にも負けないと自負している。


二人ともノリが良く、しばしばともにバカなことをし、企みを立て、しのぶをからかう。


由香と絵空の間には、言葉少なであってもお互いの考えが察せられる信頼感があり、言葉に頼らずとも理解し合える関係といえよう。


グルミク内での関係性について編集

リリース~D4fes1回目まで編集

由香のキャラクターストーリー『プロローグ 自己紹介』で、由香は「誰か一人(ピキピキのメンバー)について教えてください」と質問される。


この質問の回答に、由香は「一人は無理かな~。だって私たち全員でピキピキだからね」と前置きした上で、一番最初に「でも、絵空とは本当にバカなことばかりやってるかな」と答えた。

(その後、響子もノるし、しのぶもシャイなだけで楽しんでいると補足している。)


Peaky Stormy Story編集

『Peaky Stormy Story』は、D4fes後の8月初旬の台風シーズンに開催されたイベント。イベントストーリーの中心は、由香と絵空に焦点を当てている。


第1話、由香と絵空がダイナミックな演出とチャーミングな演出を巡って珍しく対立してしまい、険悪な空気に。響子としのぶは、そんな二人の様子を心配する。


第2話、雨の中、由香と絵空の関係はさらに悪化し、ついに練習や日常生活にも影響が出てしまう。


その後の第3話~第5話、響子としのぶが二人の関係を修復しようと奮闘し、しのぶが絵空に、響子が由香にアドバイスを送る。


第6話では、由香と絵空が雨の中で再会し、ついに互いの関係が修復される。二人は雨の中で傘を共有し、元の親密さを取り戻す。


第7話で、ピキピキは4人揃い、以前の雰囲気を取り戻す。由香が「元に戻るって信じていても、見守るのは楽じゃないよね~。でも、これで少しはわかってくれたかな?」と語るが、響子だけがその意図に気づく。(絵空は誤魔化すように晴れ間を見つけている)


このイベントと同時に実装された『星4 時雨−PHOTOGENIC 笹子・ジェニファー・由香』では、イベントの後日談が描かれる。


放課後、雨が降る中、由香と絵空は次のライブのイメージについて話し合う。うきうきで話し始めるが、やはり意見が割れてしまう。


しかし、お客さんのハートを掴みたいという根っこの部分が一致していると確認し、両方の要素を融合させて最高のものを作ろうと決意する。

そして、自分たちも響子としのぶに負けない名コンビだと自負し、互いの絆を再確認した。


その後、絵空の提案でスイーツの店で雨宿りをし、友情を温め合おうと決める。そして「2人越え」を目指す二人の姿が描かれ、彼女たちもピキピキの一員として信念を持って上を目指す姿が示された。


なお、エピソードの終盤、自分たちの関係を改めて言葉することが出来た由香が気持ちのまま絵空に抱きつく様子が描かれる。


由香に抱きつかれた時の絵空の反応を見るに、こういった行為(ここではハグ)はなんら特別なことではなく、日常的なものであると受け取ることができる。


イベント後のエリア会話では、由香が雨について「雨が降らないと見えないこともある」と語り、絵空も「ちょっとだけ」雨の日を好きになったと返す。


これは、雨の日が二人にとって「ちょっとだけ特別」なものとなる瞬間が描かれている。


また、同イベントの際に実装された楽曲が『Stormy link』である(後述)。


~最新まで編集

ピキピキ2章はしのぶが中心のエピソードでありながらも由香と絵空の絆が際立っており、2章の冒頭では、恐らく隣に座っている二人が、自然に相槌をシンクロさせる様子が描かれる。


オーディション当日も揃って早く到着して響子としのぶを待っていたり、しのぶが本調子でないことを悟るシーンでは二人に聞こえないように現状のマズさを確認し合ったりする姿が見られる。


『強想シュプリーム』の作詞においても、最初にしのぶが書いた歌詞を由香が加筆し、その後絵空も参加するよう由香が誘っていた。


この過程では、由香が猫なで声で絵空に歌詞を見せるように促すシーンがあり、その愛らしさが際立っている。また、二人はしのぶが勝手に修正した部分も快く受け入れる寛大さを見せている。


