概要
東方Projectに登場する八雲紫と八意永琳のカップリングである「ゆかえー」(または「えーゆか」)にまつわる派生タグ・カップリングフレーズの一つ。
二人のカップリングの詳細については主に「ゆかえー」記事を参照。
紫と永琳は作中においてそれぞれ「妖怪の賢者」、「月の頭脳」などとしても語られており、実際にその知識や経験などを通して作中の出来事に(時にはストーリーの根幹部分にも)関わるなど、それぞれ「智」の姿が語られている。
二人の「智」
その叡智については主な作中時間以前の出来事である幻想郷の構築(紫関連)や月の都の建設(永琳関連)などで具体的に発揮されている他、作中時間においても例えば紫については地底や月にまで渡る多様な人物(存在たち)への理解や永琳については超常的な効能をもたらす薬品の開発などの形にもその片鱗が表れている。
さらには二人とも新しい知識に触れることにも開かれており、それぞれ変化する世界や未知の刺激を新たに学んだり体験したりすることで、自然なあり方で知の結晶をさらに高めている。
紫と永琳という地上と月の叡智は、流動と結晶の両面でなおも成長を続けているのである。
『東方永夜抄』にて紫と永琳が出会い、作中での経緯から永遠亭が幻想郷に開かれたことで永琳は紫と同じく地上の民となる道を選んだ。
『東方儚月抄』において紫と永琳はその知恵の攻防を通して鍔迫り合い、『東方紺珠伝』で語られた月の物語においてもそれぞれの形で存在感を示すなど、紫と永琳の二人は直接・間接の両面において、その胸に秘める計り知れない叡智を通しても語られているのである。
二人の知識または経験の多様さや深さについて、紫については八雲藍や稗田阿求などが、永琳については蓬莱山輝夜や綿月豊姫などがそれぞれの形で語っており、畏怖や敬意などを寄せる者もある。
ただしその豊かな智慧やそれに基づいて表れる言葉たちが他者にとってスムーズな理解の範疇であるかと言えば必ずしもそうではない様子で、本人たちもその智慧で他者が翻弄される様を楽しんでみたりすることもあるようである。
関連する他のpixivのタグ
紫と永琳のカップリングとしては本カップリングフレーズの大本である「ゆかえー」をはじめ、そのカップリング関係が「ゆかえー」とが逆となる「えーゆか」等がある。
東方Projectのカップリングに関連してはそのカップリング名に提示されたメンバーの前後(左右)が一般的なカップリング名称にみる「攻め / 受け」の関係性を必ずしも示すものではないという運用文化があり、「ゆかえー」または「えーゆか」もまた互いの逆のカップリングアプローチも含み得る。
一方で明確に両者が使い分けられ、作中におけるカップリング関係における「攻め / 受け」を明示する意味合いとしての運用も並行してなされているなど、その運用の文化は多元的・相互包括的である。
「ゆかえーは地上と月の叡智」においても、「ゆかえー」としてのそれに加えて例えば「えーゆかは月と地上の叡智」等とも表現され得る要素との両面を含み得るものと言えるだろう。
この他紫と永琳に関連したカップリングフレーズとしては「ゆかえーは難易度エロティック」がある。