由香が作詞を始めることになったのは、『星4SP 1stAnniversary 笹子・ジェニファー・由香』のカードエピソードがきっかけである。


自身で個展を開催した際に展示する写真が何か足りないと思った由香は詩を添える。詩はおおむね好評だったが、由香はそれに対してかなり照れるリアクションをとる。


写真を撮る役目も絵空に取られてしまい終始タジタジな由香。絵空はそんな由香を「ラブリー」と表現して撮影、写真を自分だけのものにしようとするなど、二人の特別な関係性が強調された。


ピキピキ3章は基本的には響子と由香、しのぶと絵空の視点で話が進むため、これまでのメインストーリーと比べてもほとんど描写がなかった。しかし、二人のこれまでのスタンスである「響子としのぶを支える」を徹底していた。


それ以外での関係性について編集

コミカライズ編集

マンガドアにて連載されていた『D4DJ the Prologue of Peaky P-key』では、中学時代のピキピキが描かれる。

メインは響子としのぶの話であり、由香と絵空の関係性については多く描かれていないが、二人の繋がりを感じさせる場面がいくつか存在する。


例えば、まだ出会っていない絵空の存在を敏感に察知する由香の様子や、由香と絵空の考え方がシンクロし共感した瞬間が描かれている。


また、しのぶの視点から見た二人の姿や、突飛なことを考え企む絵空と、それに自然に協力する由香の様子も描かれている。


楽曲編集

Stormy link』は由香と絵空の曲と言っても過言ではない。


記事の冒頭で触れた台詞は、『Stormy link』が初披露された際の前口上であり、その初披露からD4fes All inまで、ステージのライティングは由香のメンバーカラーである黄色と、絵空のメンバーカラーである緑で固定されていた。


歌唱面でも、Bメロの大部分を由香(小泉萌香氏)と絵空(倉知玲鳳氏)が担当しており、最終盤に向かう間奏で二人が息を合わせたダンスは必見である。


アニメ編集

ユニット内で後方に位置する二人であるため、由香と絵空の出番はそれほど多くないが、二人一緒にいるシーンは度々見られる。


アニメ1期では、VJ講座をしてみたり、中庭で由香が絵空にソシャゲの話をしていたりする場面がある(真秀に愛本りんくがピキピキに入る話だと勘違いされる)。


また、サンセットステージでABSOLUTEを披露した際には、パフォーマンス中にアイコンタクトを取っている場面も確認できる。


二期でも出番はそれほど多くないが、会議のシーンではさりげなく隣同士に座っていたり、二人揃って呆然としたり、謎に姿勢よく手を挙げたりする場面が描かれている。


えそらん編集

ピキピキにおいて、そしてゆかえその中でも登場回数は少ないにもかかわらず、謎の存在感を放つキャラクターが「えそらん」である。


えそらんの初登場はアニメ1期で、真秀がむにに見せたVJの参考資料『ジェニー&えそらんのカエルでもわかるVJ講座』で、VJという役割について簡潔に説明している。


無表情ながらも表情豊かなをえそらんと、それを演じる絵空の怪演ぶりや、終始お姉さんモードな由香も相まって、短い登場シーンながら視聴者に確かなインパクトを残した。


その後もジェニー&えそらんは度々登場し、グルミク内のライブでも掛け合いとなっている他にも2023年3月に行われたピキピキ1stLIVEの幕間映像でも登場し、キャストと観客から大きな笑いを取った。


VJ講座で登場していたが、絵空が響子に貸す描写がある辺り、えそらんは絵空の所有物であると考えられるが、正確なところは不明である。


また、余談だが、実際にカエルが好きなのは由香役の小泉萌香氏である。


さらに、余談の項目でも触れているが、公式4コマ『D4DJ のぞき見mix!』第76話にえそらんが初登場している。

夏用と冬用のメイクの違いに悩む由香の頭の中にイマジナリーえそらんとして現れ、「がんばって由香!」と応援するが、由香は結局自己流で納得してしまった。


『星4SP GroovyFes track.1 清水絵空』において、静止画(アニメの切り抜き)ではあるがえそらんがゲーム内で初めて登場した。

(Peaky Stormy Storyでえそらんと思わしきパペットが登場しているが、テキストのみの登場かつ名前への言及はなかった)


こちらでも、相変わらずジェニーおねえさんとコミカルなやり取りを繰り広げていた。


2023年9月23日に開催されたPeaky P-key「All Time High ~Connect~」の幕間映像では再びえそらんが登場し、今度は『ジェニーとえそらんのカエルでもわかる筋トレ講座』を開催した。

ライブ会場ではどうやっても不可能な筋トレを次々に紹介し、ライブの合間を繋いだ。


余談編集

カードエピソード編集

『星4 迎春万歳☆2022! 笹子・ジェニファー・由香』のカードエピソードでは、日本舞踊を踊る由香に対して絵空が由香のスタイルや顔立ちの良さを褒めた。


また、転びそうになった由香を絵空が抱きとめたシーンでは、絵空が「……あら、由香、なんだか今日のあなた、いつもより……」と言い、由香の晴れ着に重りが仕込まれていることに気が付く。


「いつもより」という台詞は、「いつも」がわからないと出てこない。このような距離感の近さが、二人の特異な関係性を際立たせているだろう。


同イベントの星3絵空のカードエピソードは、ウェイクボードに乗った由香を絵空が水上スキーで引っ張るという内容になっており、珍しく絵空が由香をフィジカル的に翻弄する内容だった。


また、このイベントは一部のユーザーに台本が配布されており、その台本はしっかりと表が響子としのぶ、裏が由香と絵空になっていた。


さらに、由香の誕生日1周目のカードである『星4 Birthday 笹子・ジェニファー・由香』では二人の距離感が異常に近く描かれており、絵空の誕生日1周目の際には由香が絵空を抱っこするシーンや、日常的にマッサージをしてあげる描写も見られる。


『星4SP GroovyFes track.1 清水絵空』では、ジェニーとえそらんとして登場し、ジェニー(由香)が「ずっと一緒にいる」というセリフでえそらん(絵空)を安心させる場面も描かれている。


10月3日からのファンタジア文庫とのコラボイベント「Fantasia Groove!! -後編-」で、由香と絵空が『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のキャラクターとして登場する。

由香は「アニスフィア・ウィン・パレッティア」、絵空は「ユフィリア・マゼンタ」とコラボする。


『星4SP 転生王女 笹子・ジェニファー・由香』では、夕暮れに帰り道を歩く二人のシーンが描かれ、由香が絵空の写真を撮って「空見てる絵空、綺麗だったからね」と言う。


また、絵空は、夕焼け空に飛行機雲が伸びる様子を見ていたと話し、由香は空を飛べたらすごい景色が撮り放題と思うと話す。


絵空は清水家の施設でスカイスポーツができるところがあると話し、一緒に行こうと誘う。

運動が好きでない絵空がスポーツ施設に自分から一緒に行こうと誘っているということから、絵空の由香への想いが感じられる。


『星4SP 天才令嬢 清水絵空』では、絵空が父の取引先の娘を東京で案内する話が描かれている。取引先の娘は絵空を困らせ、カフェやショッピングモールで荷物持ちをさせる。

困った絵空が由香に助けを求めると、由香は絵空を担いで逃げた。


後日、絵空は響子としのぶにそのエピソードを話す。由香の行動で取引先の娘は「誘拐」と騒ぎ、絵空も笑いながら由香に担がれていた。結果的に、絵空は由香に感謝し、「また私がピンチの時にはよろしくね、誘拐犯さん♡」と伝える。


4コマ漫画編集

グルミク内で連載されている4コマ漫画の第35話では、「絵空ってホント肌綺麗だよね」と言う由香に対し、絵空は楽しそうに美容について話すが、由香本人はというと美容の大変さにたじたじであった。


2023/7/17に更新された第76話では、絵空のおかげでメイクに興味は持てたが、トレンド等にはいまだに疎い様子の由香が、夏と冬でメイクを変える理由についてイマジナリーえそらんを交えつつ悩む内容となっている。


しかし、結局由香は「気分でプロテインの味を変えるみたいなことか」と彼女流に脳内変換して解決してしまった。


また、メイクをしているコマ(2コマ目)ではライブ衣装ではなく制服であり、普段から絵空にメイクをしてもらっている様子が覗える。


更にこのコマでは由香側にハートが描かれており、この話が由香視点であることを考慮すると「由香は絵空にメイクをしてもらうのは結構気に入っているのでは」と推測することできる。


ボイス編集

2023/7/1に公開された季節ボイス(夏)では絵空が由香が夏の発見を楽しそうに教えてくれることに対し、「由香自身がヒマワリみたい」と言っている。


2023/9/9の絵空の誕生日の際には、サプライズで両親が登場したことに思わず涙ぐむ絵空に対して由香が私の胸に飛び込んでいいと言っていた。


2023/12/5の由香の誕生日の際には、絵空が単独で超高級トレーニングマシンのプレゼントを用意していた。


絵空によると、「由香と一緒に動画を観てたときほしいって言ってたから」らしい。

「由香と一緒に動画を観ていた時」というのが二人の距離の近さを感じさせる。


その他編集

  • 由香のキャラクターストーリー「エピソードNo.1 秘められしパワー?」では、由香が絵空にメイクを教えてもらっていた事実が明かされる。
    • 普段は適当なメイクをしている由香に対し、絵空がライブ前にメイクをしてあげていることが判明する場面がある。

  • 陽葉学園内のエリア会話では、なぜか腕相撲を挑んでおり、AMEZAのエリア会話では写真撮影シーンがあった。
    • 特に写真撮影では由香が絵空の自然体の姿を「一番かわいい」と褒め、照れた絵空をカメラに収めるシーンが印象的。

  • 由香には実際に妹がいるが、絵空は一人っ子であり、寂しがり屋である。この「面倒見の良い姉」「寂しがり屋の一人っ子」という対比が、二人の関係をより深くしている。

  • 響子としのぶのエピソードが冬に関する話題が多いのに対し、由香と絵空は夏をテーマにしたものが多い。

  • ライブ(リズムゲームパート)中の会話でも、時に響子やしのぶを巻き込んだり、時にしのぶをいじったりしながらふざけ合う二人が見られる。
    • ジェニーお姉さんやえそらん、小悪魔やヴァンパイア、笹子にお繋ぎ、他コンテンツを匂わせるなど様々なことをしているが、最も注目すべきはやはり「由香王子と絵空姫」である。
      • 響子の何気ない振りから繰り出された「絵空姫、お手をどうぞ(低音)」という由香のセリフに対し、「ありがとう、王子様!」と絵空が応じた場面は、多くのえそらんファンを歓喜させたとか。特に、由香の低音ボイスは中の人も相まって必聴である。

  • 麗と絵空のリレイベでは、由香が絵空に対して「(絵空が陽葉学園に進学したことに対して)なるほど、それで私という才能に出会えたわけね?」と言う。
    • これに、絵空が「由香みたいなちょっと変わった才能と出会えて幸運」と返すと、由香が照れるというシーンが見られる。

  • 『side:nova第9節 -SUPER NOVA-』ではエルシィのMCに対して絵空が「むむむ……。もしや陽葉学園のラブリー担当の座を狙ってる……?」と言う。
    • それに対し、由香は「大丈夫だよ。絵空が一番ラブリーだよ!」と返す。

  • 2023年8月の青ブタコラボの際に追加された新規エリア会話では、二人が入れ替わった場合の生活を想像するやり取りがある。

  • クリスマス時期に開催されたピキピキの箱イベ『Peaky Nights Memory』ではイベスト読了後に追加されるエリア会話で二人の会話があり、絵空が由香にサプライズプレゼントの相談を持ちかける。
    • 絵空は「モミの木」という予想外のプレゼント案を持ち出し、由香に新幹線のチケットを渡す。由香はそれに呆れながらも絵空に応える形で北の方へと出発した。

関連タグ編集

D4DJ PeakyP-key 笹子・ジェニファー・由香 清水絵空


少女☆歌劇レヴュースタァライト:同じブシロード作品で、2人のが共演している。

また偶然ではあるが、両者が演じているキャのイメージカラーも由香と絵空と同じである。

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